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手にすること、失うこと(2)


(2)


音がする。外はまだ暗い。時計を見ると4時だった。

4時は雪がバイトに向かう時間だ。私も起きる。

「まだ、寝ててもいいのに」

そう言った雪は穏やかな表情をしていた。昨日言っていた「別れましょう」という言葉はまるで夢だったのではと思えるくらい普通だった。

そして、雪の顔は久しぶりに見る笑顔だった。澄み切ったその笑顔はどこかはかなげで、けれどキレイだった。

「いいよ。一緒に出かけよう」

私は用意が終わっている雪の手を取ってマンションを出た。

外は凍てつくような寒さだ。太陽からの熱量が減ってよけいに放射冷却をきつく感じる。

一日で一番寒い時間に私たちは外を歩いていた。

つないだ手を私のコートのポケットに入れる。

昨日の雪のセリフは気にしないで置こう。私はそう思った。雪を見つめたが、雪が見ていたのは正面だった。そこには信号が青から赤に変わろうとしている風景があった。

「今日、夜会いに行っていい?」

私は不安になってそう言った。雪が言う。

「今日昼は学校、夕方はバイトでしょう。それにバイトの後は就職塾で同じ特殊公務員を受験していた人と会っているんじゃないの?」

確かにその通りだった。バイトはあったし、その後は同じ就職塾で仲良くなった「佐波」も内定をもらっていたが、同じように特殊公務員を受験していた。

そのことを雪にも話していた。雪は暗い表情だったので紛らわすために色んな話しをしていた。

その中で「佐波」の話しもしたのを思い出した。

今日の雪を見ているとまるでこの数ヶ月就職活動でうまくいかなくなって落ち込んでいたのがウソのようだった。

なんだか前までの雪に戻ったように感じた。

「じゃあ、終わったら連絡するよ」

私はそう言って、駅についたので雪の手を離した。

思えばこの手を離すべきでなかったのかもしれない。いや、もうはじまっていたのだ。

今更何を言っても変えることはできない。私に残されたのはただの「後悔」という二文字だけだった。

「じゃあ、行ってくるね」

雪が手を振っている。ここから方向が別になるので私たちはホームで向かい合いながら笑っていた。

この幸せが続くと思っていたのだ。

目の前に電車が来て、先に私が電車に乗った。加速する視界の隅に雪の表情が見えた。その表情が泣いているように見えた。だが、電車は止まってくれずただただ私と雪との距離をあけていくだけだった。



携帯が鳴る。メールだ。相手は「佐波玲」と出ている。

今いる就職塾で仲良くなったやつだ。就職塾は大体20名くらいで男女比率は6:4で男性が多かった。

その男性の中で目を引いたのがこの「佐波」だった。佐波は180センチくらいの身長に白い肌、彫りの深い顔立ちをしていた。

日本とドイツのクォーターだといっていた。明るく、いつも笑顔でまわりに気を使うのがうまく盛り上げる。

モテるやつだと思ったが、なぜか彼女をずっと作っていないことも不思議だった。

外見だけで判断されるみたいでイヤなんだよね。だって、俺の何を知って告白してきたのかっておもうだろう」

一度彼女を作らないことを聞いたときに佐波が言っていたセリフだった。

だが、私は佐波の携帯の待ち受け画面を見たときに気がついた。

そこにいた女性を知っていたからだ。別に知り合いというわけではない。テレビの向こう側に観たことがあるからだ。今一番テレビにでているアイドルの「Minka」だ。

「ファンなの?」そう聞いたら「妹なんだ」と返ってきた。続けてこう言ってきた。

「妹が言うんだよな。お兄ちゃんは彼女作っちゃダメだからね。私も我慢しているんだからって。だから、俺は彼女作れないんだ」

そう聞いたとき、私の中で佐波は「シスコン」と認定された。思いや恋愛は人それぞれだから何も言わないし、細かいことを気にしていたら今のグローバルな社会では生き残れない。色んな人がいて、色んな人とコラボしていかないと今の世の中は生き残れない。

それがこの企業体が増えている現状だと思う。

携帯のメールを見る。

「七海は特殊公務員受かったか?俺は昨日合格の連絡が来た」

どうやら、佐波も特殊公務員に合格をしたらしい。私も合格をしたとメールしたら電話がかかってきた。

「やったな。二人で日本を変えよう!!じゃあ、夜塾で」

そんな熱いことを話していたら学校についた。学校での友達も内定をとっているものも増えてきた。だが、就職率49%が意味することは2人に1人は就職できていないという事実でもある。

