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鹿馬御学園  作者: ズァークィー
第二章 体育祭
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第十七話

説明が終わった後、僕らは作戦会議をするために一旦部屋へ帰ることにした。


「なんで僕の部屋なんだ?」


「「最近遊びに来てなかったから」」


そこはハモらなくても良い!


ああ、またファンクラブの連中を相手にするのか。


できれば願い下げだが向こうはそんなことお構い無しに殺りに来るだろうな。


「ヒロが心配していることは大丈夫」


「なんでだ?」


「ファンクラブには既に話を付けてある」


ナイス!桜花!よかった。今回は襲われずにすみそうだ。


「え!?私はそんなこと聞いてないよ?!」


紅葉がそんな爆弾発言を落としやがった。


「マジかよ・・・」


と言うことはだ。今回相手にするのは紅葉のファンクラブだけってことか。


それでも遠慮願いたいけどね。


「それよりも、今は体育祭を乗り切ることが先決」


おお、そうだった。


「それで?どうする?今の僕は戦闘なんかできそうにないぞ?」


「大丈夫!」


紅葉が自信満々に言う。


「私達が二人で守るから!」


「はい、却下~!」


「え~?なんでさ~?」


「またお前等のファンクラブを敵に回すから」


あいつ等の相手かなりしんどいんだぞ?!


「それも大丈夫」


「なんで?」


「今のヒロを見て小山広幸だと気付ける人間はそうはいない」


そうだった!!今の僕は女になってるんだった!


つい、いつもの調子で話を進めてた。


「わかった。でも一応木刀は持っていくぞ?」


「「了解」」


よし。作戦会議は終わった。



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