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episode11 ダンジョン探索

一先ず修正が終わったので初投稿です

ダンジョン。

この世界におけるダンジョンは、各地に点在してる門から異空間へと飛んだ先の事をそう呼んでいるらしい。

門の形は様々で、今回渡るような苔むした石の門の他に階段を降りたり、井戸から落ちる事で飛んで行ける物もあるらしい。


そんなダンジョンを攻略する為に、今日はバッカスと共に向かう。

ダンジョンは基本的に不明な点が多いため、食料や水筒、簡易テント等を持っていき、長期滞在が主になっているそうだ。

色々と足りない技術はあるけど…まぁ、この世界になれる為にも行ってみるしかないだろう。

俺が少し不安な顔をしていたのかバッカスが話しかけてくる。


「準備は出来てるな?ナツヤ」

「ダンジョン探索は長い、不安なら他の仲間を募ってもいいし、まだ準備をしてからでも構わないぞ。」


「大丈夫だよ、準備は出来てる。」

「何が必要かわからない今だと、とにかく進み続けないとね…」


「そうか、まぁ我も知らないことは多い、お互いに経験を重ねて成長していこうじゃないか。」


「そうだね…今回もお互いちゃんと生きて帰ろう。」


死亡フラグを立てた様な気もするけどまぁ、置いておこう。

街を出てナラン森林へと向かい、前に見つけた石の門に着く。

前言っていた通りにヴィフルムは居なくなっており、周囲は安全な様だ。

門に近寄ると突然空間に亀裂が走る、ここから移動するのだろう。

バッカスと共に亀裂に触れる、そうすると目の前が白色に染まり、意識が途切れた。


暫くすると視界は見えるようになり、見知らぬ空間に着いた。

周囲は黄色のレンガのような建材で出来ており、目の前には迷路の様な廊下が広がっている。

2人がバラバラになるなんてこともなく隣にバッカスが立っていた。


「どうやら、無事に飛べたらしい。」


「初めての感覚だよ…無事じゃない事もあるの?」


「まぁな、転移先が魔物の群れなんて事もたまにはある。」


「絶対死ぬじゃんそれ…」

想像するだけで恐ろしい…運には見放されてないようでよかった…


このまま喋っている訳にも行かないので歩き出す、迷路は右側に手をついて歩くといいって事を聞いたような気がする…

そう思って壁に手をつくと、ガコンという音がなる。

え?


「早速トラップだな…前方から矢だ、受け流せ。」


「っ…了解!」


目の前から20センチ程の矢が飛んでくる、呆然としてる暇はない、盾で受け流す…!

ギリギリで矢を受ける、矢尻と盾が接触し火花を上げる、頬を掠めたが流す事は出来た、危なすぎる…


「危ない所だったな、怪我大丈夫か?」


「大丈夫…教えてくれてありがとう…お陰で助かった。」


「構わんさ、良くあることだ。」


そう言い、バッカスが先導をし始めてくれた。

トラップか…良く考えればわかったけど、わからないものだな…反省しよう。

幸先が良いのか悪いのかわからないけど…とにかく進もう。


次回:ダンジョン探索その2

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