第三話
どうも、ズァークィーです。
一週間ぶりです。
毎週火曜日に二話ずつ投稿にしたいと思っています。
気が向いたら三話投稿もするかもしれません。
ココは何処だ?
目が覚めたときの第一印象はそれだった。
周りを見渡す。
どうやら医務室のようだ。
薬の入った棚が壁際に並んでいる。
それから
目の前の人物に目を向けて
「あぁ~~~~!」
つい大声を出してしまった。
「おやぁ、起きたんですか?」
そう、僕を跳ね飛ばしたあの人だ。
長身痩躯で分厚い眼鏡を掛けており顔が見えない。
長髪を背中で括っており猫背。
それでも百七十センチはある。
白衣は汚れているが何故かよく似合っていた。
白衣の下には黒い長袖のTシャツにジーパン、スニーカーを履いている。
体型だけでは男か女か分からない。
そして首には「留年B組 担任 テキトー」と書いてある札を下げている。
留年B組?
そんなクラスあったか?
疑問を口に出す前に相手・・・テキトー先生が口を開く。
「いやぁ、すみません。私の不注意でうっかりはねてしまいました」
うっかり?
あれはうっかりって言うレベルじゃないぞ?
完全に人殺せたよ?
そんなことを考えているとテキトー先生が自己紹介を始める。
[始めまして。留年B組の担任をしています。テキトーと言います。
これからよろしくお願いしますね。小山君」
どうして僕の名前を知っているんだ?
「当然です。これから私のクラスの生徒になるんですから」
人の心を読むな。
まあ、それは今は置いておこう。
どうやら僕の新しいクラスは留年B組と言うらしい。
「今まで留年B組なんて聞いたこともありませんよ?」
「当然です。何のために地下にあると思っているんですか」
「地下?」
なるほど、言われてみると周りが暗い。
今まで気づかなかった僕って鈍いのか?
「そうですねぇ。二週間前、女子生徒からの告白をイタズラだと勘違いして断ったんですからねぇ。かなり鈍いですよ」
だから心を読むな。
人のトラウマを抉るな。
あの後、同学年の男子全員から追い回された。
かなり嫌な記憶だ。
ちゃんと女子には謝ったよ?
とにかく、僕は問題なく(?)到着出来たらしい。
「ところで僕の部屋って何処ですか?」
「おやぁ?ついてすぐに部屋へ行っちゃうんですかぁ?」
「当然です。今は夜でしょう?」
「おやぁ。知ってたんですかぁ」
僕の体内時計は正確だ。
もっとも、あまり役にはたたないが。
「まぁ、良いでしょう。此方ですよ」
そう言ってテキトー先生は廊下に出て歩き始める。
あぁ、いろいろあって疲れた。早く寝たい。
今まで眠っていた(気絶していた)が今まで養ってきた生活リズムは崩れない。
とにかく今はこの人について行こう。
「あ、間違えました。此方です」
そういってUターンするテキトー先生。
大丈夫だろうか。めちゃ不安だ。
ご意見ご感想よろしく。




