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10代の僕はかなり髪の毛が薄くなってきてますが、女の子にモテますか?

作者: 七瀬
掲載日:2022/11/14







僕はまだ16歳の男子だ。

でも見た目は、“薄毛のオッサン。”

完全に髪の毛が薄くなってきている。

前髪をあげるとかなり上の方まで剥げてきていた。

だからいつも前髪はしっかりおろして薄毛を隠している。

だけど? てっぺんも少しづつだが薄くなってきている事に僕は気づいた。

このままいくと? 10代の間に髪がなくなりハゲてしまうんじゃないかと

不安で眠れない日々が続く。

流石に、母親に相談もできず父親に僕は相談をした。

因みに、父親も若い時から“髪の毛”の事でかなり悩んでいたらしい。

今はスパッと丸坊主にしている。




『なあ、親父?』

『うん、なんだ?』

『“髪の毛の事なんだけど。”』

『お前もやっぱり髪の毛で悩んでるのか? ごめんなそれは遺伝だわ!』

『遺伝って? どうやったら髪の毛が生えるのかな?』

『俺も随分と若い時から髪の毛の事で悩んだし努力もしたが、

俺のオヤジも剥げててな、もうどうにもこうにもならんかった!』

『えぇ!? “爺ちゃんも?”』

『あぁ! これは遺伝なんだ、俺たちがどうこう出来るしなものじゃ

ないと分かったんだよ!』

『このまま何もしないで剥げていくのを待つだけなのかよ!』

『育毛剤もつけたし、カツラも作った事があるがどれもしっかりこなかった。』

『ウィッグとか? 増毛とかは親父やったの?』

『俺の時代は、そういうのはなかったからな! お前はやってみたらどうだ?』

『高いんだろう? お金がないよ、』

『父さんが金の事は何とかしてやる! やってみるか?』

『うん!』








・・・という事で、僕は親父と一緒に増毛してもらいに行った。




『いらっしゃいませ~ 今日はどうなさいますか?』

『“増毛してください!”』

『髪を増やしたんですね!』

『はい!』

『でも一回で髪を一気に増やすと周りの人達からも直ぐに気づくので

少しづつ増やしていきましょう!』

『はい! お願いします。』

『任せてください! きっと髪が増えると女性にもモテますよ。』

『えぇ!? 本当ですか?』

『勿論です!』

『良かったな、女子にモテるってよ。』

『お父様も髪を増やしますか?』

『いやいや俺は結構です! 俺は既に愛する嫁が居ますから。』

『なに気取ってんだよ親父!』

『お前はまだ16歳なんだ! 今から剝げててどうするんだよ!』

『・・・あぁ、まあな、』

『きっと増毛したら、“おモテになりますよ。”』

『お姉さんも僕の事が好きになりますか?』

『きっと好きになると思います。』

『じゃあーお願いします!』








僕の髪は1週間ごとに少しづつ増毛されていった。

気がつけば? 僕の髪はフサフサ。

増毛のおかげで、僕は女子にモテまくり。




『“平野君って今彼女とか居るの?”』

『えぇ!? い、いや? 彼女は居ないよ。』

『だったら、私の事少しは考えてほしんだけど......。』

『どういう事?』

『“平野君の彼女になりたいって事かな。”』

『・・・あぁ、考えさせてもらうよ。』

『ありがとう。』






髪の毛のせいなのか? 僕は今までにない“モテ期がやってきた!”

髪があるかないかで、こんなに女子にモテるとは、、、?

やっぱり、“見た目”なんだと思った。

でも? そうなると僕の性格を知ってくれる女性ひとに僕の事を

好きになってほしいと思うようになった。

僕の髪を増毛してくれたお姉さんにその事で相談しに行った。



『お姉さん、僕の悩みを聞いてくれますか?』

『髪は増えたでしょ! 女子にもモテるよね?』

『モテるんですけど、“僕の性格を知って好きになってほしんです”』

『それはもう、私に相談するのはおかしな話よ。私は髪の悩みは相談に

乗れても、性格の話は訊いてあげられないんですもの。』

『・・・ど、どうして?』

『本当の自分を好きな女性にだけ君が見せるしかないんじゃない!』

『・・・うーん、そうだね!』

『頑張って!』

『うん!』







僕は僕の性格を好きな女の子を見つける。

僕の見た目だけじゃなくて、僕の性格を知ってくれて好きになって

くれた女の子。

見た目も大事だけど、最後はやっぱり“中身”だよね!


最後までお読みいただきありがとうございます。

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