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ルナ視点
あぁ.....ついにこの日が来てしまった。
あの方を犠牲にし、地球の崩壊を止める。
とても楽しそうに過ごしている、あの方に現実を突きつけなければならない。
人間のせいで....
心の底から沸々と湧き上がってくる怒り、
こんな世界崩壊してしまえばいい、
人間の分際で、あの方がーーれたこの世界を、人間いや、たがか星如きが.....
しかし私は、その残酷な運命を伝えるために存在しているようなものだ。
あの方にその使命を与えられたのだから...
そう考えながら、教室の隅であの方がどうか、来ませんように、とそう願いながら、ただただ時間を過ぎるのを待っていた。
ーーおはよう!ーー
あぁ.....来てしまった.....
明るく楽しそうな声が聞こえてくる。
今1番会いたくない、あの方の声が.....