Delighting World Break 第0章② 誕生編 ~世界が、生まれるまでの Ⅰ~
第0章
誕生編~世界が、生まれるまでの~
----------------------------------------------
かつて世界は1つだった。
この世界の最初の起源が何なのか。
それは僕にも分からない。
だけど世界の核となった僕が知る限り…最古の記憶を語ろう。
君たちが暮らしているシンセライズが生まれるまでの。
1億年以上もずっと昔、昔の歴史・・・
シンセライズにも残っていない。
僕たち最古の抑止力…そう、僕たちだけが知っている古き記憶のページをめくろう。
詳しく話すととてもじゃないけど途方もない時間がかかるから、なるべく簡単に伝えよう。
“さぁ、扉を開けてごらん”
----------------------------------------------
~はじまりの世界~
きっかけは分からない。
だけどそこに居た。僕の名前はエテルネル・シンセライズ。
突如何の前触れも無しに生を受けた僕は、この世界で初めて生まれた生物…だと思う。
何故なら僕を生み出したものが何なのかが分からないからだ。
僕が目覚めた時には誰も居なかった。
ただ、真っ黒な空間が永遠に続いているだけだったから。
そして僕は本能的にまずは光を作った。空間を作り、“世界”と呼ぶべきものを作った。
そして僕は生物として当たり前の現象を覚えた。
それは“寂しい”だ。
仲間が欲しい。一緒にこの世界を生きてくれる仲間が。
僕は仲間を作った。
とても知識に長けている者が欲しい。
強くて頼りになる者が欲しい。
優しくて笑顔が似合う者が欲しい。
少しドライだけどいつも気を遣ってくれる者が欲しい
何よりも世界を重んじる真面目な者が欲しい。
そして・・・
どんな時でも一緒に居てくれる。
大事な“友達”が欲しい。
そして、みんなで1つの世界を創りたい。
みんなが笑って楽しいと思える“Delighting World”を。
----------------------------------------------
~ナチュラル~
ナチュラルはとても知識が豊富で、研究や観察が大好きな少年の姿をした神の1人だ。
彼は自然が大好きで、森や川、大地、火山、海。
世界に満ちる自然を見ては感動していた。
そして彼は考えた。
自然も、我々もいつかは朽ちて消えてしまう。
そうなれば、例えば自分の所有する知識はどうなってしまうのだろう。
消えてしまうかもしれない。
それに恐怖を覚えたナチュラルは自らの身体を改造し、自身を無機質な機械のような姿へと改造してしまった。
それは君たちの世界で言う、“UFO”のような姿をしている。右手と左手が宙に浮き、頭には猫耳のようなものがついている。
ナチュラル本人曰く“オシャレ”だそうだ。
天才が故に、考えていることはよく分からない・・・
----------------------------------------------
~ディスタバンス~
ディスタバンスは血気盛んな獣人姿で、神の1人だ。
長く赤い髪、刺々しい2本の頭角。
牛のような尻尾。色々な獣人を混ぜ合わせたような容姿をしている。
自身の力をより高く、高く高めようとしている。
それは何かを制圧するためでも、力で支配しようとしているものではない。
彼はとにかく強く、強くなりたいと願っていた。
そして誰よりも熱血漢で、物事にはよく首を突っ込んでは突っ走る。
こういうのは…何て言うんだっけ?
“愛すべき馬鹿?”
