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波乱

 ゴールデンウィークが始まる前日の放課後。いつも通り近くの公園で女共とグダってる。明日から4連休。何して過ごそうかなあ。

「この中でアタシとアタシの親が釣った魚を今日親が捌いてくれてるんだが、みんなで食べてみたいやつは挙手しやがれ」

そう声を張った彩音。実は彩音、バスケ以外に釣りが趣味なのだ。意外すぎる。暇さえあれば釣り。それなりに大きいもの釣ったりしてるみたい。めちゃくちゃ食てみたい。元気よく手を上げた俺。...あれ?俺だけ?

「美味そうやねんけどウチ今日外食やねんなあ」

「わたしも外食〜」

「私も東京行かなきゃダメなの」

...ということで。

「じゃあ、喆は後でアタシの家に来るんだぞ〜」

俺だけっぽい。女の子の家でお食事は久しぶりだ。

「喆とあやねん2人で魚パーティーか」

「彩音〜襲っちゃダメよ〜?」

「な、なんもしねーよ!」

「UNOで一枚なった時はちゃんとUNO!って言うんやで!!」

「知っとるわ!!」

 ということで夜。自宅から少し離れた彩音の家にいる。

「美味い?」

「うん!めちゃくちゃ美味い!!」

彩音とその親が捌いた魚を頬張りまくってるが、めちゃくちゃ美味い!!魚について全く詳しくないが美味い。箸が勝手に進んでいく。なにより彩音が調理したから尚更美味しい。彩音も嬉しそうに笑ってる。というか彩音ってこんな嬉しそうな顔するんだ。1ヶ月ほぼ毎日一緒だったけど初めて見た。

 めちゃくちゃ食べたからお腹いっぱい。もちろんちゃんと完食した。もう夜の9時。お腹いっぱいになったら眠くなるよね。今それだよ。でも彩音の家で寝る訳にも行かないから帰る準備をしようと立ち上がった。

「帰るのか?」

少しびっくりしてしまった。女の直感って当たるんだね。

「流石にここで寝るわけにはいかないからね」

「き、今日は親が帰ってこないんだぞ?その...喆が良かったら泊まっていかないか?」

なんかぎこちなさそうな彩音。そう来たか。うーん、別にいいけど...まあ、彩音にも色々してくれたし...いいかな。

「じゃあお言葉に甘えて泊まって行こっかな」

「ほんとか!?わ、分かった」

めちゃくちゃ嬉しそう。

 ...先にお風呂入って今はリビングにいる。パジャマも用意してもらったものを着てる。めちゃくちゃ気持ちよかった。しかも彩音の使ってるシャンプーとトリートメントがいい匂いで髪がサラサラになった。陽キャってすげぇ。

「その顔は気持ちよかったんだな」

彩音がお風呂から上がった。黄色のキャミソールに黒の半パン姿、普段制服しか見てないから可愛いしおっぱいでかい。

 そして彩音の部屋に入った。久々に女の子の部屋に入ったな...。めちゃくちゃシンプルな部屋だ。彩音のことだからちょっと散らかってそうだと思ったけどそんなこと無かった。ベッドは広めだ。

「綺麗な部屋だね」

「そう言われると嬉しいよ」

照れてる彩音。可愛い。お互いスマホを充電してSwitchの電源を付けた。

「4レース喆に勝つまでやめないぞ」

「彩音が勝てずに終わるオチでいい?」

「ああ?逆にアタシが全て勝ってしまうがいいんだな?」

いつも通りの煽り合いが始まる。班のみんなとマリカする時はレース前に少し煽り合う。ちなみに実力で言うとみんな同じくらい。そしてレースが始まる。

「耐えろ!!耐えろ!!」

「おいキラー!!もっと仕事しろよ!!」

俺が1位だが最後の最後に彩音がキラーで追い上げて来やがった。3位、2位と俺の手前まで来た!さあどうなる!?もうゴールは目の前!彩音のキラーは俺の手前で仕事を終えた!ゴール!!結果は俺が1位!!

「クソおおおおー!!!キラーあああ!!!」

「っしゃああああ!!!勝ったあああ!!!」

バカほど手叩いてはしゃぐ俺と彩音。こんなテンションが勝ち負け繰り返して9レースくらい続いた。楽しすぎて夢中になるんだよこれが。すると彩音が伸びをした。ちらっと見てると目が合った。

「何見てんだよ」

「眠いの?」

「いいや、ただ伸びをしたかっただけだが?普段制服しか見てないからアタシのこの姿、そして伸びをした時の胸の張りと丸見えの脇がそんなに刺さったのか?」

...?自信満々に高みの見物的な顔してる彩音と首を傾げる俺。そんな俺を見て少しずつ顔が赤くなり始めた彩音。

「わ、忘れるんだ」

「え、あ、はい」

「誰にも言うんじゃ無いぞ!?分かったな!?」

「は、はい!誰にも言いません!」

そして、ゲームの電源を切ってお互いベッドに寝転んだ。...寝れない。なぜなら目の前に彩音の顔があるからだ。めちゃくちゃ近い。堺筋線の天六から扇町くらい近い。彩音も寝れなさそうだ。お互い顔向き合って会話も無しに寝転んでるのなんか気まづい。本当に彩音は綺麗な顔してるなあ...あ、やべ目が合った。その瞬間彩音が俺の背中に手を回して抱き着いた。え?ってなってると彩音が俺の唇にキスしてきた。本当に唐突だった。数秒して顔を離した。

