表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/36

夢魔種

 お約束の、年齢制限系の創作作品に登場して、ムフフでウププな役回りを担うアレらが代表して紹介されるソレです。



 ぶっちゃければ、インキュバスやサキュバスと呼ばれるモノが分類される種です。



 なぜ彼等彼女等が夢魔と分類されるかですが……。


 それは夢の中に現れて、ムフフでウププな夢を見せて、そんな夢を見せた人の精気……ここでは生きる気力とか活力とかと言った意味ですね。 それを奪っていくからだと言われている……()()ですかね? だからです。


 精気を奪うパターンだけでなく、ひたすらに夢見を悪くし続けて悪夢を何日も何週間も何()月も見せ続けて気力と睡眠時間を削り抜く、まるで(のろ)いみたいな事をする夢魔もいるとか。



 なお夢ではなく肉体(じったい)を持ち、実際にイタすインキュバスやサキュバスが登場する場合もあり、その時は淫魔(いんま)と呼ばれる事があります。


 この淫魔タイプでは、美しく扇情的(せんじょうてき)な姿が素である場合と、対象の性癖に直接ぶっ刺さる理想的な姿の幻を魔法等の何らかの手段によって見せるタイプがあります。





夢魔


 夢魔には種類があるようです。


 実体を持つタイプと、精神生命体みたく実体を持たないタイプ。


 実体がある場合は寝ている人物に近寄って、夢の中に入り込むか実際にかは設定次第ですが、ナニカするのでしょう。


 精神生命体である場合は、人々の精神を(むしば)みながら渡り歩く姿を想像すると、寒気が感じられるかも知れません。


 さらに複合タイプもいます。


 肉体を持つが、捕食(意味深)する時は肉体から幽体離脱みたいな手段で精神だけ飛ばして対象の夢に入り込む夢魔です。


 ですがこのパターンは夢の中で精神だけ壊されて、それで生き物として終わってしまうパターンが多い。


 もしあなたがこのタイプの夢魔になった場合は、()き出しの精神は致命的な弱点である事を意識しなければならないでしょう。



 倒しやすさは言わずもがな、実体があるタイプでしょう。


 ですが精神生命体の場合は魔法による対策がされている場合は、なにも出来ず消滅させられてしまう打たれ弱さを持つ場合を多く見かけます。





インキュバス


 ラテン語で「上に寝る」が語源とも言われている。 


 ()等は男性型の夢魔であり、女性の夢に女性が理想とする男性の姿で現れて、女性を誘惑します。


 誘惑された女性は夢の中で文字通り夢のような時間を過ごすことでしょう。


 ですがこのインキュバスは、あまりにも(むご)い行いをするのです。


 最悪なのが、既婚女性がインキュバスに狙われた場合。



 インキュバスの誘惑に乗り、めくるめく夢の時間を堪能(たんのう)した彼女は、数ヶ月もすると体が理解することでしょう。


 ()()()()()()()()()()()()()()


 これが夫のだったら良いが、いざ出産してみると夫と似ている部分が1つも見当たらないのだ。


 そこで彼女は気付く。


 インキュバスに子供を植え付けられてしまったのだと。




 はい。 そうなんです。


 インキュバスは厄介なことに、女性にインキュバスとの子を産ませるのです。


 浮気はしていない。 不倫だってそうだ。


 そんな言い訳が通じないんですよね。


 信じられませんもん。 夢の中で身ごもったなんて。



 それで作品の設定次第なんですが、そのインキュバスの子供は魔力を宿している……つまり魔法を使える素質を持った子が生まれる場合がある。


 なんてしている作品があるそうで、それでインキュバス(ちちおや)を探す旅に出た。


 とか言う導入があっても良いと思います。





サキュバス


 インキュバスの項目で説明したのと、ほぼ同じですね。


 こちらではラテン語で「下に寝る」又は「(不倫相手としての)恋人・愛人」が語源とも言われている。


 インキュバスの上に寝ると合わせると、正○位しか頭に浮かんできませんわな。


 そんな直接的に性に直結(意味深)する言葉で、言い訳しようがない存在。



 サキュバスは女性型で、男性の夢に入り込み、その男性が理想とする女性の姿で現れる。


 …………同性愛者の場合はどうなるんでしょうね?

