第四十四話
執事生活6日目
やっとこさ樹海から抜け出した僕は、再び執事としての仕事に戻っていた。
しかし
「疲れた・・・」
今、僕の目の前には基本無口な援護担当。
そう。桜花だ。
なんでここにいるかって?
そんなもん僕が聞きたい。
「紅葉は生徒会の仕事」
どうやらファンクラブの連中も、遂に誤魔化しきれなくなったらしい。
泣く泣く業務に戻ったそうだ。
・・・ご愁傷様!
「ヒロ。バイトは?」
順調です。一部を除いて。
ええ順調です! 順調ですとも!
誰がなんと言おうと順調です!
「・・・なんでキレてるの?」
そりゃキレるよ!
なんでボディガードの仕事請けて執事やってんの?!
「・・・気付くのが遅い」
何言ってんだコイツ? みたいな目で見るな。
「バカなの? 死ぬの?」
お前、ゆっくり厨だったのか。
「うん」
簡単に認めるなよ。
聞いた僕が馬鹿みたいじゃないか。
「バカn「言わせねーよ?!」
同じネタはしばらく使えないんだよ!
「・・・何そのルール」
この小説のルール!
少なくとも一話内では同じネタは使わないよ?!
「メタな発言はやめて」
・・・失礼。取り乱した。
もう大丈夫。だと信じたい。
「・・・確証は?」
そんなものは存在せん!
そもそも僕に確証を求めるほうがおかしい!
僕の場合、いつだって確証を持った途端それが崩れるようなことが起きるんだから!
「・・・可哀想」
お前も確実にその一端だからな?!
「心外」
どのへんが?!




