したいしたい病
この病気に、かかると大変です。
気付いた時には、遅かった。
あれが食べたい、あそこに行きたい、あんなことをしたい、こんなことをしたい。
次から次へと沸き上がる気持ち。
自分が自分ではなくなるような感覚。
きっと、欲望に飲み込まれているのだ。
それは、幸せとも言えるが、苦痛とも言える。
なぜ、こんなにも欲望が沸き出てくるのか…
僕は、不思議でしょうがない。
始まりは、きっと些細なこと。
やりたいことをやりたいように出来たのだ。
ただ、それだけ。
それだけのことで、脳は、気を良くしたのだろう。
次から次へと、自らを気持ち良くさせる為の試練を僕に与えてくるのだ。
こんなことは、出来るかい?
―なんだ、出来るのか。
あんなことは、出来るかい?
―やれば出来るじゃないか。
きっと、脳は面白がってる。
そんな脳は、今日も面白がって、僕に試練を与える。
―じゃあ、×××は出来るかい?
臨むところだ!と、僕は答えた。
最近、自分の欲望に、自分自身がドン引きする事があります。