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第一話 異世界人、現代に帰る

始めて書くので言葉に違和感があると思いますがご容赦ください。

113年前、俺はこの世界で勇者として魔王と相打ちとなり死んだ。


戦死した俺は、科学が発展した『異世界』で高校生『村幸(むらゆき)(いさむ)』として生まれ変わった。


高校、大学を卒業後、社会人として一生懸命働き、90歳という長い生涯を家族に看取られながら病気で亡くなった。


そして15年前、国の郊外にある町の夫婦の間に双子の兄として生まれた。

今、俺『リュウ・ウィザール』は15歳となり成人式を迎えようとしていた。


「2人ともいつまで寝ているの!もうすぐ時間よ!」


母さんの声が聞こえる。時間?


俺は布団から出て時計を見てみた。9時か。確か成人式は9時15……一瞬で目が覚めた。


ヤベェ!もう九時だ!家から会場は約20分…完全に遅刻だ...横には妹『メア・ウィザール』がまだ眠っていた。


急いでメアをたたき起こした後、家を出て急いで会場へ向かった。


式を行う会場に着いた頃には、国王の話が始まっていた。

俺はこっそり式の予定表を見てみた。


  ー成人式日程ー

9時15分・会式の言葉及び国王による祝辞

9時30分・成人代表による挨拶

9時40分・職業診断会場移動

9時50分・職業診断開始

10時・診断結果集計および交流会

14時・閉会の言葉解散


良かった、診断まではまだ時間はあった。祝辞には遅れたけど...。


幸い、俺たちの席は一番後ろだったのでこっそりと指定された席に座った。


「私事の話はさておき、この国の歴史について話しましょう。

この王国は1000年前に初代国王が中心となって作られました。

しかし800年後、魔物の脅威が活発となり多くの国が崩壊寸前となり、この王国が脅威を取り除ける最後の砦となっていました。ですが全ての脅威を取り除きれず、87年後、世界は闇に包まれこの国も崩壊寸前になりました。その時、一人の少年が立ち上がりました。」


一人の少年...多分(ケン)のことだろう。


「その少年は3人の仲間を集めて魔王討伐のため国を旅立ち、闇を晴らす希望の光となり人々から崇められました。ですが、少年は仲間と世界を守るため、魔王と1対1で戦い、相打ちとなりこの世を去りました。闇に包まれた世界は一人の少年によって救われました。」


そう言われると恥ずかしいな...。


「この成人式は、少年を忘れないため、そして少年のようになれるようにと110年前に22代目国王によってこの成人式が作られました。」


あぁ、だから勇者の時(あのとき)は成人式はなかったのか。


「そしてこの成人式は...」


その時、司会者が声を掛けた。


「すみません。もうお時間が...」


国王はうなずき、


「この後の予定を無くしてそのまま続けます。では、次は魔法の誕生について話していこうと思います。」


「おい。知っているか。」


「何を?」


隣におる二人が会話をしていた。


「あの国王、建国記念日の祝辞でその後の予定をすべて無くして話を続けすぎて国民全員から苦情が来たって噂があるらしいぜ。」


(演説でもしているのかよ。)


俺はそう思いながら本部席のほうを向いてみると、


「徹夜で考えたのに...」


成人代表の人ががっかりしながら話す内容が書いてあったであろう紙を破りごみ箱へ捨てた。


その後も、国王の話は続き...


「魔法とは、大気中にある...」・・・「...は主に魔力で...」「...もう時間が...」・・・「...現在魔物は...」


この祝辞は14時まで続き、メアや他の人は寝たり隠れて持ってきたおやつを食べたりして聞くのを諦めていた。


俺は頑張って最後まで聞こうとしたが眠気に負けて寝てしまった。睡眠魔法でも使っているのかと思っていると司会者が、


「すみません。もうこれ以上はもう時間を割けません。」


国王は時計を見て、


「おや。もうこんな時間でしたか。以上で祝辞を終了します。」


「やっと終わった...」「いま何時?」「メタルモンスターどこ?」


この祝辞は寝てもおかしくないやつだ。


俺はそう思いながら、9時40分に行うはずだった職業診断会場へ急いで移動した。


幸いなことに、国王のくそ長い演説(しゅくじ)の影響で15時に行うこととなった。

メアとは別々の部屋で行われるので一旦分かれた。

昼食は交流会を兼ねて行われるはずだったので正直お腹空いた。


(早く帰って何か食べたい...)


そう思いながら職業診断が始まった。

診断の内容は、


・水晶型測定器による【基礎能力(ステータス)特殊能力(スキル)測定】

・時間内に向かって来る的を剣や拳で壊す【剣術】と【武術】

・人形型測定器に向かって魔法を放つ【魔術】

・時間内に飛び回る的を射る【弓術】

・向かって来る的から身を守る【防術】


この五つのテストの結果から適任職業が決まる。


俺は前世で剣道部に入っていたから剣術には自信があった。


職業診断が終わり、診断結果は今夜の家に手紙で届くため、俺とメアは近くのレストランに行き食事を済ませて帰路についた。


20時、家に2通の手紙が届いた。

一つはメアのものだった。そしてもう一つは自分のものだった。

手紙を開けて中身を確認すると...


ー診断結果通知書ー


本日行われた職業診断において以下の結果に至りましたことをご報告いたします。


名前 リュウ・ウィザール

適正職業 勇者

適正理由 113年前の英雄であるため


ーーーーーーーーー


...なんで知っているの?

たまに文章を変えるかもしれませんがよろしくお願いします。

誤字脱字があったら報告お願いします。

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