 それで同性愛者専用のインキュバスやサキュバスもいるのかな? 分からん。


 話を戻します。 サキュバスは夢の中で男性を誘惑し、夢の中で男性とイタす。



 男性の目が覚めると、まるで本当にしていたかの様に疲れている体を自覚するのだ。




 こちらはこれでおしまいですね。


 ただまあ、その夢を繰り返し見続けると、ある日覚めない永遠の夢に引き込まれる事もあるかもですね。





精神生命体タイプの夢魔の意外?な弱点


 物語で出てきた夢魔が主人公等から否定され、バッサリ斬られるオチは良く見ると思いますが、それ以外にも対処できる人種がいます。


 それは超がつく特殊性癖な人物です。



 非生物系で興奮するタイプの彼等彼女等ならば、そもそも生命を否定してしまうので、理想の姿になった瞬間に命を奪われてしまうでしょう。


 奪われなかったとしても、なにもされず退散させられる事でしょう。


 例として、とあるコメディ要素がある作品で文章に興奮する、とてもハイレベルな存在がいて「どうやって変身すればいいんだ!」とサキュバスを大混乱させた下りには爆笑したものです。





淫魔としてのインキュバスとサキュバス


 人を誘惑して実際に肌を合わせる以上、とても魅惑(みわく)的な姿をするのが道理と思うでしょう。


 が、人は人です。


 人によって魅惑的な姿は違うものであるので、みな同じ容姿とはならない訳です。


 それだけでなく、どんな衣装なら魅惑的に映るか、口調は、声色(こわいろ)は、仕草は…………。


 ()げだしたらきりがなくなりますね。


 なので、淫魔がどんな姿をしているのか、どんな衣装なのかでコレといったモノは挙げられません。


 そこは了承して頂くしかない部分でしょう。


 そこの多様性に対応するため、対象の思考を読み取ってどストライクな容姿に変身する設定を持つモノや、その容姿がどストライクになる対象をレーダーみたく感知できるモノなど多様な存在として設定されていたりする事もあります。



 それでサキュバスですが、男性からアレを集めるのが役目?な存在であり、男性が枕許(まくらもと)に牛乳が入った器を置いておくとソレをアレだと勘違いして持って行くとか言う与太(よた)話があるのだとか。


 現代で枕許に置くのであれば、練乳やケフィ○ヨーグルトでしょうか? これらならばより強く勘違いしてくれるかも知れません。


 …………が、練乳で勘違いされて、酷い糖尿を(わずら)っていると勘違いされて、サキュバスに(あわ)れまれる〜なんてギャグが起きるかも知れないですね。



 他の余談では、サキュバスが集めたアレはインキュバスへ渡されて、インキュバスがそのアレを女性へ流し込んでいる……なんて設定がある作品もあるそうです。


 それを絡めて、仲良くなった男女が、実はインキュバスが原因の母親違いのきょうだいだった! とか、インモラルな恋愛物を作れるかも知れませんね。


 更に更に、かなりニッチなネタになりますが、インキュバスにもサキュバスにも変身できる両刀遣い系の淫魔の存在も(ささや)かれています。

 サキュバスとして集めた男性のアレをインキュバスに渡すのではなく、インキュバスになって使うと言うビックリ展開。



 細かい話? になりますが、主にサキュバスがつけるとされる淫紋。


 コレは後年になって、ネット全盛と言われる現代で急に言われ出したものであり、元々の設定には無いもの。 なんだそうです。





インキュバスやサキュバスの強さ


 作品によります。 ……としか言えません。


 扱われ方があまりにも極端ですので。


 一般人より弱くコソコソひっそりと生きるしか無い哀れな魔物であるパターンもあれば、人型ですらなく本体が蝶や蛾などの虫型の魔物で極めて弱い存在になるパターンもあります。


 逆に精気を吸い取れば吸い取るほど力を得て、最終的に神々すら誘惑して神格を得るまでに強くなるパターンもあります。


 神なんて無視でひたすらに力を吸い取って、世界(惑星)の生命全てを吸い付くして終焉(しゅうえん)へ導いてしまう存在になったり。


 珍しいケースでは異世界転生し、サキュバスになってしまう主人公……なんてパターンもありますね。 その際に神が関与していて、神の(つか)いって神聖な存在として扱われる超特殊なパターンも見かけます。


 あまりにもバリエーションが多くなり過ぎて、強さを共通認識で定義できない存在です。





夢魔・淫魔 インキュバスやサキュバスの正体


 どこで見たのかすら覚えていませんが、実体を持つタイプでは外見が実はとても(みにく)い存在だと言われることも有るそうです。


 インキュバスは悪いゴブリンみたいな醜悪な姿だったり、ブヨブヨのマシュマ□マンみたいな姿だったり。


 サキュバスは大体が老婆(ろうば)ですね。


 前述で虫型の魔物だった……なんてのも朧気(おぼろげ)ながら見た覚えがあります。


 ダンジョンで魔物を狩って食事する漫画では、貝が夢魔の正体だった〜とかもありましたね。



 どうしてこんな話があるかですが、正確な所は分かりませんが、自身で妄想する事は出来ます。


 夢魔や淫魔に理想的な姿で誘惑されたとしても、本当はあんな姿なんだよなぁ。 と思い直すことで、誘惑に負けてしまいそうになる欲望を()えさせて、抵抗しようとする考え方ではないだろうかと。






現実のインキュバスやサキュバス


 いると思いますか?


