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転生したら狼になってた  作者: 白黒
第二章
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第十五話 鑑定結果

おじさんが俺の鑑定を始めると同時に、辺りが目を開けていられない程強く発光し始めた。


「うわぁ」


「な なんと、こんなことが?!」


ノールの驚く声とおじさんの驚愕するような声が聞こえた。


数分して発光が収まり、ゆっくり目を開くと、その場にへたり込んだおじさんの顔が目に入ってきた。


あれ?ノールは?と思い、辺りを見渡すといまいちよくわからないと言う感じの顔のノールが立っていた。


そういえば、鑑定の結果はどうなったんだ?


「こんなの、私は今までに見たことがありません」


と言いながら俺の鑑定結果が表示られた紙を見せてきた。


【名前】 シロ


【性別】 オス


【種族】 神獣 

     神狼 フェンリル


【年齢】 18歳


【スキル】 不明


【魔法】 氷、光、神聖


【特有能力】 月の光を力に変換することが可能(月の満ち欠けによってその変換量は変化する)

絶対零度(あらゆるものを凍らせることが出来る。ただし、氷結に完全耐性を持つ者には効果が薄い)

至高の毛並み(もふもふされるとふかふかになる。保温性、吸水性に優れている)

超嗅覚(あらゆる匂いを覚える。一度嗅いだ匂いは忘れない。500㎞先の匂いまで感知可能)

自身の身体の大きさを自由に変えることが出来る。しかし、元の大きさより大きくなることは出来ない。(元の大きさは五メートル)


【加護】創世神の加護 獣神の加護 月の神の加護 精霊神の加護 ???神の加護


【称号】創世神の話し相手 獣神のお気に入り 月の神の恩寵 運命の三女神の遊び相手 時の神の観察対象 精霊神の相談相手 初めて人と契約した神獣 迷いの森林の天敵 初めてモフモフされた神獣 アイスクリエイター 料理上手 最上位悪魔の撃退者 自然破壊者  歩く天然記念物 


【契約者】 ノール


【世界序列】 第三位


えっと、なにこれ?


最初の六つと最後の称号・・・どう反応すればいいんだ?


初めてモフモフされた神獣は、寝てる間にモフモフされたらしいから否定できない。


加護もえらいことになってるんだけど?


えっとまずは、創世神、獣神、月の神、精霊神、全部会ったことないんだけど?


そういえばあの自称神様は何の神様なんだ?


それに、固有能力?は何となくわかるけど、その中の至高の毛並みってんだよ!!


至高の毛並みとか誰得だよ・・・。


はぁ、なんか疲れてきた。


で、世界序列って何?って言うか何故か入ってるんだけど?しかも第三位とか・・・。


どうやら神官っぽいおじさんとノールにはいろいろと見えなくなってるみたいだけど、どう反応しようかと悩んでいるとおじさんが声を掛けて来た。


「あ・・・あの、貴方様は、神獣様なのですか?」


あ、やっぱり種族は見えてたんだな・・・。


そう思いながらノールの方を見ると、諦めたような顔でゆっくりと頷いた。

読んで下さりありがとうございます。

誤字脱字などがありましたら報告して頂けると有難いです。

そして、知らぬ間にブックマークが14件もありました。

本当にありがとうございます。

不定期投稿ですがよろしくお願いします。


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