「ふふっ、いい顔だな」

俺はポカーンとしてる。そんな俺を無視して彩音はさらにキスしてくる。俺も何故か口を開けて舌を出して彩音の舌と絡めたりして反撃する。するとビクビク震え始めた彩音。

「はっ...♡んっ♡」

彩音は息を荒くして少し声を漏らしてる。俺が上顎を舐めるたびにピクっと震えてる。

「ま、まっへぇ...♡」

待ってって言われたので口を少し離した。粘ついた唾液が糸を引いてる。彩音は火照ってるのか少し汗かいてる。

「はー...♡っ...もっと優しくしろよ...♡」

こんな弱々しい彩音は初めて見た。俺はすごく無茶苦茶にしてやりたいと思った。

まずキャミと半パンを脱がせた。おお...黒いブラで隠されたおっぱい、下は黒のTバッグ。そしてこの引き締まった身体、鍛え抜かれた綺麗な腹筋、凄いな...。彩音は恥ずかしいのか、両手で胸と股間を隠しきれてないが隠した。

「恥ずかしいの?」

「あ、ああ当たり前だろ」

「仕掛けたのはそっちだよ?」

「んっ...」

おっぱいを掴んだ。うわ...凄い大きい。葵がたまにイタズラで彩音のおっぱい揉んでたけど、こんなんだったんだ...凄く柔らかい。いい、めちゃくちゃいい感触。そして今すぐ脱がせてくださいと言わんばかりのブラを脱がせた。ぷるんっと揺れるおっぱい、既に勃ってる乳首...可愛い。彩音は素直に恥ずかしがってる。

「そんなにジロジロ見るな」

いつもの彩音だ、可愛い。そして指で両方の乳輪をなぞった。

「あっ♡」

それだけでビクッと震えた彩音。もしかしておっぱいが弱いのか?そのままピンっと乳首を弾いた。

「あぅ...♡」

ピクっと震える彩音。ピンピン弾くと反応が大きくなっていく。キュッと優しく摘む度に硬くなる乳首。

「はぁっ♡はっ♡はっ♡あはぁ♡はっ♡」

だんだんエロい声が大きくなっていく彩音。乳首をぎゅっと摘んだり扱くように擦ると艶やかな声を出す。そこからずっとクリクリと乳首をいじると反応が大きくなってきた。そこで俺はおっぱいに顔を近づけて右乳をくわえた。

「な、ま、待て!それはっ♡」

なんか聞こえた。でも聞こえなかったことにしよう。赤ん坊のように乳首を吸った。

「ひぅうっ♡♡♡」

赤ん坊のように吸ったり、おもちゃのように舐める俺。久々だから夢中に吸ってる。もちろん左乳も俺の手で支配されている。ビクンっと震えながら俺の頭と手首を掴みながら感じまくる彩音。でも俺を止めようとしない。もう完全に彩音はされるがまま。あんなにクールで、男女からも人気があって、身長も高くてスタイルもいい彩音が、乳首吸われてよがってるなんて考えられない。

「んんぅっ♡喆っ、喆っ...喆ぅ...喆ぅうう♡♡」

ん?なんか反応が大きくなってる気が...と思っているとビクンッといつも以上に震えた。

「あぁああっ♡♡♡♡」

...イったようだ。俺の口で吸いまくった乳首はぷっくり卑猥に膨れてる。彩音は途中呼吸ができないくらい喘いでたからか、気絶しかけてた。そんな彩音にキスをした。もう、なんだかキスがしたくなった。彩音は答えるように俺に抱き着いた。その流れで彩音のそこにTバッグ越しに触れた。湿ってる。すりすりとなぞるだけでビクッと震える彩音。このままでもすぐにイきそうな彩音だが、それはもったいない。下着の中に手を入れて彩音の割れ目を指で撫でた。

「あん...♡喆ぅ♡んう...♡」

撫でる度に俺を抱く力が強くなる彩音。いい反応だ。そう思いながら指を割れ目の中にそろりと入れた。濡れてるからすんなり入った。ゆっくりと指を動かすとガクガク震え始めた彩音。声も大きくなる。俺の腕を掴む力が強くなる。

「喆っ...喆ぅ♡喆ぅう...♡♡」

ぴちゃぴちゃと卑猥な音が部屋に響く。彩音の顔は口を開けて舌を出して溶けそうになってる。エロい、その顔ずっと見ていたい。しかし、彩音はもう限界のようだ。

「あああああっ♡♡」

また俺にイカされた彩音。俺の胸にだらしなくくっついてる。口を開けて俺の目を見つめながら息を荒らげてる。うっ...。息を荒らげると同時に俺の股間を揉んでる。

「次はアタシの番だっ...」

そう言って俺の服と下着をぬがされて俺の棒が元気に挨拶した。彩音は俺の身体を見て目を見開いてる。一応こう見えて身体は今も鍛えている。温泉に行くとガタイのいい知らない人に「めちゃくちゃいい身体してますねえ!」って言われたりするくらいの身体だよ。

