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なにもかも予定調和

「これからどうするよ」


「私が決めることじゃないです」


「ハーレム目指そうかな」


「顔がちょっと厳しいですね」


 夢くらい持っててもいいじゃん……。


 つーかこいつ、さっきからずっと機嫌が悪い。

 なぜだろう。

 俺がわざわざ話題を振ってあげてるっていうのに。


「そういやお前ってどんな宝具なの?」


 俺のそんな質問に、シャーラはムスッとして答えた。


「それを聞きますか」


 実際ずっと気になっていたのだ。シャーラ的に触れられたくなさそうだったから今まで聞かなかったけど、俺の好奇心がとうとう上回ってしまった。


「まあいいですけど……。

 私は魔力源泉(エターナル・スペル)って呼ばれてて、その名の通り、人では許容しきれない量の魔力を身に秘めてるんですよ」


 ああ、やっぱそんなのか。

 それを聞いた途端、俺は期待はずれだって顔をしてしまった。もっと色々あるのかと思ってたけど、やっぱりそんなもんか。


 俺がガッカリしたのも俺自身魔力を持ってないので魔法を使えない。つまり俺と関係なさすぎたからだ。


「聞いといてなんですかその反応は」


「いや、なんでもないっす……」



 俺とシャーラは森の中の一本道を歩いていた。

 ブリッジゲートとは随分前に別れて、俺は次の町を目指しているのだが、かれこれ3時間くらいは歩いている。


 目指すって言ってもどこにあるか分からない町だ。とりあえず道を見つけたからそれに沿っているが、森を抜ける気配すらない。


「お前は文句も言わないな」


「言っていいんですか?」


 嫌な顔一つせず(いや、そんなこともないか)に歩いてると思ってたけどやっぱり不満あるんだ。

 俺は周りの異世界っぽい雰囲気を楽しんでるから、いくらでも歩いてていい気分だが、シャーラはそうでもないらしい。

 俺が担いで走れば速いんだが、シャーラがかたくなに嫌がるのだ。


「昔はあんなに抱いてやったのに……」


「何言ってるんですか気持ち悪い」


 こいつ俺に惚れる気配ねぇわ……。



 そして沈黙。

 さっきからすぐに会話が途切れる。確かに話すことはあまりないにしても、もっと気を使うとかないんですかねぇ。


 なんでもいいけど腹も減ったし次の町に早くつきたいものだ。


 ブリッジゲートが何もない辺鄙な土地に俺達を下ろすはずもないし、きっと近くに町があるはずなんだが。


 こんな時、俺の創造能力に欠陥もとい制限がなければ、俺はすぐにでもナイトロッドスペシャルを創ってこの森の一本道を爆走してるはずなんだけど、現実そうもいかない。


 日が暮れるまでには着かなさそうだったら無理やりシャーラを担いで俺が爆走する予定だが、果たしてつくのだろうか。


「なんか色々考えてる顔してますけど、レイヤってお金とか持ってるんですか?」


「!?」


 それは盲点だった。俺は一銭もお金を持っていない。それどころかこの世界のお金のことを全く知らない。


「ち、ちょっとは持ってるさ」


「見せてください」


「すいません持ってません」


 俺がそう言うと、シャーラは呆れた表情でため息をついた。


「はぁ、どうするんですか」


「それを今から考えるんだよ」


「……もう任せます」


 半ば諦めた感じでシャーラはそう言った。


 いや、よく考えたらお金くらい創ればよくね?実物見ないと作れないけど。


 お金は創るからいいとして、他にも問題はいくらかある。


 例えばこの服だ。もう結構ボロボロになってるし、新しい服を新調したい。シャーラのもそう。


 そしてなにより、この旅に目的が欲しい。


 ただ旅をするのもいいが、せっかく異世界に来たんだからなんらかの目的とかがいるだろう。

 ハーレムは無理だとしても、なんか異世界らしいことをしたいというか。



 そのまま色々考えながら歩いていると、俺はあることに気づいた。


 本当にそれは男として気がきかないとかそういうレベルの話じゃなくて、逆に今までなんで気付かなかったの?ってくらいヤバイことだった。


「お前裸足じゃん!?」


「……気づいてなかったんですか?」


 無意識に俺は土下座していた。


 いくらこいつとはいえ、女の子を裸足で3時間くらいも歩かせていたのだ。それは機嫌も悪くなるし、不満もあるだろう。

