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第15話

 訓練場についたら衛兵の人たちが腕合わせをしていた。だいだい20人くらいの人たちが木製の剣と中型の盾をもって戦っている。見ていると周りより豪華な鎧をした人が来た。


「ようこそお越しくださいました、クリミナルド様。私が今日の監督をすることになりました、コロンです。隊長を務めています。よろしくお願いします」


 と私に向けて挨拶してきた。

 ゼファー・クリミナルドです。ゼファーでいいです。母さんと被るので。

 そう答えると、


「わかりました。では、ゼファー様と。それではクリミナルド様本日の訓練はどうしますか。」

「今日も実戦形式の模擬戦ですね。それにゼファーも混ぜてもらう感じで」


 と話し合っているのでとりあえず持ってきた木剣で素振りをしておく。そのまま模擬戦をしている人たちを見る。どうやって盾を攻略したらいいのか考えているがいい案が浮かばない。勝っている人がいるが、盾で攻撃して崩れたところに剣で攻撃して勝っているためあまり参考にならない。突っ込むか足でかく乱するかと考えていたら呼ばれた。どうやら戦う相手が決まったようだ。


 相手は20代前半に見える男の人だ。左手に盾を右手に剣を持っている。今持っている木剣を使っていいのか聞くと使っていいとのことなのでそのまま使うことにする。

 10mぐらいの距離を開けて相対した。


「ルールは体に一発入れたら終わり。自然魔法の使用は禁止。それじゃあ始め! 」


 コロンさんがいきなり開始の宣言をした。それに驚いたが、とりあえず突っ込むことにした。相手もこちらに接近しようとしていたがこちらのほうが早い。『身体強化魔法』を使って一息で間合いに入ったので思いっきり剣を振った。ガキンッと思いっきり盾にふさがれたが想定通り姿勢が崩れている。そのまま剣を返して振ろうとするが相手が剣を振るうほうが早いので一度下がるがその間に姿勢を正されてしまった。

 ふりだしに戻ったので様子を見る。先ほどは奇襲の形になったから姿勢を崩せたがもう一度できそうにない。守りが固くなったので足でかく乱してみる。相手の盾を使って視線が途切れないか左右にステップを踏んでみるが途切れない。仕方ないのでそのまま何発か軽く入れてみるがしっかり防がれてカウンターがくる。こちらもそらして防ぐ。このままだと埒が明かないし、負けても死ぬことはないので思いっきり突っ込む。そのまま盾目掛けて蹴る!その結果盾が大きくはじくことができた。そして相手の懐に入ろうとするが剣が振り下ろされる。それを何とか避けて相手に一撃をくらわせた。


「そこまで! 」


 終了の合図が出たので残心を解く。そしてありがとうございましたと言って母さんのところに戻る。


「よく頑張ったわね。正直勝てるとは思わなかったわ。それで盾使いと戦ってどうだった」


 褒められたと照れながら、強かったけどそれ以上にめんどくさいイメージと答えた。


「そうね。確かに盾使いはめんどくさいわね。でも最後は力押しになったけどどうにか攻略しようと頑張っていたわね。次の相手が決まったみたいだからいってらっしゃい。私はほかの人たちを鍛えているからこれ以上は見れないけど頑張りなさい」


 そう言って鍛えに行った。私も次の相手にも勝てるように頑張るぞと気合を入れて向かった。


 そうして衛兵の人たちとたくさん戦った。勝つことのほうが多かったので少し自信がついた。母さんが言うには最初に戦った人は冒険者のランクで表すとC級下位の実力者みたいだ。冒険者のランクはD級までは実力がそこそこでも上がれるけどC級からは生半可な実力ではあがれないらしい。といってもルール上自然魔法などは使えいので正確な強さがわからないので過信はできないがそれでもC級に上がれるだけの力は手に入れたと思っていこう。


 そうして魔物狩りやたまに衛兵の人たちの訓練に混ぜてもらい2年近くが過ぎ12歳になった。

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