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第5話

 どうも、ゼファー・クリミナルドです。今日から剣術の修行が始まる。今回も庭で行うが準備に時間がかかるらしく


「魔力を体全体に回しつつ動いていなさい」


とのことだ。とりあえず言われた通りにしているが動きづらい。しばらくしてゆっくりとではあるが動けるようになった時に母さんが鉄?の塊を持ってきた。


「ゼファー来なさい。これから鉄を使ってあなたの重りを作るわ。腕を出しなさい」


 どうやって作るのか気になりつつ片腕を出す。鉄を腕に持ってきたため『魔力感知』を使いつつ見ていると鉄にかなりの量の魔力が注がれていくのがわかった。私では出せそうにない魔力量だ。そうして見ていると鉄が動き始めてリストバンドになった。重みに耐えながらもう片腕にもリストバンドを作りつつ今のが何なのか聞くと、


「土魔法で鉄の形を変えただけよ」


 事もなげに言った。それなら土魔法で剣とかも作れるのか聞くと、


「いちおう作れるけど形を変えただけだから強度が今一つなのよね。それに見てたならわかると思うけど大量の魔力を使うからできる人が少ないのよ」


 その数少ないできる人の母さんはいままで何をやっていたのか流石に少し気になったので聞いてみた。


「元冒険者ってだけよ。それにA級までしか上がれなかったし」


 冒険者はS級・A級・B級・C級・D級・E級に分かれている。もちろんS級が最上位でなるには龍種などのS級の魔物を倒すなどの功績を上げなければならない。母さんでもS級に上がれなかったんだというと


「まあS級の魔物に出会わなかったってのもあるけどね。まあ詳しいことは後で話してあげるから剣術の修行を始めましょう」

 そう言って私に木剣を渡してきた。

「とりあえず見本を見せるから同じように振ってみなさい」


 いつの間にか持っていた剣を振りながら言ってきた。同じように振ろうとすると重さに振り回されてうまく振れない。


「しばらくは見ていてあげるから頑張りなさい。ある程度できるようになったら魔力を体全体に回しての素振りよ。それと各種状態異常の毒薬を知り合いに作ってもらっているわ。だからしばらく待ちなさい」


 汗を流しつつわかったと答える。冒険者になったとしてどこまで上がれるかわからないができる限り等級を上げていこうと思う。できれば母さんがなれなかったS級になりたいものだ。

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