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第7話~理由~3


ルイ

「え?


うそ〜! 」




「うそやないよ〜


日岡と神吉と

上荘に


常楽寺があるねんで」




ルイ

「…まぎらわしいなぁ〜」




「そやろ〜


だから

間違わへんために


お寺には

それぞれ

『山号』ってのが

ついてて


日岡は寶生山

(ほうしょうざん)


神吉は法性山

(ほっしょうざん)


上荘町のは日光山

(にっこうさん)


って

区別出来るように

なってるねん



…で


ルイはどこの

常楽寺におるん?」




ルイ

「…なるほど


それなら

ここは〜


法…性…山

って書いてあるわ」




「わかった

神吉の城跡やね


すぐいったるわ

まってて」




ルイ

「うん

わかった



え?


…城跡?」




ルイは携帯をきり


山門前で

待つことにした


石段に腰を

おろしていると


背中を

ペシペシたたく

小さな手があった


ルイが振り向くと

あの赤い着物の

女の子が


玉を持って

微笑んでいた


ルイは玉を受け取り


文字を見ると


『翼』の文字が

輝いていた




ルイ

「…おっ!!


やった〜!


『翼』やって〜


これって

飛べるんちゃうん?!


ありがとう〜」




ルイは女の子に

お礼を言おうと

したが


すでに

女の子の姿は

なかった




ルイ

「あれ?


また消えた…」




しばらくして

陵の車が到着した




「お疲れ様 」




ルイ

「おぉ〜


悪いなぁいつも


でもなぁ〜


今度から

送迎は〜

いらんよ〜」




っと

ルイは

うれしそうに

『翼』の玉を

陵に見せた




「翼?


…へぇ〜


飛べるの?


どんなんどんなん?


飛んで見せて〜」




ルイ

「みたい?


しゃ〜ないなぁ〜



なら


…変身!!」



ルイは

『義』の玉で

アイセに変身した




アイセ

「…で


この玉を

セットしたら…


…どんなん羽やろ〜


黒かな〜?


白かな〜?


白がいいな〜


白鳥みたいに

バッと羽ばたいて…」




「はよセットしいや〜」




アイセ

「わ…わかってるって〜


せかすなよ〜


いくぞぉ〜!」




アイセは

腰のベルトに

『翼』をセットした


すると

アイセの背中に

金属製の棒が現れ


アイセの身長より

50cmも

長く伸びた




アイセ

「…え?」




次の瞬間

棒は二つに割れ


下部が左右に

広がった


その形は…


まるで…





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