 シャーラより少し前を歩いていたから目につかなかったのは言い訳。

 気付かなかった俺をマジで殴り殺したい。


「本当にごめんなさい」


 俺はローアングルからシャーラを見上げる。


 そして自分の靴を脱いでシャーラに差し出した。


「なんか臭そうなのでいりません」


 そんなことを言われても俺は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。


 シャーラの足はボロボロになっていて、見てて痛々しい。


「いや、本当に悪い」


「別に気にしてませんよ」


 そう言ってシャーラはまた歩き出す。


 シャーラはワンピースをヒラヒラさせながら俺の前を通り過ぎていった。


 その後ろ姿を見て俺は思わずそれをペラリと捲る。


「なっ……!」


「……え?」


「おま……ノーパッぶ!」


「なにするんですか!」


 言い終わる前に鼻にグーパンチを貰った。だけど悲しきかな神様によって強化されてる俺の体にはそんなの効かない。


 そう思って調子に乗ってた時、俺は目突きを食らった。


「いでぇぇぇぇぇぇ!!!」


 のたうちまわって叫ぶ。目突きは反則っすよシャーラさん。


「み、みたんですか!?」


「か、可愛いおしりだったぜ……」


 二度目の目突きを受けた。



ーーー



「そうだ、トレジャーハンターになろう」


 シャーラに聞こえるように、俺はそんなことを呟いたけどシャーラは答えなかった。


 裸足でぐんぐん歩いていくシャーラの後を俺はドボドボとついていく。

 さっきからずっと俺は無視されているのだ。


「シャーラさん機嫌直してくださいよ」


 創造で靴を作ろうとしたのだけど、こんにゃくが出て失敗。いつも思うんだけど創造の失敗成功基準が意味不明すぎる。


 この銀色が裸足で歩いてるから、靴を履いてる俺は申し訳なくなって、とっくに靴は脱ぎ捨てた。


 だから俺も裸足だ。これがなかなか開放感があって気持ちいい。


 でも旅の侶伴がここまで不機嫌だとその開放感も薄れる。さっきから何度も謝ったり話しかけたりしてるのだけれども総じて無視されて、そろそろ俺の心も折れかけていた。

 

 俺もシャーラの機嫌直しは諦めて、黙って歩こうかなぁなんて思ってたそんな時、思いもよらぬことにシャーラから話しかけてきた。


「あ、あれって町じゃないですか?」


「うそだろ?」


 シャーラが話しかけてきたという事実より、町の発見の方に関心がいく。


 だけどシャーラが指指すその先に町らしきものは見えない。

 とりあえず俺は思いっきりジャンプして、上空から確かめることにした。


「ふん!」


 飛び上がって空から見てみると、しばらく森が続いた後、確かに町が見えた。それもかなり大きい。

 あれが地上から見えるシャーラって、俺より目がいいんじゃないだろうか。


 それを確認したと同時に俺は落下していく、そして着地した。


「確かに町だったわ」


「やっとですね、お腹減りました……」


 町を見つけたことにテンションが上がる。


 とにかく俺達の歩調は速まった。裸足だけど。



ーーー


 町にはわりとすんなり入れた。

 そんな俺達がまず最初に考えたことは、飯。だけどお金がないのが問題だった。


 とりあえず実物さえ確認すれば創れるかも知れない、そう思った俺は路地裏などで落ちてるかもしれないお金を探そうとシャーラに提案した。


 勿論、拒否される。


「じゃあどうしろってんだい!?」


 そんなことを町中で叫ぶ。よく見ると、裸足でうろついている俺達は結構目立ってるらしくて、ちょくちょく通りすがりの人と視線が合った。


「とりあえず格好を何とかしたいな」


「お金がないから話になりませんよ」


 ですよねぇ。シャーラの機嫌は少しは直ったみたいだけど、それでもまだ俺と目を合してはくれなかった。


 ツン成分多すぎィ!


 本当に途方に暮れてると、俺はこんな張り紙を見つけた。


『ギルド“天獄の暦”、腕相撲大会! ギルド№1は誰だ!? 優勝賞金はなんとフィオリーノ金貨10枚!(誰でも参加できます)』


 そう書かれた張り紙には開催場所の地図と開催日時が書かれていた。今日の日没までに受付を終えるらしい。


「シャーラ、フィオリーノ金貨10枚ってどんくらい?」


「無駄遣いしても5年は遊んで暮らせます」


 ご……ねん?