----------------------------------------------
~アーチャル~
アーチャルは竜人の姿をした神様の1人。
他の神様の中でも特にドライで冷静だが、物事を的確に捉え、そして最適解の行動をする理論派だ。
そして、神様の中で唯一の女性個体であり、そう。紅一点というやつだ。
だというのに周りからは可愛さのカケラも無いともっぱら不評である。
本人は「知らないわよ人からの評価なんて」と気にしていない様子だ。
しかし、その裏側には誰よりも優しく気が配れる、頼りになるお姉さんのような立ち位置であることを僕は知っている。
でも彼女はその分とても繊細なんだ。
----------------------------------------------
~レクシア~
レクシアは背中に堅い甲羅を背負った老人姿の獣人だ。
君たちの世界で言うと“二足で歩く亀”だろうか。
立派な髭を蓄え、いつも穏やかな笑顔で皆から慕われている。
彼は魔法が好きで、日々、魔法の研究とメカニズムを調べていた。
魔法には無限の可能性があり、善にも悪にもなる。
だからこそレクシアは魔法を世界の為に使えるように、世界の発展に使えるように。
これから作る世界にも魔法を浸透させたいと願っていた。
----------------------------------------------
~グァバン~
グァバンはナチュラルとそっくりな少年だ。
ナチュラルが挑戦的で活発なのとは対照的で、グァバンは保守的で、物静かだ。
真面目で、世界のことを大切に、真剣に考える。
考え過ぎてたまに頭から煙があがることもあるけれど・・・
でも、世界のことを重んじて真剣に受け止めて…とても頼りになる存在だ。
----------------------------------------------
~ヴァジャス~
ヴァジャスは僕の最高の友人だ。
白いドラゴンの姿をしている。
どんなときでもヴァジャスは僕と一緒に居てくれる。
ちょっと落ち込んだ時もちょっと嬉しい時も、一緒に落ち込んで、一緒に笑ってくれる。
どんなときでも誰よりも僕の心を支えてくれる最高の友人だ。
----------------------------------------------
世界を創るために生み出た僕たち7人の神様は、1つの世界を創った。
“最初の世界”と言っておこうか。
最初の世界はとても不安定だった。
僕たちの力が及ばなかったんだ。僕らは生まれたばかりでまだまだ未熟な神様だ。
産まれた最初の世界には生物が暮らし始めたけど、それもすぐに終わりを迎えてしまう。
世界は割れ、破壊され、塵となって消えてしまった。
僕たちは力をより高め、世界を創り直した。
だけど、僕たちはまだ知らなかったんだ
これからあと何回世界を創り直すのかを。
----------------------------------------------
~折れていく心たち~
もう何度目になるだろう。
10、100、1000、いや、100000?
もう数えることを諦めるぐらい世界を創っては壊れ、塵になっていった。
僕たちはそれでも諦めないと何度も、何度も繰り返した。
だけど、ついにこの繰り返しに嫌気がさした神が手を挙げた。
「私、もう降りるわ」
最初に言い出したのはアーチャルだった。
アーチャルはドライな性格だがとても気配り上手で優しい人物だと知っている。
だが、優しいからこそ、壊れていく世界と、その度に死んでいく世界の人々や自然を見ていられないのだろう。
数えきれない数を繰り返し、それでも我慢してきた。
いつか理想の世界が出来上がるかもしれないからと。だが、アーチャルの心は折れてしまった。
「前から言おうと思ってたんだけどよ。俺も降りるわ。」
アーチャルの言葉に乗っかるように発言したのはディスタバンスだった。
最初はやってやるぜと情熱を掲げて取り組んでいた彼だが、その面影はもう何処にも、カケラも残っていなかった。
「何度繰り返しても一緒だよ。ホント…だりぃわ。」
そんな言葉を残し、アーチャルとディスタバンスは何もしなくなった。
創造を行う人数が減ってしまった僕らに、理想の世界なんてものは出来るわけがなかった。
余計に世界創造は酷くなるばかり。アーチャルとディスタバンスを説得しようものの、その言葉は1ミリも届くことは無かった。
「どうして…上手くいかないんだ…!何が神様だ!何が…世界を創る力だ…!」
「エテルネル。大丈夫。なんとかなる、きっと。」
ヴァジャスはいつだって僕を励ましてくれた。
