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詩全集2

夏物詩

作者: 那須茄子

かき氷の甘い香りが

空の下で溶けてゆく


ひんやりとした一口が

心まで冷やしてくれるよう


流しそーめんの流れに乗って

竹の中をすいすいと

夏の味を楽しむ


醍醐味ってもんだね



風鈴の音が響く

夏の風が吹き抜ける

思い出が詰まったこの季節

永遠に続いてほしい


夕暮れの風が心地よく

風鈴が優しく揺れる


その音に包まれて

夏の夜が始まる

星が瞬く夜空の下で

花火が咲く音が響く


色とりどりの光の中で

笑顔が満ちる


そしてまた



朝顔が咲く庭先で

朝の光が差し込む

新しい一日が始まる


かき氷のシロップが

手に垂れても気にしない

その甘さが心に残ているから



夏の風が吹き抜ける



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― 新着の感想 ―
[一言] 遠い日の夏の思い出の様に感じられました  ありがとう
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