「おけ、行ってくるわ」


 そう言って俺が走り出そうとすると、シャーラに引き止められた。


「待ってください! 天獄の暦っていったら国でトップを争うギルドですよ? 優勝できるわけがないです」


 なーんだ、そんなことか。


「いやいや、やれるって」


「はぁ、恥かくだけですよ……」


 そう言うが、しぶしぶながらもシャーラは俺についてきた。その辺り、少しは期待してそうだ。





 ギルド“天獄の暦”に着くと、その入り口前は人で溢れかえっていた。


 受付に人が殺到しているわけではなく、観客達がすでに集まっているのだ。日没まではまだまだあるのに、これだけ人がいるってことは相当大きい催しなのかもしれない。


 俺はそれを横目に署名を済ませ、受付嬢から説明を受ける。


 説明では、腕相撲はギルドのエントランスホールでやるらしくて、準決勝までは同時に行うようだ。

 聞いてみたところによると、参加者は俺を合わせて258人らしい。思ってたより多くてちょっとビビッてる。


 一回戦が始まるのは組み合わせが決まり次第で、それまでエントランスホールで待機らしい。


 俺とシャーラがエントランスホールに入ると、そこにはもうムキムキのおっさんとかフードを被った謎キャラとかとにかく強そうな奴ばかりだった。


 まあ騎士長と互角以上っていうか張り合えた俺ならいけるっしょ。

 そう楽観的に捉えることにするが、実はちょっと緊張してる。


「本当に優勝できるんですか……?」


「ちょっと調子乗りすぎたかもしんね……」


「棄権してもいいんですよ」


「やるだけやるって」


 空いてるテーブルに座ってシャーラとそんな会話をする。


 こんなガチな雰囲気だとは思わなかったんだよね。


 いや、みんな酒とか飲んで楽しんでる感じあるけど、目を見たらわかる。誰もが勝ちに来てる目だ。


 しばらくテーブルでシャーラと話していると、受付嬢がエントランスホールで声を張り上げた。


「抽選が決まりました! 掲示板に張り出したので各自確認してください! 一回戦はすぐに執り行います!」


 一つの掲示板に殺到しないように、いくつか紙が張り出された。

 俺もそれを見ようとシャーラをテーブルに待たせて人混みに特攻する。



 なんとか俺の対戦相手の名前を確認した。

 ビンセント・ライン? 当然だけど全然知らねぇ。


 対戦相手を探してみるけど、よく考えたら見つかるはずもない。



 しばらくして、一回戦の一巡目が行われるのか、各場所に腕相撲用のテーブルが用意された。

 選手たちはそれを見て配置につく。


 俺の一回戦は二巡目に行うらしいので、俺も前もって指定されたテーブルの処まで移動することにした。



「ファイッ!」そんな声が各所から聞こえた。どうやら試合が始まったみたいだ。



 腕相撲が行われているテーブルの周りにはそれぞれ人だかりができていて、有名らしい奴のところにはギャラリーの数が半端ではなかった。


 そんな中、俺は俺の試合をするテーブルの近くで軽い準備運動をしていた。



「優勝じゃなくてもいいところまでいけば賞金でるらしいですよ」


「お、俺優勝しか狙ってねぇし……」



 シャーラのそんな言葉に対してを言俺は思わずいらぬ意地を張ってしまった。


 シャーラはそれに対して嫌な笑みを浮かべて違うテーブルの観戦に行ってしまった。


 これは「一回戦で負けるようじゃ話になりませんよ」という遠回しな嫌がらせだろうか。応援してくれたっていいというのに。



 次々と腕相撲は終わっていき、各所で盛大な盛り上がりを見せる。


 俺のテーブルの試合も終わったようで、俺の番がやって来た。



 そこで初めて対戦相手の顔を見る。

 そいつはぱっと見て、俺と同じくらいの歳で、身長的には俺のほうが高い。



 っしゃッッッッッッオルァァ!!!!!


 顔では冷静を装いながら、心の中でジャンピングガッツポーズ。


 はいカモ来ましたこれ。よりによってこんなガキが? 腕相撲大会に? 出場ぅ? 


 もうそれギャグですか、罰ゲームですかって感じだ。



 俺とそいつは位置につく。

 俺達の戦いには観客も興味がないのか、それぞれ他のテーブルに散っていった。


 それはつまりこいつが無名で大したことがないことを意味する。とにかく一回戦負けだけは回避できた。それにこいつ無駄にイケメンだから俺のストレス解消にもなる。



 ゴーン、と鐘の音が鳴った。これは一巡目の一回戦が全部終わった合図だ。同時に二巡目の準備を催促する合図でもある。


 俺は腕をグルンと一回転させ、フシューと鼻から息を吐き出す。

 そして腕をまくって腰を低くし、肘をテーブルに付ける。


 そしてその指でクイクイとかかってこいよのジェスチャー。


 てめぇみたいなぬるいガキが二度とこの大会に出られないようにしてやるよ、そんな大会古参ばりの意気込みを持っての挑発だ。


 そんな挑発には眉をピクリとも動かさず、そいつもテーブルに肘をついた。


 うっわ、人のこと言えないけどこいつの腕ヒョッロヒョッロ……。


 そんなことを思いながら、俺達は手をガッシリと組んだ。

 そして組んだ瞬間に勝利を確信する。後は審判の掛け声を待つのみとなった。


 俺は余裕の表情。片手では鼻くそをほじくっている。


 さて、刹那で終わらせるか。



「レディィィ…………」


 審判の合図に集中。開始0.5秒が目標だ。


「ファイッ!!!!」


「はい秒殺ゥゥゥゥゥ!!!」



 ズドン、と俺の手とテーブルに衝撃が走り大きな音がなる。そして俺は驚愕。



 な……に……?



