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なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!  作者: 日向ぼっこ
4章.カロライン王国編

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51話.いざ!鬼の住処へ!!


「今回の鬼退治に思惑があるって言ってたけど……」


 アキナはギルドを出たときからずっと気になっていたことをクロムに尋ねることにした。


「あぁそのことね、思惑としてはいくつかあるんだけど……

 一番はギン配下の魔物軍団の戦力補強かな」


「まだ増やすの!??」


「今は数は多いけど、質は決して良くないからね……

 それにギンをサポートする魔物軍団の幹部みたいなやつらを少しスカウトしたいなってね」


 クロムの思惑を聞いたアキナは素直にすごいと思った。

短期間でこれだけの戦力の拡大をしていながら更なる拡大に貪欲であったからである。

しかし同時に一抹の不安(いちまつのふあん)も覚えたため、思い切って聞いてみることにした。


「その上昇志向? はすごいと思うけど……

 どっかの国と戦争…… とか始めないよね……??」


「あはは、それはないない。

 あくまで、降りかかる火の粉を払うための、この世界での生活を楽しむための、理不尽に屈しないための戦力でしかないよ。

 そもそも俺には支配者になりたい欲もないし、その器でもないと思ってるよ」


 それを聞いたアキナはほっとすると同時に器はあるような気がすると思ったが、それは言わないことにした。

今回の目的地である鬼の住処は迷いの森よりも南部に位置するため、二人は一旦休憩をとるために迷いの森に入ることにした。


 森に足を踏み入れた二人は早々にカルロとギンに発見されることとなった。

クロムたちはカルロたちに現状の説明をし、森の様子を改めて見渡した。

すると、自分が生活をしていたときや以前来たときと比較して森全体が穏やかな雰囲気になっているような気がしたクロムは、二人にどういうことなのかを尋ねてみた。


 ギンたちの存在の影響であったらしい。

ルーム内の拠点の出入り口が存在するこの森の魔物たちは、ギンから漂う王の風格を感じ取ることができたため、基本的には服従しているのであった。

そんなギンを配下にしている現状に複雑な思いを持ちつつも、クロムたちはしばらくの間森で休息をとったのちに、再び鬼の住処に向かい始めた。


 森をでて数時間ほど歩いた頃、クロムたちはひらけた土地に存在する小規模な村を発見した。

そして二人にはこの村が鬼の住処であるとすぐにわかった。

なぜなら……

人が住むには家のサイズも井戸のサイズも大きすぎたのである。


「なぁ…… 鬼ってこんなにでっかい家に住むものなのか?」


「ん~、身長は3メートル前後っていう話を聞いたことがあるから……

 家はこれくらいの大きさになるんじゃないかな……」


 アキナの説明に納得したクロムは、まずは鬼と対話を試みることをアキナに伝えた。

鬼が人族以上の知性をもっているという情報にかけたのである。


「確かにそう言われているけど……

 ただ、人族以上の知性をもつ種族は人族を見下している。 とも言われているわよ」


 人族が自分たちより知性の低い種族を見下すのと同じかもね というアキナの説明が妙に腑に落ちたクロムではあったが、一縷の望み(いちるののぞみ)をかけて対話を試してみることにした。


――相手を認めて受け入れることも知性の一つ、そう思いたいじゃないか。


 そんな願いともいえる想いを秘めつつ、クロムたちは村の入り口らしき場所へと向かう。

そして入り口周辺までたどり着いた頃、声を掛けられることとなった。


「おい! 人間!!!

 ここは鬼族が暮らす村だ! さっさとどこかへ行け、さもなくば……」


「言葉が通じるようで何よりだよ。

 悪いがとある依頼を受けてここまで来たんだ、族長さんと話をさせてほしい」


 わかりやすく威嚇をされたクロムたちであったが、クロムは対話がしたいということを必死に伝えた。

しかしクロムのそんな願いも虚しくクロムは鬼からの罵声と鉄拳を浴びることになった。


 しかし、クロムはその鉄拳を回避しつつも、粘り強く対話を願った。

すると、鬼のほうが根負けしたのか苦笑しながらも族長に話を通してくれることになるのである。

そして、村の中に招き入れられたクロムとアキナは無事に? 族長と対面することになった。


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