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4話 旅立ち

第4話旅立ちです。

今回から話が動き始めます。


 僕はいつもと変わらない朝をを迎えたが、今日で僕はパーティーを去る。

まずは荷物を新しい部屋に運ぶが、これはクロエが手伝ってくれてすぐに終わった。

その後、宿舎に戻り皆とお別れをするのだけど…いつも早起きのライリーの姿はなかった。

僕を見送る為みんな揃っているのでクロエが起こしに行った。


「ライリーさん、起きてくださいよ。ブレインさんと一緒に行くんじゃないですか?」

「うう、クロエ、頭が痛いです。わかっていますが、まだ昨日のお酒が残っています…」

「二日酔いですか。でも、荷物はすでには新居に運びましたし、もう皆さん集まってて皆さん、ライリーさんをお待ちですよ」

「わかりました…。着替えをしますので…。あと、昨晩もまたわたしはやらかしたのですね…」

「イーサンさんに絡んで眠ってしまったので、あたしが部屋まで運びましたよ」

「やはりそうでしか…。ということは、わたし、また脱いだのでしょうか…」

「脱ぎそうになった時、イーサンが止めましたよ」

「そうでしたか…。イーサンに絡んだ所まで覚えているのですが…」

「昨晩の事より、今は早く着替えてくださいね」

「わかりました、すぐ着替えます」


皆さんがお待ちなので急いで着替えますが…起きるのがやっとです…。

しかし、わたしもブレインと護衛として一緒に行くので、とにかく着替えましょう。



「ライリーはまだ来ないのか?」


イーサンがなかなか来ないライリー待ちかねている。 

クロエが様子を見に行って結構経つが、昨日のお酒が残っているのだろう。


「酒を飲ませたのは俺だから文句は言えんがな…」


イーサンは次の事があるので少しイラついているが、原因が自分にあるのでメンバーに当たったりはしない。

イーサンが慕われているのは、自分の判断ミスを他人のせいにしない事で自分の命令による失敗でメンバーを絶対に責めない。


「お待たせいたしたしました…」


頭を押さえながらライリーがやっと来た。


「待ったぞ、ライリー、ブレインの横に並べ。時間がないから見送りは簡単にする」


ライリーが僕の横に並ぶが、まだお酒の匂いが残っているので相当な二日酔いみたいだ。

頭を押さえままでいるが、イーサンは気にせず僕とライリーに旅たちの言葉を述べて

みんなと最後のやり取りをして僕はパーティーを抜け、ライリーと一緒に旅経つことになり仲間と宿舎に別れを告げた。


宿舎を出て、新しい住居へ向かうが、ライリーはずっと頭を押さえているが相当なんだろう。

心配になって声をかけてみた。


「ライリー大丈夫?」

「大丈夫…ではありません…」


ライリーが大丈夫ではないと言うぐらいだから、相当なんだろう。

護衛がこれでは困るけど、流石に冒険者都市で僕たちを襲う事は無いかな。


「ライリー、新しい部屋に着いたよ」


僕の新しい部屋についたが、ライリーは床に座り込んだ。


「すみません、ブレイン。もう少し休ませてください」

「構わないけど、椅子は1脚しかなからベッドでもいい?」

「構いません…むしろ、横になる方が楽です…」


ライリーはよろけながらベッドに横になったけど、僕が宿舎で使っていた寝具だけど良かったかな…。



 二日酔いの頭痛が酷いのでブレインのベッドに横になりましたが…ブレインの匂いがします。

二日酔い頭痛が酷いですが、この匂いはたまりません…。

ただ、ブレインが見ているので何もしません…いえ、見てなくても何も…しないと言えない自分が悲しいです。

わたしにも性欲はそれなりにあります。

女性メンバー同士では性の話をしますし、ソフィアに経験の話を聞いたりはしますが…。

とはいえ、やはり頭痛が酷いので大人しくしておくことにします。


「ライリー大丈夫?気分が良くなる薬草があるよ?」

「その言い方をすると怪しいものに聞こえますが…」

「ごめん、頭痛に効く薬草だけど…何か口にです?」

「食欲はありません…水を少しもらえますか…」

「わかった」


ブレインは井戸へ水を汲みに行きましたが、見ていない間にちょっとブレインの匂いを堪能します…。

男性の匂いは汗や脂の匂いでちょっと苦手ですが…ブレインの匂いは好きです…。

ソフィアが『好きな相手の匂いは異性、同性問わずいい匂いがする』って言ってましたね…。

ということは…わたしは本当にブレインが好きって事なんでしょう。

自覚していましたが、これで確信に変わりました。

