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冒険者、○○に行く?

「人の体には光属性と闇属性があり、相手に闇属性を耐性以上に摂取させることで相手を支配することが出来ます。リュウさんも、何らかの形で闇属性を耐性以上に摂取したせいで体が何者かに乗っ取られたと思います」


「もしかして、乗っ取った者の正体ってこれですか?」


メアが剣を見せると、


「うわぁ...」


救護係の女性は引きつった表情で剣を見た。


こんな禍々しいオーラ放つ剣初めて見ました。いったいどこから手に入れたのですか?」


「たしか、冒険者になった時にって母さんが物置の隅に置いてあったのを持って行ったよね?」


俺はこくりと頷いた。


「よくこんな剣置いておきましたね。でもその剣どうしますか?良ければこちらで回収しますが...」


確かにいつ体が乗っ取られるのか分からない。ここはギルドに回収してもらうのが良いだろう。


「では、そちらで回収お願いします」


剣は光魔法をかけられ、ギルドに持っていかれることになった。


俺はこのまま家で過ごしても問題ないこととなったので、当日退院となった。


ギルドを出た頃には日が暮れて夜になっていた。


「帰る前にどこか寄る?」


メアが聞いてきた。


(そのまま帰ろう)


そう言いかけた時、


「あそこでピエロさんいるみたいよ!」


「じゃあ見て帰ろうか」


「うん!」


近くの親子が話していた。


ピエロか...大道芸かな?


「大道芸見てから帰ろう」


「そうするか」


俺たちは、親子の後をついていった。すると近くに人だかりがあった。


多分あれが言っていた大道芸かもしれない。


俺たちも行って見てみると、誰かがショーをしていた。


黒と赤の混じった服にクラウンハット、白塗りの顔に涙のような模様の入った目、親子の言っていたピエロはこの人のことだろう。


ピエロはボールを三つ使ってジャグリングをしていた。


ジャグリングを終えるとピエロはメアの方向を見てきた。


メアは、私?と自分を指すとピエロはこくりと頷いた。


メアは観客に見守られながらピエロの前に出た。


ピエロはトランプの札をメアに見せてカードを引くようジェスチャーをした。


メアはピエロに裏向きにして渡すと、彼は自分に見えないよう観客に見せるようにカードを持ち上げた。


どうやらハートの3を引いたらしい。


ピエロはカードを山札に戻してシャッフルして分からないようにした。


その後、彼は顎を持ち上げて考え始め、少しするとひらめいたジェスチャーをした。


すると風船を膨らまし始め、限界まで膨らました後に風船の口を結んだ。


結んだ後、彼は針を取り出し風船を勢いよく割り始めた。


割れた風船からは大量の紙吹雪と共に一枚のカードが落ちた。


その瞬間観客(俺たち)は驚いた。


カードの正体はハートの3が描かれたトランプだった。


ピエロはトランプをメアに渡して一礼した後、観客(俺たち)は盛大な拍手をした。


ーーーーーーー


ショーが終わると、ピエロは道行く大人や子供たちに風船やお菓子を配っていた。


ショーが終わった後にお菓子や風船を配っている事から子供たちからかなり好かれているらしい。


俺とメアはもらったカードを鞄にしまい家に帰って夕飯を済ませた後、眠りについた。


ーーーーーーー


「貴様、かつて私を封印した者と関係あるな?」


どこからか聞き覚えのある声が聞こえる。


今日どこからで聞こえた低音でノイズがかったような声、


俺は瞬時に危機感を覚えた。


そうだ。こいつの名前は魂喰らいの剣(ソウルイーター)


剣を握った冒険者を操り、切りついた相手の魂を喰らい、満足すると握った者の魂も喰らい次握る者を探して移動する危険な剣だ。


(ケン)と仲間で一緒に無力化させて教会に管理を任せたはず...


「なんでお前がここにいる?お前は英雄が封印した剣だろ?」


「ククク、その封印を教会が外したのだよ」


はぁ!?


(ちょっとその話聞かせろ!)


そう言いかけた時、


ーーーーーーー


「......!?」


散らかった机、飲みかけの水が入ったコップ、食べかけのポテチ、


夢から覚めたみたい。


あの夢は一体何だったのだろうか?


とりあえずソファから降りようと足を降すと、何かを踏んでしまった。


足を戻して何を踏んだのか下を覗いてみると、


昨日ギルドに回収してもらった剣があった。


「なんでこれがここにあるの!?」


確かに昨日ギルドに回収してもらった。光魔法で無力化してもらった。


それなのになぜか今ここにある。


俺が困惑していると、


「ただいま~...昨日回収してもらったよね?」


どこかに出かけてたらしいメアが戻ってきた。


「とりあえず、どうする?」


二人で悩んでいると、


チリン!チリン!


誰かが来たみたい。


「はーい、ただいまー」


メアがドアを開けると、


「ウィザール様のお宅でお間違いないでしょうか?」


黒色の執事服、オールバックの髪型、ダンディな顔立ちでいかにも仕事が出来るみたいな感じの人が来た。


「間違いないですが、何の御用ですか?」


メアが質問し返した。


「初めまして。私はクラウンと申します。勇者の適正を持つ剣士リュウ・ウィザール様、その妹である魔法使いメア・ウィザール様、()()()()()によりお二人をお迎えに上がりました。」


「勇者!?国王!?ちょっとリュウ、これはどうゆうこと?」


国王からの招集に剣の対応


...何から手を付けよう...

今後の展開を考えていると、気づいたら2月になっていました。

遅れてすみません。

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