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第8話~変心~4


ルイとタケルは

とりあえず

踏み切りの方へと

歩き出した




ルイ

「鬼か〜

どんな奴かなぁ〜?


昔話には

出てくるけど〜


実際にいるとはなぁ〜」




踏み切りの

遮断機が降り


ルイは立ち止まった


その後ろで


タケルの目が

赤く光り出した


タケルは

気付かれないように


『槍』の玉を

腰のベルトに

セットした


その時…


2種類の音が

同時に鳴った


ひとつはルイの

携帯の着信音


もう一つは

タケルの腰ベルトから…


《スピアー》と

音がした


ルイが携帯を

取り出すために


道端によけたのが


タケルが突き出した

ヤリを偶然よける

形になっていた



電話の相手は

陵だった



ルイ

「あっ

アヤどうしたん?


……ええ!?」




振り向いたルイは

陵の言葉と


目の前に突き出た

ヤリに同時に驚いた




タケル

「…チッ!」




ルイ

「…なに?

このヤリ…」




タケル

「こ…これは

用心のためだ!!


…お前も

すぐに変身

出きるように

しておけ!!」




ルイ

「…なるほど


…あ そうだ!!


…アヤ大丈夫か!!


…大変だタケル


アヤの目の前に

鬼が現れた!!」




タケル

「なに?」




ルイ

「多分

近くだと思う


行こうタケル!!」




タケルは無言で

気まずそうに

『槍』の玉を抜いた


ルイとタケルは

陵の帰って行った

方向に走った


しばらく走ると

カラオケ店のある

交差点で


巨大な鬼が

車を何台も

破壊していた


逃げまどう

人もいれば


野次馬のような

見物人も大勢いた


ルイは物陰で

アイセに変身をして


全力で鬼の

いる場所に急いだ


その時


鬼の手が

陵の車に

かかろうとしていた




アイセ

「タケル!!


あのヤリ

も一度だして!!」




タケル

「なに?」




アイセ

「いいから早く!!」


タケル

「…チッ」



タケルは

『槍』の玉を

ベルトにセットした


《スピアー》と

ベルトが鳴って


タケルの手に

ヤリが現れた


それをアイセは

素早くうばい取り


鬼めがけて

力いっぱい

投げつけた



アイセ

「ウォォリャ〜!!!!」



ヤリは

ものすごいスピードで

飛んでいき


陵の車を

つかもうとした

鬼の手のひらに

突き刺さった




鬼は痛さと驚きで




「ブゥギャャャ〜!!!」




…と叫び声をあげた




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