ifルート1.助けを乞いたい[1]
これは神の生まれた日/10.最悪を再び、で土藤操の助けが間に合わなかった時のifルートである
空が両手を炎の玉に向けた
【異能力"風"】
「ー十式ー十番、風龍!」
空の手から風でできた龍がでてきた
龍は炎の玉にむかって飛んでいき押し返していた
しかし炎の玉は勢いを弱めることなく学校へ向かっていった
「くそっ!」
空は反撃をあきらめ少しでも離れようと沙夜の方へ走っていった
「させねぇよ!」
咲羅が空の前に現れ殴り飛ばした
炎の玉は勢いを増して学校にぶつかる、沙夜は爆発に巻き込まれてしまい、それを見た空は涙が溢れ地面を叩きながら泣き叫んだ
「あ゛ぁぁぁ!」
咲羅はそれを見てにやりと笑っていた
立ち上がった空の目にはハイライトがなかった
そして右手を咲羅に向けて小さな声で言った
「ーーー"ーー"」
空の手から謎の力がでて咲羅を叩きつけた
「ぐっ!」
咲羅は白目を向き血を吐いていた
それを見てゆうあが助けに入ろうとしたが空が左手をゆうあに向けたのを見て足を止めた
「ーー」
空の左手からでたものは周りをひたすらに破壊していった
「おい!なにごとだ!」
土藤が学校につき、空に近づこうとするが左手からできもののせいで近づけない
「うるせぇんだよー!」
空が叫び体が宙に浮いていた
土藤は見てることしかできなかった