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アイディンティティー  作者: 蒼月
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・  ご  ・



 沖田が帰った後、真奈の母親はあの事故で警察の人間に言われたある事が気になっていた。それは事故に遭った時、真奈は恐らく精神薄弱の状態になっていただろうと言うこと。その事は偶々事故現場に居た人間たちからも確認済みだったという。


 そう、事故現場に居合わせた人間たちはみな口を揃えてこう言った。『よく似た女性とその女性の連れである男性の後をふらふらと付いて歩いて、その後事故が起こった』と。この真奈とよく似た女性と言うのはほぼ間違いなく佳奈だろう。そして共に居た男性と言うのはあの娘がショックを受けるほどの相手、それはつまり・・・


「・・ふふ・・やっぱりあの女の娘なのね。人のものを獲るのが好きなところはなんてそっくりなのかしら。」


 包帯を巻かれた頭を優しく労わる様に、ゆっくりと撫で擦りながら真奈の母親は憎らしげにそう呟いた。


 血は争えないっていう事ね。ホント、21年前と同じだわ。――婚約者だった孝明さんを私から卑怯な手で奪って行った双子の片割れに・・・!



 

すみません! 久しぶりの更新がこんな短くてホントすみません!!(orz)

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