第六話
グダグダでサーセンw
予告をジャックされたが問題なく休み時間だ。
とりあえずクラスの皆さんに挨拶をしよう。
そう思って席を立つ。
だがそこで話しかけてくる人がいたのでもう一度座った。
「よう。初めまして、だな。オレは鈴谷。鈴谷巧だ」
「初めまして。これからよろしくお願いします」
「おう。しかしツッコミがもう一人来てくれたのは正直助かった。あの先生、滅多なことでは反省しないからな」
「そんなに酷いんですか?」
「ああ。昨日は音楽の授業だって言って独りでずっとマラカス振ってたしな。」
どうやら、鈴木君一人では対応し切れなかったらしい。
しかし、予想以上にぶっとんだ人だ。
そもそも、何でマラカスなんだ!
音楽と言ったらバグパイプだろ!
バグパイプは素晴らしい!
そもそもバグパイプとは(以下自主規制)
※バグパイプは世界で一番人気のない悲しい楽器です。
「君のバグパイプへの愛はよく分かったから、そろそろ思考を止めてくれ。頭が割れそうだ」
頭を抑えたままそう言う鈴谷君。
「巧でいい。それより落ち着いたか?」
「はい。すみませんでした・・」
「これからはあまり余計なことを考えないほうがいい」
「はい・・・」
「とまあ、深刻ぶってみたが実はそんなにつらくはない」
この野郎・・・騙しやがった!
「だから言ってるだろ。余計なことは考えるなって」
こいつもか!こいつも人の心読みやがるのか!
「まあまあ、そんな怒るなって。っと、そろそろだな。おい、そこ退いた方が良いぞ。危ないから」
「え?」
そろそろって何が?
そう聞こうとした瞬間、
突然教室の壁が吹っ飛んだ。
そして向こうから人影が二つ、殴りあいながらこっちに向ってくる。
「は?」
突然のことに僕は反応できずに
「何やってる!」
思いっ切り引っ張られて頭を打った。
「イッタ~~~~~~~~!!」
「騒ぐな。死ぬぞ」
死ぬってどう言う事ですか鈴谷さん?!
「ほら。声を出さずにあっちを見てみろ」
言われて僕はゆっくりと振り返る。
そこには
「いつもいつもしつこいですねぇ、貴方は!」
「はっ!五月蠅えよ!てめえこそ毎度毎度俺の発明品パクりに来んな!」
テキトー先生ともう一人、煙草を咥えてライフルを持ったまま闘っている人がいた。
「あの人は?」
「技術科の近藤先生。いつもいつもテキトー先生があの人の発明したもの勝手に使って壊しちゃうから仲はよくない」
それは見れば分かります。解説ありがとうございます、鈴谷さん。
「いいってことよ」
読心術ってほんとに便利だったな。
しかしこのままだと教室が無くなるのも時間の問題だぞ。
「止めなくて良いんですか?」
「良いんだよ。どうせ休み時間が終われば出て行くさ」
「教室の修理は?」
「それも心配すんな」
さいですか。
それじゃ、僕も観戦しましょうかね。
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