ちょっと興奮してきましたが…頭痛がなければちょっと危ないです…。

それに、階段を上ってくる音がするので、ブレインが水を汲んで来たようです。


「ライリー、お待たせ、水を汲んで来たよ」

「ありがとうございます…」

「あと、薬草の粉末を置いておくから、飲めたら飲んでね」

「わかりました…」


身体をおこして水を一口飲み、薬草を試し飲んでみましたが、ちょっと苦みがありますが飲めない事もないです。

食欲は無いですが、吐き気はないので大丈夫でしょう。

わたしは薬を飲んで再び横になりましたが、そのまま眠りについてしまいました。



 ライリーは寝てしまったけど、冷えない様に毛布を掛けてあげる。

ライリーが寝ているので片づけは後というか、明日から旅立つので今日は寝れればいいかな。

なので、旅の計画を立てる海を見に行くので、目指すは港湾都市。

港湾都市は貿易船が出入りする他、漁港もあり魚介類の取引が盛ん。

歩きだと3日ほどかかるけど、川を下る船ならば朝の便に乗れば午後には到着できる。

ただ、船に乗るのはライリーの体調次第で、実はライリーは乗り物に弱い。

以前、遠征で馬車に乗った時は酔って酷い状態だった。

また、馬でも酔うので馬にも乗れない。

だから船に乗れるか不安だけど、ダメならば歩けばいいんだけど。


「急ぐたびではないけど、僕の足では3日よりかかりそうだし、どうしよう」


僕は明日くのが遅いから、急ぐ旅ではないけど歩きだと時間がかかるしどうしよう。

でも、1度川下りの船に乗りたいしから悩むけど、勝手に決めないでちゃんとライリーに聞いてみよう。

港湾都市では魚の取引先を探すけど、商人ギルドに港湾都市1の魚商人の紹介状を書いてもらったけど急に行って会えるかな。

すぐに会えななくとも、約束を取り付けておいて時間がかかる様だったら他の所に行ってもいいかな。

最初から諦めたらダメだってパトリックさんも言ってたし、本気だったら相手がしつこいと思うぐらい何度も通えって言ってたな。

冒険者都市以外の都市に行くからとっても楽しみだな。


 夕方にライリーが起きたけど、薬が効いたらしくかなりすっきりしたらしい。


「すみません、迷惑をかけました…」

「別にいいよ、今日は引っ越しだけの予定だったから」

「そうですか…。明日からはどうするのですか?」

「明日から港湾都市に向かうんだ」

「港湾都市ですか…」

「うん、海を見たいし、魚の里入れルートを作りたいんだ」

「そうですか、わかりました。港湾都市まではどのようにして行きますか?」

「船なら当日にはつくけど、ライリーは乗り物が苦手だよね」

「船は大丈夫です」

「へー、そうなんだ。それじゃ船で行く事にしよう。朝一番の便に乗れば午後にはつくしね」


僕は明日からの旅はすごい楽しみだな。


「ブレインは旅は初めてですか?」

「遠征以外では初めてだよ。そういえば、ライリーは別の領地から冒険者都市に来たんだったよね」

「はい、ブレイド男爵領から来ました。全行程歩きでゆっくり移動していましたので、12日ほどかかりましたが、通常なら7,8日ぐらいです」

「確か、15歳の時だったよね、1人で大丈夫だったの?」

「その時は師匠と共に来ました」

「そうなんだ」


ライリーの師匠は剣聖呼ばれたルイーズさん。

女性で初めて剣聖と呼ばれた方で、ライリーはその師匠譲りの剣の腕前だ。

ただ、ライリー本人はまだまだ足元に及ばないって言ってるけど、イーサン達に聞いたら

ライリーなんてまだまだって言ってたから本当にすごいんだろうな。


「明日は早いので、今日は早く寝ないとね」

「そうですが、ベッドは1つしかないですよ」

「あ…」


そうか、1人暮らしのつもりだったから、ベッドは1つしかない。

そうなると床でしか寝るしかないけど、ライリーを床に寝かせる訳にはいかない。


「だったら僕が床で寝るからいいよ」

「ここはブレインの部屋ですので、ブレインがベッドで寝てください」

「いや、ライリーは女の子だからライリーが・・・」

「いや、ブレインが…」


お互い頑固でお互い譲らないが、今日は2人だけなのでこの場を収める人がおらずきりがない。


「このままいい合ってもきりがありませんね…こうなったら一緒に寝ます」

「え、いいの?」

「構いませんし、ブレインを信用しています」

「ライリーがそういうなら…一緒に寝るよ」

「わかりました、今夜は一緒のベッドで寝ましょう」


勢いに押されてしまったが、ライリーが僕を信用してと言ってくれたから同じベッドで寝よう。

でも、ライリーと添い寝なんて…今夜は眠るかな?


