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アノマリーC-002
外部編集注記(内部参照)
本記録(B-002)は、対象物の異常よりも、
記録者の観測停止条件に特徴がある。
数量の欠落、計測の中断、再試行の放棄は、
手続き上の不備ではなく、
記録者自身が設定した限界点とみなす。
特筆すべきは、
記録者がその限界を「破ろうとしない」点である。
多くの類似記録では、
数が揃わない場合、測定方法の追加、
対象の固定、視点の増設が行われる。
本記録では、それが行われていない。
これは慎重さではない。
また、無知でもない。
本記録は、
「これ以上数えると、別のものになる」
という判断が、
数値ではなく態度として記録されている。
なお、本記録を通読した複数名が、
私物の文房具の所在を一時的に確認したと報告している。
関連性は不明。
確認の予定はない。
以上。