当然友達の中でも顔が曇っていたり、明らかに様子がおかしくなっているものもいる。

負のスパイラルに陥っている。面接で落ち続ければ人格そのものを否定されたと思い自分に自信がなくなってくる。

そうなると面接なのかお通夜なのかわからない状態だ。そして、そんな暗い顔をした人と誰も一緒に仕事をしたいと思わない。

それに「保護観察」なんかに落ちてしまったらもう二度と這い上がることは難しくなる。

親が裕福ならなんとかなるかもしれない。だが、24歳を超えた成人の人頭税はいきなり跳ね上がる。だから親はどうにかしてでも子どもに働いてもらわないといけない。それでも負担を頑張っているとさらに30歳を超えた扶養者の人頭税は倍になる。

つまり、30歳までにはニートを卒業しないといけないのだ。そうでないと親の負担額が大きくなりすぎるからだ。

それを企業側もわかっている。だから年々新卒の初任給が下がってきている。最低賃金は見直されたが、最低賃金ギリギリの求人募集がほとんどだ。最低賃金での所得は最低課税金額でもある。国はその金額が補償されれば財源が確保できると判断したらしい。


私は雪と結婚をするのなら子どもを早く作らないといけないと思った。

結婚をして扶養控除として雪を入れたとしても1年以上子どもがいないとただ単に二人分の人頭税を支払わなければならない。

だから、今の世の中でき婚のほうが圧倒的に多い。そのほうが節税になるからだ。

少子化問題の解決が課税だというのが寂しいことだけれど、この国策は間違っていなかったのではと思う。

学校では特殊公務員に賭けていたヤツがいたのがわかる。私は学校では合格したことをなぜか友達にいえなかった。

そう、大学の友達は全滅だったからだ。だから、こっそり就職課に言って、合格したことと、一般企業からもらっている内定を辞退する旨を伝えた。

居心地の悪い就職課を出た。そういえば学校に雪がきていないことに気がつく。

確か雪はこの時間必修科目を取っていたはずだ。私は教室をのぞきにいったがそこに雪はいなかった。

「ねぇ。今日城間って来ていた?」

良く城間と話している広川という女の子に声をかけた。広川は首を横に振るだけだった。

雪は皆勤賞とまではいかないが、どちらかというと出席率は高いほうだ。だから不思議に思った。

雪にメールを送る。だが返事はなかった。不安だったので電話をしたが電源が入っていないためかからない状態だった。

今までも連絡が付かなかったことだってある。それにこの時期は急に面接やら選考が入ることだってある。まぁ、夜に会いに行けばいいか。

そう思って学食でも食べに食堂に行った。正直、私の学校はそこまでレベルは高くない。就職塾に来ている難関大学の人たちと大学の友達とでは意識が違うのがわかる。だから、このメンバーと話していると差を感じてしまう。

就職活動をするまでは感じなかったのに、なんだか学生と大人の境界線の大人側にまだみんなが来ていないのがよくわかるんだ。

「お~七海じゃないか。いいよな~お前は内定が取れていて」

そう話してきたのは高校の時からの友達の岸本だった。岸本は、髪は面接のため黒に染めなおしているが前までは茶髪だった。あけていたピアスも今は透明なものでごまかしている。

近くで見ないかぎりそこにピアスがあるようには見えない。

黒縁メガネをかけてスーツをきていた。どうやら午前中面接だったらしい。

「岸本、面接どうだった?」

私は岸本とまわりでうなだれている仲間の下にいった。

岸本の他に、菊野、吉井、宮崎、そして私。いつも5人でつるんでいた。

カラオケや旅行から海にもいった。ちなみに全員彼女がいるため、出かけると10人になるので大変だった。

岸本だけがイベントのたびに彼女がかわるのだが、いつも誰かと付き合っていた。

このメンバーの中では岸本はダントツにイケメンだ。話も上手だし頭の回転だってかなりいい。

だが、岸本には致命的な欠点があった。それは持続できないことだ。

だから移動する時に岸本にだけは車を運転させない。何か一つのことをやらせるとすぐに違うことをはじめたくなるそうだ。

沈黙が続くと話したくなるし、机に向かっているとどこかにいきたくなる。

面接でずっと黙っていると話したくなるらしい。だから集団面接が苦手だと言っていた。他人が応えられないときに変わりに「私ならこう思いますよ」なんて言い出すくらい空気を読まないのだ。