 

 そして夜、夕方は勢いであんなことを言いましたが…いざとなったら眠れませんが昼間寝ていたためでしょう。

しかし、ブレインとまさか同衾することになるとは思いませんでした。

お互い、背中を向けてますが、どう思っているのでしょうか。

わたしはあまり寝相が良くないですし、何よりブレインがすぐそこにいるだけで鼓動が早まります。

しかも、ブレインのの匂いがして余計、興奮してしまいます。

ブレインが寝ているかわかりませんが、息づかいからして多分寝たふりでしょう。

きっとブレインも緊張して眠れないと思いますが、明日は朝1番の船便に乗らないとならないです。


 どれぐらいだったのでしょうか、ブレインの寝息がします。

息づかいからこれは本当に眠っているのでしょう。

わたしも寝ないといけませんが、眠れないのはやはり昼間眠ったためでしょうね。

ブレインの様子が気になりますし、同じ体勢のままでは少し辛いので少し寝がえりをうちましたが

ブレインは仰向けになっており寝顔が見えます。


 ブレインは旅立ちとわたしとの同衾で緊張して眠れないと思いましたが、熟睡しているようです。

ブレインは意外とどこでも平気に眠れるタイプですが、ここは眠れずに少し会話をしてほしかったです。

これではわたしが1人興奮して眠れない事になってしまいますが、実際に興奮してます。

しかし、わたしもそろそろ眠くなってきましたので、眠りに落ちそうです。


 翌朝、少し早く目が覚めたが、今日から旅に出る。

荷物はまとめてあるので身支度をすればすぐ出発できる、

ライリーと一緒のベッドで眠ったけど、気づいたら眠っていたな。

もう少し眠れないと思ったけど意外だったが、これはこれでライリーになんか悪かった気がする。

本当だったら、これからの旅の事を一緒に語りたかったけど、気づいた眠っていた。


「ライリー、朝だよ起きてよ、船に間に合わないよ」


僕はまだ眠っているライリーを起こすが、なかなか起きない。

船便までの時間はまだあるが、桟橋まで距離があるのであまりゆっくりはしてられない。

なので、ライリーには早く起きて欲しいけど、昼間寝たせいもあって寝るのは僕より遅かったのだろう。


「ライリー、早く起きてよ、船が出ちゃうよ」


ライリーの身体を揺らすとライリーが


「ママ…まだ寝ていたいです…」


といったけど、母親が起こしてると思ってるのかな。


「ライリー、僕だよ、ブレインだよ、起きてよ」

「ママじゃなくて…ブレインがなぜここにいるの…」

「昨日、僕の部屋で一緒のベッドで寝たんだよ、寝ぼけてないで起きて起きてね」

「…そうでした、寝ぼけていました、急いで準備します」

「まだ少し余裕があるからいいけど、僕は部屋の外に出てるから着替えたら教えてね」

「わかりました…」


僕はライリーが着替える為部屋の外に出たけど、ライリーが寝ぼけてママって言ったのははかわいいな。


 ブレインが部屋の外に出ている間、わたしは急いで準備します。

寝ぼけていたとはいえ、ママなんて言ってしまい恥ずかしいです。

しかし、今後はブレインと一緒に眠る事が多くなるので、気を付けないといけませんね。

ブレインの事ですから、これでからかう事は無いでしょうが、わたしが恥ずかしいです。

急いで着替えと身支度し、これで出発が出来ます。


「おまたせしました、準備が出来ました」


ライリーの準備が終わったので、出発する。

お金や旅に必要なものを確認し、商会ギルドに書いてもらった紹介状を手にして船着き場に向かい乗船した。

船は大勢の人が乗っているが、大体は商人で他は旅人や冒険者がいる。

途中、中継地が1か所あるけど、この船に乗れば港湾都市に午後にはつく。

船がゆっくりと桟橋を離れていき、僕とライリーの旅が始まったのだけどライリーが…。


「ずみません、ふねによいです…」 


っと、船酔いになってしまった。


「船は平気だったんじゃないの?」

「ふだんはへいぎですが、きょうはねぶそくで…」

「もうすぐ中継地だけど降りてもいいよ?」

「それだと、予定がくるうので…」

「ならこのままいくけど、無理はしないでね」

「はい…」


中継地で降りず、そのまま船に乗り続けたけど、ちょっと危ない所だったけどなんとかライリーはなんとか持ちこたえた。

しかし、これで念願の港湾都市に到着。

これから僕たちに何が待ち構えているかわからないけど、とても楽しみだな。

お読みいただきありがとうございます。


書いていくうちにだんだんとライリーが変態というかポンコツ化してる気がします。

主人公はブレインですが、段々とライリーの方が主役になってきてますがライリーの方がなんか動かしやすいです。

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