表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
何度でも、君に恋をする  作者: 脇汗ルージュ
1/5

休日、ふたりきり


「明日、ひさびさに休み被ったな」


夕飯後、ソファで寄り添いながらテレビを眺めていた悠が、ふとつぶやく。

凪は顔をパッと輝かせた。


「えっほんとに!?ずっと言ってたじゃん、一緒に休みとろうって!」

「ま、たまにはちゃんと凪のスケジュールに合わせましたってことで」

「かっこつけて言ってるけど、ただの偶然じゃん」

「うるさい、偶然でも奇跡だわ」


笑い合うふたりの声が、部屋いっぱいに広がる。


次の日。

朝から天気は快晴。凪はお気に入りのスカートに身を包み、悠は珍しくちゃんとしたシャツを着て、手をつないで駅まで歩く。


カフェでモーニングを食べて、水族館でイルカショーを見て、夕方には商店街でじゃがバターを半分こする。

凪がふいに悠の手を強く握る。


「ねえ、今日みたいな日、ずっと続けばいいのにね」

「続くさ。ていうか、続かせようぜ」

「ふふ。頼りないけど、信用してあげる」

「おい、それちゃんと褒めてんのか?」


じゃれ合うように笑いながら、帰り道。

日が沈み、ふたりの影が路地に長く伸びていた。


その夜——

ベッドに入る直前、凪がぽつりとつぶやく。


「悠は、もし私が死んだらどうする?」

「は?」

「いや、ほら、たとえばの話」

「……くだらない。寝ろ」


そう言って頭をなでる悠の手は、少しだけ震えていた。

でも凪は気づかないふりをして、目を閉じた。


そして、翌日——

ふたりの「当たり前」は、音を立てて崩れていく。




ーーーーーーー



◆ 一ノいちのせ なぎ

29歳・女

悠の恋人。元陸上部で今も体力自慢。

IT系企業勤務(悠とは別会社)。

明るく芯が強い、でも時々甘えんぼう。


黒川くろかわ はるか

29歳・男

凪の恋人。

IT企業勤務。

真面目で不器用、でも芯が熱いタイプ。


早瀬はやせ 紗良さら

29歳・女

凪の親友。

凪と同じ会社でIT系企業勤務

ちょっとサバサバ系の姉御肌。でも実は友達思い。


東雲しののめ 颯太そうた

36歳・男

悠の直属の上司兼先輩。

悠をかなり可愛がってる。

仕事はできるけど、プライベートはちょっと抜けてるとこもある。

なんだかんだで優しい兄貴ポジション。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