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第4話~邪鬼~7


ルイは走った


松風こみちには

両脇に

黒松とツツジが

植えてあった


加古川市の木と

花である


足元には

100mごとに

数字がはめ込まれて

いるので


今が何m地点か

わかるように

なっていた


ちょうど

1100mを

過ぎた時


前を歩く女子高生の

グループに横から

矢が飛んできて


体をつらぬいたのを

ルイは目撃した


…が女子高生は

何事も無かったように

通り過ぎ去って行った


見間違いかと思ったが


壁には無数の矢が

刺さっていて


矢には邪気が

べっとり

こびりついていた



物陰から横をみると

そこは別府鉄道で

使われていた

車両が置いてある

公園だった


電車は

窓ガラスが割れ


木の部分は

かなり風化していた

よくみると

車内から矢の先端が

のぞいていて


通行人が通るのを

待ちかまえていた




〜〜〜〜

 車内

〜〜〜〜




邪鬼

「邪気を100人分

集めて一度に

食らってやる!


…しかしこの電車は

ボロボロやなぁ


窓ガラスは割れ放題

木は腐ってるし


蚊はいるし!」


(パチッ)


邪鬼は蚊をたたいた


「イタッ!!」



それは蚊に変化した

カンスだった




カンス

「なにすんねん!!」



カンスは変化を解いた




邪鬼

「な〜んや

カンスか」




カンス

「お前も呼び捨てかぁ〜!!


俺は先輩やぞ〜!!」



邪鬼

「好きで後から

生まれたわけちゃうわ!!」




カンス

「なに!!」




そこへ変身した

アイセが窓から

入って来た




アイセ

「お前たち!!

ここで何してる!!」




カンス

「わ!!でた!!」




カンスはまた蚊に

変化して窓から

逃げ出した


邪鬼も窓から

逃げ出そうとしている


アイセは邪鬼の

お尻を蹴飛ばして

外に蹴りだした




アイセ

「お前は誰だ?」




邪鬼

「俺様は邪鬼だ!!


これでも食らえ!!」




邪鬼はアイセに

矢を放ったが


矢はアイセの体を

すり抜け地面に

刺さった


邪気は付いて

いなかった




邪鬼

「なに?」




アイセ

「あれ?

何やってんだお前?」




無傷だったので


アイセは

気を良くして

邪鬼に攻撃をしかけた




アイセ

「一気に

お前をたたっ斬る!!

これでも食らえ!!」



アイセは『剣』の

玉をベルトにセットした


…が


また何の反応もない



アイセ

「あ…あれ?

また?

…接触なのかなぁ?」




アイセがベルトに

気を取られているうちに


邪鬼は

ムチのような

チェーンを

取り出して

攻撃してきた




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