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暗黒の地球  作者: アリス
3/4

少年の記憶

「母さん!!見て見て!!」

「なあに?」

大阪府。熊取町。

そこに、一件の住宅が建ってあった。

「ほら!!百点とったんだ!!」

そこには、両親と二人の兄弟が住んでいた。

「まあ!!凄いじゃない!!」

三歳の弟、(りゅう)は昼寝中。

六歳の兄、(とら)は学校から帰ってきたばかり。

自称二十七歳の母、(はな)は育児休暇中。

そして一家の大黒柱、優馬(ゆうま)はサラリーマンとして働いている。

「でしょ!?僕ね、これからもいっぱい百点とるんだ!!」

華に褒められ、頬をすこしばかり桃色に染めた虎は、嬉しそうに笑った。

「ふふ。頑張って_____!?」

虎の頭をそっと撫でた華は、言葉を最後まで言うことなく、目を丸くした。

「!!?...母さん!!母さん!!」

「う、うぅー!!ままー!!にーちゃん!!」

背に、我が子の悲鳴を聞きながら.....

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