第6頭突き 光闇ファー
~魔王城・魔王の間手前~
店主ユリは魔王が待つと言われている魔王の間に入ろうとしていた…
店主ユリ「いよいよ…魔王か~どれぐらいの強さを誇るんだろうね?ではいきますか!!」
**「「ちょっとまったぁ~!!」」
店主ユリ「?!」
*「魔王様の部屋に忍び込むとはなんてことだ!!」
この10代後半の魔族のオスは闇のダークファー!!
*「とってもいけないのよ!!めっ!!」
この10代後半の魔族のメスは光のライトファー!!
店主ユリ「邪魔だから…大人しく引いてくれる?」
店主ユリは…冷静に相手を威圧している!!
闇のダークファー「おいおい…引いてくれだって…?全く嫌だね!!魔王様にこの侵入者は近づけさせないぞ!!」
光のライトファー「魔王さまの平和を脅かすものは許さないわ!!」
闇のダークファー「だから…覚悟しろ!!勇者!!」
店主ユリ「え……誰が勇者?違うわよ?」
闇のダークファー「へ?違うのか?」
店主ユリ「勇者じゃないし…まあ言ってしまえば…店主ね…」
光のライトファー「店主?なにそれ?」
闇のダークファー「じゃあ……結局はただの人間なのか!!」
店主ユリ「まあそうだけど……ただモノではないけど?」
光のライトファー「それにしても…魔王様に歯向かうなんて……とっても生意気なのね!!」
店主ユリ「あら…小さいクセによく言うじゃない…本当に可愛いわね…このメスガキ♡」
光のライトファー「むきーっ!!ライトファー小さくないもん!!ライトファーはまだまだ大きくなるもん!!」
店主ユリ「あら…まだまだ大きくなるの?小さいのに?どうするの?!」
光のライトファー「そんなの…どうにかするもん!!するもん!!」
店主ユリ「どうにかって?教えなさいよ…このおチビちゃん?」
光のライトファー「お…おチビちゃん!?なんて初めていわれたわ!!むきっ―――!!」
闇のダークファー「おいおい…ライトファー…お前が煽られて…どうすんだよ…」
光のライトファー「それとこれは別なの!!」
闇のダークファー「そ…そうか…なら…侵入者よ…早速だが…勝負だぜ!!」
店主ユリ「まあそんな事はどうでもいいから……時間が無駄だからね…ここはさっさと倒してあげるのよ!!」