実は一度選考が一緒になったときにその光景に出会った。岸本が言う。

「実は内定でたんだよね。びっくりだわ」

まわりのみんなも驚いていた。岸本が内定を取れると思っていなかったからだ。会社名を聞くと広告代理店だった。しかも大手だ。岸本が言う。

「いや~とうとう時代が俺に追いついたって感じかな」

確かに岸本の発想はぶっ飛んでいることが多い。だからこそこのメンバーは集まっていられるのだと思った。毎回何か退屈しないネタを岸本がもってくるからだ。だが、このメンバーで内定が出ていないのは吉井と宮崎の二人いる。

吉井は実家が事業をしているので最悪継ぐという選択を考えているみたいだ。だが、宮崎はかなり焦っていた。

宮崎は高校までは野球ばかりしていた。甲子園にも出るくらいの選手だったらしい。けれど両親から野球だけでこれからの世の中は生きていけないのだから大学には行きなさいと言われて大学に進学した。けれど、大学時代に怪我をしてそのまま野球をやめてしまった。

怪我をしたのが膝。今でも走ったりすることができない。宮崎が言う。

「まぁ、いざとなったら昔にスカウトされたことがあるチームの用具員にでも雇ってもらうよ」

まぁ、何とかなるのかも知れない。そう思っていた。

菊野が言う。

「あ、俺在学中に結婚するから。マユが就職あきらめちゃってさ。なら子どもつくるかって話をしたらできちゃってさぁ」

笑顔で言い出した。うちも雪と似たようなものかもしれない。

「おめでとう、やったじゃん」

みんなで菊野を祝福した。だが、菊野が複雑な顔になった。

「それと、ちょっと前にさぁ、内定もらった企業から連絡があり、統廃合により今回の採用については見直しを行うとのことだってさ。また就職活動やり直しなんだよね」

一気に暗いムードになった。内定取り消しは皆が恐れることだ。実際業界再編が多いため、内定取り消しになることは多い。

確かにこの場合1か月分の給与が払われる。しかも企業側都合での離職のため人頭税は3ヶ月免除になるが3ヶ月しかないのである。しかも卒業をしてからだと中途採用になるため、就職することがかなり厳しくなる。中途採用だと経験者の方が優遇されるからだ。新卒者の時点で給料はすでに最低賃金に近い。安い給料でもいいから雇ってくださいは通じないのだ。

「結婚、出産を控えて保護観察なんてシャレにならないからな~」

岸本が話す。誰もがそれがわかっている。私が言う。

「でも、まだこれから2次採用が始まる前でよかったじゃないか」

まだ12月。これから企業側の2次採用が始まる。これが2月や3月だと絶望以外何者でもない。

菊野が言う。

「そうだな。まぁ、まだ時間があるから頑張ればいいか」

話していたらバイトの時間になった。

「じゃあ、バイトだから行ってくるわ」

そう言って私は学校を離れた。移動の間に雪にメールを入れた。

「菊野が学生結婚するんだって。私たちも学生のうちにどう?」

内定取り消しになったことは送れなかった。またネガティブな雪になってほしくなかったからだ。

だが、またメールの返事はなかった。



バイト先は高級住宅街にある。父親が政治家で母親も短時間パートで勤務をしているらしい。

母親が働く必要はないくらいの富裕層なのに働いている理由を聞いたら「旦那が国家のために働いているのに、私が何もしていないのは耐えられない。だから自分の人頭税くらい自分で稼ぐ」ということだったみたいだ。

