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あやしい影に転生しました ~自己主張できない周囲に流され系だった不遇モブが、異世界デビューで思いつくまま気の向くままに投げっぱなしジャーマンする話~  作者: yatacrow
第二章 あやしい知り合いが増えました

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第45話 あやしい装備更新


 冒険者ギルドにやってきた!


 うんうん、お堅いギルド職員――女の子限定――のファッションが変わってるね!


 私服の子もいれば、下乳出してる子や全体的にミニスカートで素敵。


 片乳をタオルで隠して仕事する猛者もいる。


 前からギルド職員って代わり映えのしないモブ臭がしてて気になってたんだよな。


「あのー、リンサ、この魔石なんだけど――」


「すみません、今手が空いてませんのでご自分でどうぞ!」


「……じゃ、ケリー」


「あ、冒険者ギルドにようこそ! すみません主任、受付入りまーす」


「…………」


 しょぼしょぼと倉庫に魔石を運んでいるのは、このギルドの主任のおっちゃん。


 現在、男性職員と女性職員の仲は最悪な状況になっているらしい。


 理由は、女性職員が出勤して更衣室で着替えるときに遡る。


「おっはよ!」


「おはようございます」


「さっさと仕事終わらせてピールきゅんに会いたーい」


「あー、眠たいわね。昨日のレクス様、激しくて」


「今日も一日頑張りましょ」


「最近、私、ガイア推しだな」


「えぇ! 推し変しちゃうの? ロイド君と真逆じゃん!」


「いいの! あの筋肉に包まれたらロイド君の薄い胸だと物足りなくて……」


「ほらほら! そろそろ交代の時間だから早く着替えな!」


「「「「マリーサさん、おはようございます! すぐに着替えます!!」」」」


 色んなジャンルのレディたちのきゃっきゃっうふふトークに癒されてたら、ベテランのお局様が手をぱんぱんっと叩いて着替えを急かしてきた。


 ストンっとスカートを落とし、ばさっと上着を脱ぐレディたち。


――男より脱ぎ様が男らしいっていうと怒られるかな?


「「「「は? これデザイン変わってない?」」」」


 うん、トケール液でデザイン変更してみたんだ。


 ちゃんと隠したい部分は残してあるよ、少し谷間が見やすくなったり、ヘソと下乳が見える、あとはミニスカートになっているとか全員が同じだと面白くないから適当に調整済みだ。


「ちょっとこれじゃ太ももまで見えちゃうじゃない!」


「あたしのは胸が……」


「やだぁ、この服お腹冷えそう」


「主任にお願いして服を替えてもらいましょ」


「まだちんたらやってんの……、あちゃっ! あんたたちもかい!」


 様子を見に来たお局様が、頭を抱えるオーバーリアクション。


 おばちゃんってリアクション大きいよな。


「マリーサさん、こんなの着れませんよ。ギルド職員の服務規程に違反してますよね?」


 ふはは! 服務規程はラァブに作らせたギルド印で改竄済みだ!


「それがねぇ、昨日の夜組の服もそんな感じになっててね。主任に確認したら予備の服も全部やられてたみたいなんだよ」


「そんな! じゃ、私たちはこんな痴女みたいな格好で冒険者の受付しないといけないんですか!?」


「怖いよ、普通の服装でも変な目で見る人いるのに……」


「リンサの事を見すぎて、透視スキルが生えてる人とかいそうだよね」


「マリーサさん、どうしたらいいですか?」


――おーい、そろそろ交代の時間だぞー!


「今のって主任の声ですよね?」


「あのエロ親父が何かやったんじゃないの?」


「最近、主任がよく私の後ろに立ってる事があって……」


 主任の日頃の行いにより、冤罪事件が発生しつつある。


 そして、タイミング悪く――


――なあ、ケリーちゃんはどんな服装で来ると思う?


――ケリーちゃん、おっぱいでかいし下乳とヘソ出しがいいなぁ。


――『俺は膝上十センチ以上のスカートを履いたセリアちゃんが見たい』


――お! わかってんなぁ、俺はリンサちゃんの鎖骨と(ちい)パイを上から覗きたいかなぁ。


 男性職員たちの声が更衣室に届いてしまうアクシデントもあり、女性職員の間で、犯人は男性職員の誰か若しくは複数犯説が濃厚になり、ギルド内は最悪の雰囲気になってしまった。


 ちなみに、一番ブチ切れている人はマリーサさん六二才独身の全力アンチエイジングなお局様だ。


「……なんで私の服だけ何もしてないのよ!!」


 すまん、需要なかったわ。


 そんなわけで、女性職員から総すかんを喰らったおっちゃん主任が魔石を倉庫に持って行くので貰いに行こう。


 ……相変わらずしけてるな、ラック商会の倉庫の方が品揃え良かったよ?


 ピュアスライムさん、アルラウネ、アラクネ等の核を拾ったけど新しいスキルはこんな感じ。


 アルラウネ 【巻きつき】【魅惑の香り】


 魅惑の香りはフェロモンかな?


