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宝物

作者: 黒蓮

貴方がくれたその言葉。

形には無いけど一生忘れられない宝物。



高2の夏、中学のこの頃から続けてきた部活を辞めました。部員と上手くいかず、後輩すらも守ることが出来ませんでした。

親も部活をずっと認めてくれなくて、部活に行くと必ず部活の悪口を言われたものです。


周りの友達に辞めようか相談すると、大抵、

「辞めれば?」

の一言で、それがものすごく嫌でした。

何も知らないくせに、

「そんな部活辞めちゃいなよ」とか、

「あんなくだらない部活」だとか。

自分の中では大切な部活で、大切な仲間たちのことを否定された気がして嫌でした。

否定されたぶん、見返してやりたくて部活を続けるけどやっぱり辛くて。どうしようもなかったのです。


そんな時でした。


貴方は言ってくれましたね。


「続けてもいいんじゃないかな?君にとって部活が大切なものなら。周りなんか気にしなくていい。所属している君だからこそわかるいい所があるんだろ?それを守るために続けたっていいじゃない。でも、頑張りすぎると辛いから。たまには息抜きしないとね」


その言葉は自分の中で気持ちを固めるきっかけになったんです。

その言葉を受けて私は部活を辞めることを決めました。


大切な後輩たちが同級生から無視されて辞めて行った時、泣きながら私に謝りました。


「先輩は自分達の為に頑張ってくださったのに途中で投げ出してごめんなさい」


それが物凄く辛くて。守れなかったのだと。

そしてよく考え決めたのです。


自分にとって大切な部活を守るには、自分はこの場所にいないほうがいいと。


そうして辞めました。





今でも思い出しては泣いています。

それでもね。後悔はしてないの。

貴方がくれた言葉を胸に、今ではもう一緒に笑い合うことは出来ない場所を、今でもずっと想い続けているんです。





はじめまして、黒蓮と申します。

初投稿です!

設定とか一切なしです。一応女の子を想像して書いたのですが…。

文章力無いので読みにくいとは思いますが、暇を持て余してる方是非読んでみてください。


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