第6話~追撃~8
コルビスは
何度も人塚古墳に
降りようとしたが
着地出来なかった
コルビス
「クソ!
なぜだ?
ここがだめなら
向こうの古墳に…」
ドーマン
「コルビス!!
行ってはならん!!」
ふと見ると
人塚古墳の隣の
北山公園の中にある
西条廃寺の講堂跡に
ドーマンが立っていた
コルビスは
飛んで行き
ドーマンの近くに
降りようとした時
ドーマン
「コルビス
降りてはならん!!
そこに浮かんだまま
話を聞け!!
…どうやら
あの者は
お前を追える能力を
身につけたようだ
このまま
古墳に触れ
アジトに
戻ってしまえば
奴もお前を追って
アジトに来てしまう
それだけは
さけねばならん
お前は
ここで戦え」
コルビス
「…それは
オレにここで
死ねと言う事か!!」
ドーマン
「…勝てば
いいだけのこと…」
そう言って
ドーマンは
ふところから
式紙を5枚出し
ドーマン
「…急急如律令」
と呪文をとなえ
式紙を金堂跡に
吹き飛ばし
さらに5枚の
式紙を取り出し
呪文をとなえ
10体のイビルを
作った
このイビル達は
手に六尺棒のような
物を持っていた
イビル達は
円形になり
円の中心に向かい
六尺棒をかまえた
ドーマン
「コルビス
お前の足が地に着けば
奴は必ず飛んで来る
そこを捕らえるのじゃ」
そう言い残し
ドーマンは姿を消した
コルビスは
円の中心に向かい
金堂跡の床に
降り立った
すると円の中心の
空間がゆがみ
アイセが現れた
アイセ
「どこに逃げようと
逃がしは…
…え?」
イビル達は
いっせいに
アイセに六尺棒を
たたきつけた
六尺棒は
電撃棒になっていて
アイセは
感電したかように
しびれてしまった
アイセは六尺棒で
はがいじめにされて
動けなくなり
気を失った
コルビス
「きさまもこれで
終わりだ!!」
コルビスの爪が
アイセの体を
つらぬこうとした時
「多勢に無勢か!!」
コルビス
「だれだ!!」
コルビスが
振り返ると
そこには和牛がいた
牛はモ〜と
ひとなきして
円形に突っ込んできた
イビル達は
ボーリングの
ピンのように
弾き飛ばされ
アイセも塔跡にまで
飛ばされて
衝撃で目をさました
「気がついたか」
アイセ
「…牛が
しゃべった…」




