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プロローグ
初投稿。初シリーズ。初めてのことばかりなので、誤字などがあっても大目に見てください(´・ω・`)
ーーららりらるら………
何処からか歌声が聞こえる。
優しくて、温かい、安心するような、そんな歌声。
小鳥のようなその声は徐々に遠ざかり、聞こえなくなった。
ーー…あーあ、最後くらい痛くしないで消えたかったなぁ………
私は、誰も立ち入らないような森の奥、千年樹の前にいた。
…いや、正しくは、倒れている。かな。
今までにないくらいの痛みに襲われて、寒さで意識が飛びそうな時。まさに、死の狭間ってところ。
ーー誰か、見つけてくれないかなぁ…なんて、贅沢言い過ぎかな……
だって私は………
"幽霊なんだから"
私、綾瀬ゆうなの一生は、とても永くて、とても短かった。
はい!緊張の第一回目の投稿を終えてホットしているアホ作者でございます。(ただのプロローグなのにとか言わないで)これから先のことを考えるとクラクラしてきますが、<(_ _)>よろしくお願いします