出会い
「あぁ~今日も遅くなっちゃったな~」
私、間宮美織は母が入院して、お金が足りなくなったためバイトを掛け持ちしている。
(ほんとはダメなんだけど。)
それで、帰るのは毎日9時位になる。それもタクシーで。
今が、その真っ最中。すると、私の隣にだれか座っている。
あれ、いたっけこの人。あ、もしかしてバラエティー番組とかでよくある幽霊ドッキリ的なやつ?これ。
でも普通は助手席じゃない?新番組?
まぁ何だとしても反応した方がいいかな。よし、そうしよう。
・・・一向に話しかけられないんだけど。え、もしかして本物?いや、そんなわけないよねぇー。
きっと、担当してるスタッフさんが指示し忘れてるんだ。うん。そうだ。うん。
10分後
もう着くよ。ねぇ。スタッフさん何してんの?寝てんの?あ、それか無言パターン?聞いたことないけど。
あ、着いた。で、ここでカメラさんがー いない。
え?え?え?カメラさんも忘れてんの?
「お客さん。お金。」
「あ、すいません。」
それで、私はタクシーを降りた。そしたら、ついてきた。怖いよ。走ろ。
私は思いっきり走って家の中に入った。入った瞬間周りを見回したが、いなかった。
よし、逃げ切った。
「なによろこんでんの。こっちだよー」
「え?」
私は上を見る。すると、
「ギャ―――――――――――――――――――――――――――――――――――!」
「あはは!おもしろーい!」
「あ、あんた誰!」
「幽霊。」
「それはわかるよ!ふざけてんの!」
「じゃあ、こういえばいいかな。」
「は?」
「俺は、この世に未練を残した霊さ。」
「え、、、」