 スキル付与でデビルプラントに付けてみたら、ほとんどのデビルプラントが爆散してしまったけど、何匹かいい匂いを出すデビルプラントが誕生してくれた。


 たまに、匂いに釣られたゾンビが捕食されてるのはお約束だ。


 アラクネ 【糸術】【拘束】


 そっち系のプレイで使えそうだけど、俺にはまだ早いかな。


 鏡の魔人 【反転】【鏡結界】【魔法反射】【魔素吸収】【鏡面移動】


 おっちゃん主任が大事に抱えていた核、他の大陸のダンジョン産で貴重な物らしい。


 ラック商会経由で、王様に献上されるんだとか。


 いい匂いを出すデビルプラントの核と交換しておいた。


 レア度が違う? いや、うちのデビルプラントちゃんも負けてないよ!


 上位職は増えないが、面白そうなスキルだよな。


『あっ! 思い出したぁ! てめぇラァブ、この野郎!』


「んぁ! びっくりしたわねぇ。シェイドちゃん、ギルドに行ってたんじゃないのぉ?」


『本体はギルドにいるけど思い出したんだよ。ラァブ、お前がシャドスペにいるときだけ上位職が解放されるんだけど、何か魔物の核とか持ってないか? 早く出してくれやがれこの野郎!』


「ンヂッ! 野郎じゃないわよぉ! 乙女よ! もう、失礼しちゃうわ。魔物の核? はないけど、カタストロフ様から賜ったアイテムならあるわよ? ……ちょっと待ってねぇ。んんん」


 輪卵管に大事にしまってるとか言って、自分の体の中をまさぐり始めた。


 半透明の体になるときがあって触手の位置が分かってキモいんだが。


「ぬっふぅん! お、ま、た、せぇ!」


 じゅぽっ! と不快な音と一緒に丸い核っぽいのを差し出してきたけど――


「粘液まみれじゃねぇか! 洗ってこいや!」


「ラァブが大事に保管してたんだから汚くないわよ! もう!」


 うるさい、早く洗ってこい。


「ラァブさんが持ってた物ですけど……」


『ソニア、何か分かるのか?』


「どろどろだったんで分かりにくかったのですが、恐らくは【大海の因子】という物だと思います」


【大海の因子】……海の素、かつて魔王カタストロフが“海龍王”から強奪した秘宝で、海系の魔物を従わせる効果があるらしい。


「洗ってきたわよぉ」


『ラァブ、お前それが何か知ってるか?』


「よくわからないわぁ。カタストロフ様から大事に保管しろって渡されて、ラァブがずっと預かってたのよ。輸卵管(シークレットベース)に入れた事を報告したら凶悪な笑顔で「そのまま一緒に沈んでろっ! 白濁ブツがぁ!!」って海のダンジョンに封印されちゃったのよねぇ。なんだか理不尽よねぇ」


 なんだろう、魔王の気持ちが流れてくる。


――せっかく任せた大事な秘宝が粘液まみれにされた、絶対に許さない!


 俺から言わせればどんな理由があろうと、大事な物なら人に任せちゃダメだと思うけどね。


『まあラァブごと封印しておけば秘宝を誰かに取られる事はないからアリっちゃアリなのか。それ貰っていいか?』


 ラァブごとって部分は、確かに魅力的ではあったか。


 よし、シャドスペに入れてみよう。


――ポーン 条件が揃いましたので、新たに上位職が解放されました。


【シーハインド】……キーアイテム 【大海の因子】

 解放スキルなし


 いや、解放スキルわいっ!?


『なんで解放スキルないわけ? なんの上位職だよ!!』


「それは私に言われても分かりません」


 ウィキソニアが分からないなら誰も分からんだろ!


「かぁ? 何か強くなったんすか?」


『分からん!』


「んっふぅん? シェイドちゃんの魅力が増した気がするわぁ」


――上位職解放の効果として、白濁ブツの好感度が爆上がりの天元突破した模様。


 そのあと八つ当たりに近いけど、ギルドの倉庫とラック商会系列の武器と防具を没収してやった。


 ソニア新装備

 【アラクネのシャツ】

 【エアーウルフのブーツ】

 【ミストローブ】

 【踊り子の服】※気が向いたら着てくれるそうだ

 【猫耳フード】

 【隠蔽のコート】

 【円月輪】※鞭の次に使ってもらいたい

 【マジックカード】※元幻影旅団のヒソ●っぽいから使ってほしい

 【エルフの弓】※ソニアは弓も似合いそう


 ハルピ新装備

 【魔法布の胸当て】

 【虹の髪飾り】

 【風の腕輪】

 【血まみれ熊の爪】


 ラァブ新装備……欲しい装備に粘液かけて、無理やり奪われたが正解

 【不惑の首輪】※魅了の予防

 【網タイツ】

 【ガーターベルト】

 【バタフライマスク】

 【超ハイヒール】

 【貴族のコート】


『ラァブはどこに向かっているんだ……』


「んもぅ! もちろんシェイドちゃんの胸元ンヂッ! いだぁい! ……新装備嬉しいわぁ!」


「この武器って……、はい、頑張ります」


 大鎌、トライデント、鞭とかなり極めてきたな。


 てことで目指すはウェポンマスターだ。


「くぁあ! この爪だけ少し重たいっす。髪飾りは嬉しいっすね!」


 熊の爪、重たいのか。


『装備は要らなければルークにやるから無理して着けなくてもいいぞ』


「かぁ! んじゃ、爪と腕輪を返すっす」


 早い! 何も考えてない!


――ハルピは幸せそうでいいな。

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