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なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!  作者: 日向ぼっこ
4章.カロライン王国編

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52話.鬼族

「ワシと話がしたいなどという変わり者の人族はお前か?

 なかなか肝っ玉はすわっているみたいじゃの」


「対話の機会を頂きありがとうございます。

 ルインの冒険者ギルド所属のクロムです、そしてこちらは相棒のアキナです」


「ア、アキナです…… 宜しくお願いします」


「ワシはこの集落の族長をしておるゴランじゃ。

 して、話というのはなんじゃ」


 クロムは族長に対して丁重に挨拶と自己紹介をしたうえで、要件を伝え始めた。

ルイン在住の貴族の一人が出した依頼を受けてここまで来たということ、依頼内容が聖セイクリッド神国より取り寄せた彫像が搬送中にこちらの鬼族に襲撃強奪されたので返却を望むという内容であることを告げ、まずは真偽を確かめたいと思っていることを伝えた。


 すると、族長の傍に控えていた一人の鬼が思い当たることがあるとのことだった。

なんでもその輸送集団はこの村のすぐ近くを移動しており、クロムにしたのと同様の対応したところ斬りかかってきたため撃退したとのことであった。

 その際手に入れた積み荷は戦利品としてもらっており、その彫像は族長の椅子の後ろに飾ってある女神像であるとのことであった。


 状況の確認を終えたクロムは族長に彫像返却の条件を窺う(うかがう)ことにしたのだが……

その話を聞いた族長は戦利品を奪いに来たのなら戦うまでだ! と敵意をむき出しにし始めるのであった。


「はぁぁ……、戦うつもりはなかったんだけどな……

 こうなっては聞く耳を持ってくれそうもないし、一旦力を示して大人しくなってもらおうかな」


 しかしここまで対話が可能であった種族とこのまま戦闘になるだけというのは勿体ないと思ったクロムは、族長に2:2の決闘を申し込むことにしたのである。

これまで接してきた感じから鬼族とは戦闘種族であり誇り高い種族でもあると思ったからである。

 族長は驚いた表情を見せたのち、不敵な笑みを抱えながらクロムの決闘を受けることにしたのであった。


「ク、クロム!?? 決闘って…… しかも2:2って……」


「まぁ成り行きだな、頼んだぜ相棒♪」


「……」


 クロムの決断と反応にドン引きしているアキナであったが、受け入れるしかない状況であることはアキナの目からも明らかであった。

そして気持ちを切り替えたアキナは、クロムと作戦について話し合うことにした。

そこで決まった作戦は非常にシンプルな内容だった。。

 クロムが族長とタイマンに持ち込むから、もう一人はアキナがよろしく! である。


「これって…… 作戦っていうのかな……」


「この村に俺やアキナより強いやつがいないことについては、ナビのお墨付きだよ♪

 それにサポートはするからさ、気軽に訓練と思ってよろしくな」


 クロムのあっけらかんとした態度をみたアキナは苦笑するしかない気持ちになったが、逆にそれによって開き直ることもできたのであった。


「人族よ、鬼と決闘をするなどとふざけたマネをしたことを後悔しながら死ぬが良い。

 こちらはワシとこのトーマの二人が相手をする」


「この決闘、勝ったら彫像は持って帰りますからね!

 ちゃんと覚えててくださいね!!」


「ぐははは! 面白い!!!

 できるものならやってみよ!!!」


 そう言うと同時にゴランとトーマは同時にクロムへと突進を開始した。

双剣持ちのアキナとローブを着た素手のクロム。

素手の魔術師相手のほうが組みやすいとの判断であろうと思ったクロムは地面に叩きつけるようなダウンフォースの突風を二人目掛けて放つと同時にトーマの足元のみに泥沼を展開したのである。

 その結果、クロムの初撃にて泥沼にはまって突進の止まったトーマと突風で勢いは落ちたもののそのまま突進を続けるゴランに分かれたのであった。


「アキナ!!! そいつは任せたぞ!

 そのまま切り刻んでやれ!!」


「う、うん!!!」


 クロムは突進をしてきたゴランの鉄拳を風の壁で後方に流しつつ、アキナに激を送るのであった。

その時、クロムは腹黒い笑顔を浮かべていた。


「面白かった!」

「続きが気になる!」

「今後どうなるの!?」


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