「すごい...服の上からでも分かっていたがいい身体だな」

「んうっ」

遂に俺の棒を優しく握って上下に扱き始めた彩音。さっき乳首責めまくったからか、俺の乳首も一緒に指で撫でくる。ああ、気持ちいい。他人にされるのは初めてではないけどこんなに気持ちいいんだ。彩音は俺を見て笑いながら俺の棒を舐めて口にくわえた。うう...凄く言葉にしにくい心地良さ。歯が当たったりと全く先が予測できなくて、ついつい身体が反応してしまう。そんな俺の反応を彩音は楽しんでる。もう既に気持ちいいが彩音は俺の棒をおっぱいに挟んで先を舐めながら扱き始めた。おっ...やばい。もちろん器用に俺の乳首もいじってる。ああ...息が荒くなってきた。

「どうした...?もうイクのか?イってもいいんだぞ?♡」

そう言って笑いながらしゃぶる彩音。くっ...もう限界だっ!

「あああっ...っ」

「ひゃっ!?」

自分でも驚くくらい棒から出してしまった。彩音の顔、おっぱいに白い精液がめちゃくちゃかかってる。想像したこと無かった、彩音に顔射するなんて。少し困惑しながら身体についた精液を舐めてる。それがまたエロい。俺の棒はというと...まだ元気だ。それを見て彩音は箱を俺に渡してきた。まさかのコンドームだった。用意周到だな。すぐ棒にゴムを装着した。彩音も全裸で寝転がって割れ目を開いた。

「行くよ」

「うん♡」

そう言って彩音に挿入した。

「ああっ......♡」

おおっ、凄い...温かい。ゆっくりと腰を動かす。彩音は切ない顔で喘ぐ。奥を突き上げるようにするとさらに声が大きくなる。

「喆ぅう♡♡あっ♡ああっ♡喆ぅううう♡♡」

馬鹿みたいに喘ぎ散らかす彩音。熱い、熱すぎる。彩音の身体が熱い。お互い見つめあって抱き合ってる。彩音のこんな顔見たことない。腹筋にも力が入っている。それが余計に興奮する。

「んあっ♡喆ぅう♡♡いっイッちゃう♡♡イッちゃうぅう♡♡♡」

大きく身体を反らした彩音。

「ああああっ♡♡♡」

ビクンビクン震わせてイった彩音。だが俺はまだイってない。次はバックで挿入した。両手で無様に揺れてる乳首を摘むとさらに悦ぶ彩音。腰を突き上げた。

「んほお♡♡うああ♡♡乳首ダメぇっ♡♡気持ちいい♡♡」

普段あんなに男勝りな彩音が...そんなギャップが凄すぎて興奮する。ああ、俺ももう来る。

「彩音っ!もう来る!」

「アタシもお♡♡もうイクぅ♡♡喆ぅうう♡♡またぁ...イッちゃうっ♡♡」

くっ、棒が熱い。そんなこと考えてる暇とかなくすぐに彩音は身体を反らせた。

「はぁああ♡♡♡っ......♡」

イった。俺も直後にイった。凄く気持ちよくて刺激がすごかった。彩音は疲れたのか、四つん這いになったと思ったら俺の元へ来た。ちゅっ。俺を抱き締めながらキスをしてきた。俺も抱き返してキスをした。

『...はははっ』

お互いに笑い始めて、何度も何度もキスをした。

 その後はお水を飲んで、もう2回戦してシーツを洗濯機に入れて、一緒にお風呂入って新しいシーツに替えたベッドにお互い寝転んだ。魚のおかげか、こんなに精力使っても疲れなかったのは初めてだ。

「今日は...ありがとう」

「えっ、いえいえ...どういたしまして」

「おやすみ♡」

「おやすみ」

お互い抱き合ってキスして眠りについた。ちなみに彩音は今回のことを想定して事前にベッドのシーツを3重にしていたのはナイショの話。

 ...そして、夜が明けた。目が覚めると10時だった。あれ、何時に寝たっけ?

「おはよう」

横から声がした。そこには下着姿に白のシャツを着ようとしてる彩音がいた。ああ〜...昨日は凄いことになったんだった。全部思い出した。ただ寝た時間は思い出せない。

「ほら、もう朝だぞ?起きやがれクソガキ」

「痛っ!?は、はいはい」

彩音に叩き起こされた。彩音が作った目玉焼きとトースター5枚を食べてお腹いっぱいになった。

「じゃ、次はゴールデンウィーク最終日にみんなと集合だね」

「そうだな、またな〜」

俺は彩音の家を出て自分の家に帰った。...やっちゃったなあ。勢いに任せて俺は彩音と致してしまった。まあ...時間は戻らない訳で。帰り際、彩音は俺に「またな〜」って笑顔で手振ってたし、彩音がそんなに元気なら俺も元気にならなきゃね。そう言い聞かせて、突然きた睡魔に勝てずに寝た。


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