第十四話
このたび、一応短編を投稿いたしました。
短編のキャラも鹿馬御に出るかもしれません。
「それにしてもいつの間に部屋の中に入ったんですか?」
「あなたが気を失っているときからです」
ぜんぜん気づかなかった。
「そりゃあ、私ですから」
はいはい、僕に気づかれるほど軟じゃないって?
「どうして私の言いたいことが分かったんですか?」
お約束ですから。
「それよりも、僕が誰だかわかりますか?」
「ええ。小山広幸君。十五歳。身長175㎝、体重55キロ。体型は痩せ型だが体力は申し分なし。趣味は音楽鑑賞。後は・・」
「分かりました!分かりましたからもうやめて下さい!恥ずかしいです!」
そんな情報何処から仕入れた?!
「企業秘密です」
・・・そうですか。
「それよりも元の姿に戻りたいのでしょう?」
「はい。戻りたいです」
「じゃあ、どうしてそうなったのか説明してください」
実はかくかくしかじか。
「そうだったんですか」
分かったの?!
「はい。私ですから」
・・・もう驚きません。
「まず結論から言います。戻すことは可能です」
「本当でs「ですが!」
「・・・なんですか?」
「解毒薬を作るためには体育祭後まで待って貰いたいんです。」
解毒薬の解毒薬っておかしな話だ。
「それにあたって、検査もしたいので今回の体育祭は教師側について貰います」
ええっ?!それって・・・
「はい。あの姉妹も一緒です」
い、
「い?」
嫌だ~~~~~!!!!
とっさに逃げ出そうとするが
「逃がしません!!」
あっさり捕まりました。
「観念してください!」
「嫌だ!あの姉妹だけは!」
抵抗も空しく拉致される僕。
行き先は・・・生徒会室だ。