表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

クソヒロインに花束(イバラ)を♪6

只今これから起こります寸劇に、どう対処したら良いのか考えております私オディール・バーガンディ公爵令嬢でございます。


・・・何故あれを目にしているのに、彼処まで能天気でいられるのでしょうか?


まさか蕀に締め付けられていると言うのに、逃げられると思っているのでしょうか?

自分の死刑執行が、今まさに行われると言うことが分かっていないのデスネ・・・


・・・お花畑・・・と言って良いのでしょうか?


乙女ゲーム?の設定のままに、この世界が動いていると思っているのでしょうか?




私はゲーム?の内容を知りませんが、このような状態でいったいどうするつもりなのでしょうか?


と思っておりましたら



『いやぁ~ん♥️

リュミわぁ~聖女なんだからぁ~、アクア様をそこの悪役令嬢からぁ~救ってアゲルのがぁ~♥️

し・め・いなんだからぁ』


などとホザキヤガリまして!!


どうしてくれましょう!

と、思いましたその時


『あっ?ギャー!!!』


ソール・ライトニング様の電撃が、見事にクソビッチ

あっ・・・ブショネ男爵令嬢にヒットいたしました。


『邪妖精使いの分際で、聖女を騙るなどその身を消去されたいのか!』


ソール・ライトニング様の電撃を受け、頭が面白い事になっています男爵令嬢(クソビッチ)


『何言ってんの!

アタシは聖女で、シルフィエール様と結ばれこの国の皇妃として君臨するんだから!!

アタシに逆らうやつなんて、いくらイケメンでも死刑だから!』


・・・先ほどもシルフィエール様?と言っておりましたが、いったい何方の事を言っておりますのでしょうか?


と思っておりましたら


『シルフィエール?

確か三代前の元皇太子だったかな?』


私の愛しい婚約者(アクアライン)様が、グレイッシュ様の肩を借りこちらへ向かって来られました。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