 それとも居ないと断言できますか?



 自分はいると思います。


 なにせこのインキュバスやサキュバスは、世界がまだ神秘に包まれていた頃。 科学なんて言葉がなくて自然の移り変わり等を科学で説明できずに、想像するしかなかった時代に。


 ()()()()()の事実を隠す為の言い訳であると簡単に予測できるから。


 不倫(浮気)現場を見られて不倫相手が逃げ去った後に問い詰められ「アレは悪魔だ! 美しい姿で目の前に現れて誘惑してきて、(だま)されてしまった! 今目が覚めた! 愛しているのは○○だけ!」とか、そんな意味合いの言い逃れをしたんだろう。 とね。


 それが通じるかどうかは、相手がどれだけ神秘に傾倒しているかで変わるでしょう。


 現代ではまず、通用しません。


 伴侶を複数人迎えられる法がある国であっても、順序は大切です。 色々すっ飛ばしたヤンチャは、なるべく自制したいものです。



 そんなのを基に魔物等としたのが、インキュバスやサキュバスでしょう。 多分。





夢魔はインキュバスやサキュバスだけではない


 ほとんど見られませんが、居るには居る様です。


 ぶっちゃけ夢魔は夢の中に現れる悪い存在です。


 ならばムフフでウププな事以外をしてくる夢魔だっているでしょう。



(しん)


 これは蜃の1部を抜き取っただけのものです。


 蜃ははまぐりであると言われ、(みずち)などと混同されて水龍の1種に分類されたりします。


 が、はまぐりが蜃気楼(しんきろう)を発生させる魔物だと昔は言われていた部分を抜き出し、蜃気楼=幻 つまり人を実体のない夢の世界で包み迷わせ(たぶらか)す。


 その夢幻(ゆめまぼろし)に包まれ、幻だと見抜けなかった哀れな犠牲者は、飢えて命を落とす。


 そこだけ見れば、十分に夢魔と言えるでしょう。




(ばく)


 連想するのは実在するバクですが、伝承なんかで出てくる獏はもう、そんな枠から飛び出してしまっていて別物と見たほうが良いのではないかと思います。



 悪い夢を食べてくれる良い獣と言われますが、文献では決まった姿が無いそうで。


 それぞれの文献でそれぞれ違う姿が描写されているとかなんとか。



 まあそれは良いです。


 その決まった姿が無いのを()()するだけですので。


 決まった姿が無い=獏が良い獣であると言い切れない=側面がいっぱいある


 そんな概念を持ち込み、悪い獏も居るとか、実は獏の自作自演とか、悪い夢を食べ過ぎて悪の面に()ちたとか、あまりにも悪すぎる夢を食べてお腹を壊して悪夢が漏れ出てしまったとか。


 これで夢魔にできますでしょ?(ゲス顔)




悪夢を見せる呪いや魔法や粉等を振りまくナニカ


 ぶっちゃければ不定形です。


 人間の悪霊で夢枕に立ち続けるとか、普通にそんな呪いが得意な種族ってだけだったり、魔物になった植物が捕らえた対象を吸収し切るまで眠らせているだけだったり。



 悪夢を見せ続けるのは、えげつない行いです。


 気持ちよく眠れず、睡眠時間が大幅に削られます。


 睡眠時間が少ない害は、現代人ならよく知っているでしょう。


 その悪夢を長期間見せられ続けていたら、どれだけ衰弱するでしょうか。


 じわじわと弱っていく心身。


 落ちていく集中力や注意力、食欲。


 変わっていく人相。



 それか良い夢を見せられながら、植物に丸呑みされて溶かされる体。



 まあそんなのを見たら、夢魔と言われても仕方ないですよね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] みんな(主にメンズ)大好きエロモンスター枠の筆頭が遂に登場w 今やエロと言ったら対〇忍かサキュバスかというくらいエロ全振りの存在。 題材は夢関係の魔物? 冒頭にこいつを持ってきて何をおっし…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