プロローグ 1
こんにちは
ぶたにくまんです。
こちら初めての投稿となりまして、不満のあるところもあると思いますがどうぞお立ち会いください
―――では、いい人生を」
そう言って私は新たな魂を送り出したわけなんですが、、、
聞いてくださいよ皆さん
私、死した魂を次の生に導くため、ここに呼んでいるわけなんですけども、最近やれチートをくれだの、 やれハーレムを作りたいだのそんな要求をしてく
る魂が多いのなんのって、、、
そんなの無理に決まってますのに
異世界に送ってくれ、とかならできるんですが
ええ、できますよ。というか同じ世界に転生させるわけには行かないので、結局、異世界に転生してもらうんですが
理由は秘密ですがね。
え? 私は誰なのか? ですか?
ああ、そういえばまだ言ってませんでしたね
私の名前はミリエル、転生を司る女神
,,,様に仕える下級天使です
女神様ではありません
あたりまえですよ。 女神様がこんな雑用するわ
けないじゃないですか。
はい雑用ですよ。 ウン十億人も知的生命体がいる世界の魂の転生を女神様一人でできるわけないですよ
ただでさえ忙しい身なのに
で、話を戻しますがほんっっっっっとおぉぉにっ!
そんな要求が多いのですよ。 これも下界で異世界転移を題材とした話が流行っているからですかねえ
上に述べたものなんかまだマシな方でして、酷いものなんかではこの前なんか 神にしてくれ なんか要求してきあがったんですよ!
私、天使だって言いましたよね!!!!
天使が人を神にできると思ってるのかぁ!!
ほんとにぃィィィィィ
あっ///
なんでもありませんよ? ええ、本当に
なので気にしないでください、はい
まあ、でも中にはまともな人などもいますよ
それに面白い人や変な人も
あ! 聞きたいですか? いいですよ
これはこの前のことなのですが、、、、、
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―――ようこそ、新しい魂よ
トラックに轢れ死んはずの俺の耳にきこえてきたのはそんな言葉だった
ここは、いったい
周りを見るとそこはなにもなく、ただ白い空間が広がっていた
トラックに轢かれてこんなところにいるとか、どこのテンプレだって話だが本当に起きたんだから仕方ない
―――あの、もしもし?
それはそれとして、どうやら今俺は、流行りの異世界転生をしそうになっているらしい。
―――もしも~し 聞いてますか?
ならばやることは一つ
「転生先はもふもふにしてください!」
―――えっ?