表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!  作者: 日向ぼっこ
3章.激動の予感編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

51/145

48話.それぞれの想い

 クロムが目を覚ますと、そこは自室のベットであった。

周囲には心配そうにアキナたちが待っており、目覚めたクロムを見て歓喜した。

クロムはギンに名付けを行ったあと、15分ほど気絶していたようだった。


「みんな心配をかけてすまなかった、やはり強者への名づけは持っていかれる魔力が相当多いな。

 でもこれでうちのチームもかなりの戦力になったはずだ」


「そうだけど……

 一緒にいる私は心配なんだからね!!!」


「アキナにはいつもすまないと思ってはいるけど……

 これからも必要な無理はするから、大目にみてほしい」


「もぉ……

 ……そういえばクロムはダンさんに討伐の報告誤魔化してするっていう話してたわよね?」


「ん? あぁそのつもりだけど??」


「ギルドの登録証見られたら一発でバレるわよ……?」


「あ…… 忘れてたわ……」


 アキナの指摘にクロムは苦笑するしかなかった。

そしてみんなで悩んだ結果、戦闘のすえに深手を負わせることには成功したが、逃亡されてしまった ということにするのが最良ではないかということで意見がまとまった。

そして、当初の目的である氷狼王の排除には成功したことを報告するためにルインへ帰還することにした。


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 


 ルインに戻ったクロムたちは早速ダンへの報告に向かった。

スズの案内によりダンの部屋についたクロムたちはダンに先ほど考えた内容の報告をする。

さすがにその報告をそのまま鵜呑みにはできないダンはクロムたちの登録証を確認し、報告内容がおそらく真実であろうと信じることにした。


「……まさか本当に単独チームで排除してしまうとはな。

 討伐できなかったことは残念じゃが、優先すべきは聖竜騎士団との合流じゃ。

 クロムよ、よくやってくれた。

 報酬はスズより貰うが良い」


「わかった」


「聖竜騎士団のいる街までのルートの確保はギルドのほうでやっておくので、クロムたちは数日休息しておいてくれ。

 聖竜騎士団との話しあいには同席してもらうから、そのつもりでな」


 クロムは面倒だなぁと思いつつも受け入れるしかないと諦めてダンの依頼を受け入れることとした。

しばらくは宿屋を拠点に休息しておくということをダンに告げたクロムたちは冒険者ギルドを後にし、ルーム内の拠点に移動した。


「兄貴、ちと状況がよくわからんだが……」


クロムはカルロたち竜人族に状況の説明をしていないことを思い出し、カロライン王国の王都陥落から始まる一連の出来事やルインという街の特殊性を説明した。


「隠れ里にずっと籠ってた俺たちが言えることじゃないのかもだけどよ……

 王都陥落なんてことが起こったのに、一致団結とならない人族の世界って色々と末期な感じがするな……」


「それは俺も同意だな、異世界人の俺はもっと言える立場じゃないかもだけどな」


「2人ともそんなこと気にしなくていいと思うよ?

 ルインにずっと住んでる私も同じこと感じてるから……」


「……主が世界を統一して変える というのも手ではあるかもしれませんね」


 ビネガの発言にみんなが驚く中、クロムは冷静に返答した。


「一案ではあるが、さすがにそれをできるほどの力と器が俺にあるとは思ってないよ。

 それにやっぱり俺は所詮(しょせん)は異世界人だよ、この世界を導くのはこの世界の本来の住人であるべきだと思うよ」


「クロム……」


「ただ、俺もこの世界に愛着を感じ始めてるから、少しでも良くなるように3大国に働きかけることぐらいはしたいと思ってるよ。

 そのためにもSランク冒険者ぐらいにはならないといけないかなと考えてるよ」


「兄貴は大胆なのか慎重なのか本当にわからない人だな。

 今後カロライン王国の王都奪還に関わっていくんだろうし、そこをきっかけになにかができるかもだな」


 現状についての情報共有を行い、それぞれがそれぞれの立場で今後のことにも想いをはせつつ、今は今後のための休息をとることにした。



「面白かった!」

「続きが気になる!」

「今後どうなるの!?」


と思ったら、

下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いします!!


面白い!なら☆5つ、つまらない!!なら☆1つ、

正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です。


ブックマークも頂けると本当にうれしいですし、はげみになります!


よろしくお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