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第3話~式神~4


ルイ

「赤壁さん?

なにそれ?」




「赤壁さん知らんの?

タマってネコがいて


そのネコが

サイコロの出る目を


丁とか半とか

ツボをあける前に

当てたんよ


で飼い主は博打で

大儲けしたんやけど


帰り際に負けた2人組の兄弟に襲われて


お金をとられて

しかも殺されて

しまってん


それをタマが

仕返しに行ったけど


返り討ちにあって

その時飛び散った


血で染まった板で

作った神社が

赤壁さんやねん」




ルイ

「へ〜そんな話が

あったんや…」




「…ところで

ルイはどこいくの?」




ルイ

「俺?

俺は…ほら


加古川図書館近くに

本が読める喫茶店が

あるやろ


そ…そこで友達と

待ち合わせ」




「ふ〜ん」




〜〜〜〜〜〜

加古川図書館

〜〜〜〜〜〜



「着いたよ〜

私は図書館で

本読んでるから


もし用事が済んだら連絡して


帰りも送るし〜」




ルイ

「ありがとう

じゃ…」




ルイは事件の

手がかりを求めて

周辺を歩きまわった



ルイ

「…デカいイチョウの木やなぁ〜」




称名寺のイチョウの木を見上げた


お寺の前を通り過ぎ

しばらく行くと


昭和初期の長屋の

ような建物が並ぶ

風景を目にした




ルイ

「へぇ〜

今でもこんな家並み

があるんや…」




路地を曲がると

古い異人館を見つけた




ルイ

「ここはまた

いきなり洋風やなぁ…」




またしばらく歩き

ルイは赤壁さんの

ある神社に到着した




ルイ

「これかぁ…

アヤの言ってた

ネコの神社は


とりあえず…

お参りしとこ〜


…これ以上

被害者を出さずに

事件がすんなり

片付きますように〜


それと…


蚊のバケモノと

ピンクのおばさんも

あっさり倒せますように…」




リア

「だれが

おばさんやねん!!

しばくど〜!!」




カンス

「わ!!

ねえさん出ていったら

あきませんやん!!」




リア

「だってコイツが

ピンクのおばさんって〜


私はおばさんちゃうわ〜!!

まだ若いわ〜!!」




カンス

「いやいや〜

ねえさん落ち着いて〜」




ルイ

「お前たち

こんなところに

いたのか…!!」




カンス

「お前たち?

なんで俺達の事

知ってるねん


誰やお前!!」




ルイ

「俺か?

俺は…変身!!」



ルイは『義』の玉を

腕のベルトに

はめ込み


アイセに変身した




アイセ

「自然を愛せ


人を愛せ


地元を愛せ


加古川の

地元密着型戦士


その名も

清流戦士AISE



じわっと参上!!」





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