新たな黒歴史
~公国 城塞都市コーマットにつづく街道~
~九七式電磁最新型中戦車 新・チハ 車内~
直哉・フェニア・案内役の騎士は戦車に乗り込んでいた
ナオヤ「.………‥………‥」
フェニア「あとどの位で着くんですか?」
騎士「あ、あともう少しです」
フェニア「聞いた?頑張って!」
ナオヤ「.………‥……うん、頑張る………‥気持ち悪い.………‥」
直哉は酔っていた
ナオヤ「………‥なんで作った俺が酔ったんだ.………‥皆に言ったのに………‥司令官失格だ………‥」
騎士「自分は元々騎兵ですから.………‥」
フェニア「私は飛竜に乗ってましたから大丈夫」
ナオヤ「………‥早く慣れないと駄目だな.………‥ここ何年かは乗ってなかったからか………‥」
フェニア「.……あれ、けど初めて会ったときと飛行船に乗った時は酔わなかったけど」
ナオヤ「………‥初めて会ったときは背中に引っ付いてたから.………‥飛行船の時は飛行船自体が大きかったから………‥酔わなかった.………‥」
フェニア「そうだったの」
仲が良い2人を見て騎士が
騎士「さすが婚約者ですね、自分も彼女と同じようになりたいです」
フェニア「……ちょっと待って!なんであなたが私とナオヤの関係を知ってるの?!」
騎士「知らないんですか?有名ですよ?王族と異世界の方との純粋な恋の物語として最近話題作ですよ?確か初めて会ったときから一目惚れで、魔王様に認められて婚約して、婚約に反対した売国奴の貴族共をたったの1ヶ月で合法的に叩き潰した位の純粋の恋愛話として」
ナオヤ「………‥誰だそんなの作ったの.………‥」
騎士「魔王様だそうですよ………‥ヒッ!」
ナオヤ「何故だろう、今なら勇者として魔王さんを倒そうかと思っているのは.………‥」
フェニ「私も、父さんだけど叩き潰してどっかに畑作って暮らしたい…‥」
ナオヤ「フェニア、帰ったら魔王さんシバくぞ」
フェニ「わかった、帰ったら殺っちゃおうか」
魔王の命は短いかもしれない
騎士「(魔王様大丈夫かな.………‥)あ、見えましたよ、あの都市がコーマットです」
そこには高さ役15メートルほどの石壁で守られた都市があった
ナオヤ「………‥さて、戦いが始まるかな.………どうか犠牲者が出ませんように」
新たに生まれ変わったチハ15両が城塞都市コーマットに到着した
~その頃 オステア魔導王国 王城~
魔王「………‥なんか命の危険を感じる気がするな」
王妃「あなたが世界会議のときに話したことがばれたんじゃないでしょうか~」
魔王「.………‥死ぬかもしれん………‥」
王妃「自業自得だと思いますよ」
現実は非情である




