計画
「鈴、帰ろ!」
「あ、美織!いいよ!」
「はい、そこの2人もついてきてー」
「え、あの2人も、、、私、やっぱりやめよっかな、、、」
「いや、帰るとこ、同じだから。しょうがないよー。はは。」
すると!
「美織さん、いつ話すの?計画。」
「おいっ!」
私が休みの時間を使って精一杯考えた計画を!
かっこつけて発表しようと思ってた計画を!
7秒でルーにつぶされちゃった!
・・・・・・悲しっ。
「い、今から話すよぉーだから、黙っててぇ~。」
「えー。俺も一緒に考えたのに、美織さんだけが言うなんて、ずるいー。」
「はぁっ!?」
あんた私の筆箱開けてあさって閉めるの繰り返してただけでしょ!?
今ファスナーヨレッヨレなんだからね!
「ぶー。」
なんだよぶーって。
「鈴、明日空いてる?」
「明日って、土曜日?」
「うん。」
「空いてるよ!」
よし!じゃあ次はルイか!ん?
待って、ルイは別に予定があったとしても、鈴が行くなら、来るよね!うん!
来なかったら、脅せばいいし!
「鈴!あなたには、ルイと仲良くなってもらいます!」
決まった!でも、
誰かさんに邪魔されなかったら、もっと気持ちよかったのになぁ~ははははは。
「え、美織!無理だよ!怖いもん!」
「大丈夫!ルイは普通じゃないから!」
「普通じゃ、ない、、、?」
「あ、そういう意味じゃなくてね!そういう意味でもあるかもしれないけど、とりあえず大丈夫だから!」
「ほんと、、、?」
「うん!大・丈・夫!」
「美織がそこまで言ってくれるなら、、、考えてみる。」
「ありがとう!」
よし、明日は絶対成功させる!