 瞬殺を確信していたというのに、テーブルの上にあるのは2つの拮抗した右手。



 テーブルがミシミシと悲鳴をあげている。


 ちょ、こいつ……、え? え?


 事態が把握できなかった。こいつの力が俺と互角だと言うのか?


 俺は思いっきり力を込めながらそいつの顔を見上げる。


 すると目があった。


 そいつも驚いた顔をしていて、まさか同じくらいの力を持っているとは思わなかったんだろう。


 その驚いた顔もイケメンだったので、俺はイラッと来てしまう。


「クソッタレぇぇぇ!!」


 ぐんと力を込め、俺が優勢になる。しかしそいつも負けていない。力を入れ返してきた。



 その状態がどのくらい続いただろうか、お互いの顔は真っ赤になり、うめき声を上げながら握った手を押し返し合っていた。


 そこまで来たら俺も意地、賞金なんて関係なく負けたくなくなっていた。


 周りの試合が終わり出し、観客が俺たちの周りに集まりはじめる。



「ガキンチョ共の腕相撲は味気がねぇな」とか「可愛い戦いだ」とか抜かす奴がほとんどだが、俺はそんなことを言う奴の頭を、このガッシリと組まれた手の間にサンドしてやりたい。

 その頭はきっとグシャリといってしまうだろう。



 長い戦いの末、とうとう奴の力が一瞬緩む。その隙を見た俺はすかさずたたみかけた。


「チェストォォォォォォ!!!!」


 そして、ドン、と奴の手の甲をテーブルに叩きつける。


 小さな歓声と拍手が起こる。




 やっと終わった……。


 俺はなにかとてつもない優越感に浸りながら強敵の顔を見る。しかし、そこにあいつはもういなかった。

 悔しくてションベンでも漏らしたのだろうか。



 とりあえず切れた息を整えるために俺は空いてるテーブルに腰を下ろした。


 そして冷静に考えると、勝ったのはいいんだが、こんな奴でもこの実力だ。それは「奴は四天王の中でも最弱ッ!」的な絶望感を俺に与えた。


 俺はひそかに賞金を諦める。



 とにかく、異世界初の苦戦した相手としてビンセント・ラインの名だけは脳に刻むことにした。





ーーー



 二回戦、俺は不戦勝だった。

 なんでも相手の具合が急に悪くなったらしい。

 二回戦が終わると、一回休憩を挟んだ。



 二回戦みたいに不戦勝が続けばいいなぁなんて甘い妄想をしながら、隣のシャーラと一回戦の話をしていた時、俺は超絶完璧完全無欠最強無敵な名案を思いついてしまった。



 ああ不戦勝したい不戦勝したい不戦勝したい、そうだ下剤盛ろう。


 こんな感じで思いついてしまったのだ。


 勝てないなら、相手が負ければいいだけ。

 勝たなくていい、相手が負けてくれればいいんだ。



 そんな訳で対戦相手の食事か飲み物に下剤を盛ることにしました、てへっ。



「シャーラ、俺ちょっとアップしてくるわ」


「あ、はい」


 シャーラにそう言って席を立つ。

 勿論、しにいくのはアップなどではなく、対戦相手の確認。そして確認後、すみやかに下剤を摂取させることだ。


 昔友達に嫌がらせで下剤を盛ったことがある。その時に下剤について詳しく調べたので、効果や成分は知っていた。


 つまり、創造可能ッ!



 俺はさっそくギルドの外に出て、下剤を創造できるか確認。


 すると、俺の手には見覚えのある下剤が何錠も溢れ出てきた。


 こんな時は成功する俺の創造能力は、お茶目さんなのだろうか。


 それはともかく、創造できることを確認した俺はその下剤を適当に投げ捨て、エントランスホールに戻る。


 そして次の対戦相手をなんとか見つけ出して、そいつが持ってるコップの中に粉状にした下剤を大量に創造してやった。

 その後、俺は隠れて対戦相手の様子をうかがう。


 しばらく待つと、そいつはコップを傾けて中の酒を口の中に流し込んだ。



 でましたがぶ飲みぃぃぃぃぃ!!


 下剤が入ってるとも知らず、うまそうにグビグビ飲んでいる。



 それを見た俺は嬉しくなってキャッキャッはしゃぎながらシャーラの元に戻った。




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