どこかに雪もこの考えがあるのかも知れないと思った。私はルール上納めていれば問題ないと思っている。

結局はプライドの問題だろうって思っているから。そんな目に見えないものにしがみついているのがなんだかおかしな気分になった。

バイト先は阿久根家という。

ここにいる高校3年生の女の子を指導しているのだ。

かわいく一見人形のようなのだが、性格がむちゃくちゃ悪い。塾に通わせない理由がわかるくらいだ。しかも頭も悪くないからたちがわるい。

多分、学校でも問題を起こしているだろうと推測できる。

チャイムを鳴らす。

ドアを開けにきたのは私がテロリストだと名づけている教え子「碧子」が出てきた。

「よくもまぁ、飽きずに毎日くるよね」

碧子が言う。言いながら私のすねをサッカーボールと間違えているのか蹴ってくる。

「バイトだからね」

切れてやりたいと思うが、切れたらこのバイトが終わってしまうのもわかっている。

碧子の手にICレコーダーがあるからだ。もし、ここで恫喝でもしたら最悪訴えられるかもしれない。そういうテロリスト碧子なのだ。

このバイトがきまった時、前任者はなぜか傷害罪で訴えられていた。

どうやらやり返したらしい。そして、その様子は防犯カメラに録画されていたらしい。

怖い相手だ。

「じゃあ、今日もはじめようか」



私は何事もなかったかのように阿久根家にあがった。

まぁ、すねを蹴られるくらいもう慣れてきた。玄関を越えしまうとカメラに映るらしく何もしてこない。

安心しているとカメラの位置を変える可能性もあるから相手をせずに進めるのが一番だと思っている。

ちなみに、家庭教師といっても教えることなんて何もない。

この碧子はかなり頭がいいのだ。だが、誰かが見張っていないとすぐにサボる。おそらく志望している大学にはよほどのことがないかぎり合格するだろう。

碧子の部屋に母親がカメラをしかけたらしいのだが、すぐに気づかれ外されるという。

だから監視役としてのバイトなのだ。私はカバンから小説を取り出して読み出した。

電子Bookというのもあるがやはり小説は本がいい。手に収まる重みがいいのだ。私は本を読み出した。

「何を読んでいるの?」

碧子が話しかけてくる。「手を止めずに問題を解き続けるのなら教えてあげるよ」というと碧子はいやな顔をしながら机に向かった。サボりたかっただけなんだろう。

「で、手を止めてないけれど教えないのはなぜ?」

吐き捨てるように言う。私は興味がないくせに絡んでくるなと思った。だが、言わないとめんどくさいことになりそうなので答えた。「ただの恋愛小説だよ。今2度読み中なんだ」この本は雪から借りた本だった。ずっとよくある恋愛小説だと思って読んでいたらラストで足元をすくわれたのだった。なので今もう一度読み直している。

「ふ~ん」返ってきたはそれだけのセリフだった。

そんなものだろう。本も読み終わった頃には丁度バイトをおえるにいい時間になっていた。

「これから塾?」

「ああ」

「まぁ、内定なんてもらえそうにないくらいぼんくらっぽいものね」

「悪いがもうきまっているんだ」

「まじ、ありえないし」

なんて言葉を交わして私は阿久根家を出た。出る時にわき腹をつねられたり、予想通りすねを思いっきり蹴られたが気にしなかった。

多分碧子なりのコミュニケーションの一つなのだろう。

私はそう思っていた。塾に向かうためにバスに乗った。

バスの中で雪にメールを送る。

「借りていた本返すね。おもしろかったよ」

だが、返事はまたなかった。基本雪はあまりメールを返さない。返ってこないものと思っているから返ってきたときに感動する。私はそう思うようにしている。

バスを降りて就職塾があるビルに入った。

教室の中にはもう人だかりができていた。この就職塾では内定率が高い。いや、高くないと高い月謝を払っている価値がないから当たり前か。

その中心に佐波がいた。

「お、未来の同僚が来たぞ」

どうやら佐波はすでに私も特殊公務員に合格したことを話していたらしい。

「よかったね」「おめでとう」

笑顔で話しかけてくれる人はみな内定を勝ち取っていた。今私たちの輪に入らないのは今回の第一弾で内定がもらえなかった人たちだ。

声をかけたいのはわかるがそれどころじゃないのだろう。

私も彼らになんて声をかけていいのかわからない。確かに同じ塾生だからわかることもある。

目の前にいる安達なんて確実に内定が取れなさそうな雰囲気があったからだ。

未だに自分に自信が持てていない。不安そうに話すからその不安が伝染していく。私が採用担当ならまず落とすだろう。

入塾当時に比べるとかなりよくなったのだがそれでも、おどおどしているのは抜け切っていない。

話しが盛り上がっている時に携帯が鳴った。メールが来ていた。相手は雪。

内容を見ると意味不明だった。

「いろいろとごめん。わすれないから。ありがとう」

安達ではないが一気に不安になった。私は塾を飛び出て雪の家に向かった。

ここからだとどうしても遠くなる。塾があるのがバスしか交通手段がないからだ。バス停を見ると後10分はバスがこない。私は目の前を走るタクシーをつかまえた。


タクシーで向かっている最中に雪の携帯に電話をかける。

だが、昼と同じで圏外だった。どうして圏外なんだ。さっきメールが来たのに。

タクシーが止まり、いっきにマンションに走った。

インターフォンをならす。だが反応はない。合鍵で扉をあけた。

部屋の中はもぬけの殻だった。

「いろいろとごめん。わすれないから。ありがとう」

さっきの雪からのメールを読み返す。

次の日、私は雪がバイトしていた先、雪の友達、大学を走り回った。

だが、だれも雪のことはわからなかった。バイトは昨日付でやめていた。

ただ、昨日と違ったのは雪の携帯が解約されていたことだけだった。

携帯番号がわからず、住んでいるところがわからなくなる。

それだけでもう会うことのできない他人になるんだなってこの時初めてわかった。

こうやって私の恋は終わったのであった。


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