ナチュラルとレクシアも僕を何度も励ましてくれた。
そんな中、何も発言しなくなったのはグァバンだった。
次は…彼が降りるのか。
いいや、逆だった。
グァバンは死んだような目で語る
「ダメだダメだこんな世界じゃダメだ僕がやらなきゃ僕が僕が僕が」
「グァバン…?」
グァバンの心はとっくに壊れていた。
真面目な彼のことだ。抱え込みすぎてついには世界創造以外のことを完全に封印していしまい、理想の為に全てを捧げ、ついには狂ってしまったのだ。
そして…このグァバンが壊れてしまったことで、ついに世界創造は取り返しのつかない事件を起こすことになってしまう。
これはグァバンが悪いわけではない。
世界を創ろうとしたその強い気持ちが薄れ、あと1人でも欠けてしまえばもはや世界創造は実現されないというところまで来ていた。
その最後の1人がたまたまグァバンだっただけだ。
もし悪い奴を決めろというならば。それは間違いなく僕が悪い。
アーチャルとディスタバンスを引き留められなかったこと。グァバンの心が壊れる前に救ってあげられなかったこと。
だからすべては僕が招いたことなんだ。
これから起こる大事件も…僕が………
----------------------------------------------
この時は、皆が何処か落ち込んでいる様子だった。
「いくよ…」
僕の声に皆は頷く。
その輪から外れて寝転がっているディスタバンスと、後ろを向いているアーチャル。
彼らに見直してもらわなきゃ。
僕は大きな焦りを抱いていた。
そして、ナチュラルとレクシアはいつも通りを意識していた。
だが、グァバンは目を見開いたまま表情が変わらない。なんとも不気味な表情にヴァジャスは怖がっている。
「大丈夫。大丈夫だから。」
5人は手を合わせ、世界創造を始めた。
(どうせ今回も…)
ヴァジャスはそう思った。また失敗する。
グァバン以外の3人は心の端にそんな感情を抱いていた。
僕もそうだ。心の端でそんなことを思ってしまったのかもしれない。
だが、世界創造はそんな僕らの雑念を笑うようにその歯車を狂わせた。
「!?」
突然光の柱が現れ、それは一帯を包み込んだ。
「おい、なんだこれ」
「!」
それに気が付いたディスタバンスとアーチャルは僕たちを見る。
「う、ああああああっ…!」
「こ、これは…!」
「世界が…砕けるッ!?」
「!!」
産まれた1つの巨大な世界は大きな音を立てて砕け散った。
その数は7つ。
そして砕けた世界の破片はそれぞれが世界として独立を始めた。
「こ、これは…一体…!」
「おいっエテルネル!てめぇ何を…!」
ディスタバンスは僕の首を掴んだ。
「わ、わか…!」
僕は何が起こっているか分からなかった。そして“あれ”が起こったのだ。
「ちょ、ちょっとこれ何!?」
僕たち7人の身体がそれぞれ発光しだす。
「ひ、引きずり込まれる!」
ナチュラルがそう言ったすぐのことだ。
ナチュラルは光となり、1つの世界へと飛ばされて行ってしまったのだ。
「ナ、ナチュラル!うおお!?」
レクシアが。
「おい、説明しやがれエテルネル!こいつは―――」
ディスタバンスが。
「あんた…ホント…何したらこうなんのよ…」
アーチャルが。
「僕は違う僕は求めていないこんなのちが――――」
グァバンが。
「み、みんな…!ヴァジャス!」
光の粒子となっていくヴァジャスに呼びかける。
「エテルネル…怖いよ…!どうなっちゃうの…?ううっ…」
ヴァジャスは身体をブルブルと震わせる。そして姿が消えていく。
「う、うああ…ヴァジャス!待って!ヴァジャス!行かないで!」
「エテルネル…助けて…!」
「ヴァジャスーーーーッ!!!」
僕の声も虚しく、ヴァジャスも消える。
----------------------------------------------
7つの世界に1人の神様が管轄する世界になってしまった。
これが僕たちが招いた世界の結果。
しかもそれだけではない。
僕たちは各世界から抜け出すことが出来なくなってしまったんだ。
それぞれの世界に閉じ込められた神々はそれぞれが自身の世界を構築し、世界を創っていかねばならなかった。
そして、その全ての世界の中心となる場所が、僕の居る夢世界“エテルネル”だった。
僕のいる世界と、ヴァジャスが閉じ込められた世界の2つが世界の核となり、それ以外の5つの世界は付帯世界のようなもので…
5つの世界は僕たちの世界にエネルギーを送り、そのエネルギーで僕とヴァジャスの世界が育つ。
核である僕とヴァジャスの世界が育つことで、付帯世界も存続できるという循環を担っているのだ。
そして、僕が居る夢世界エテルネル。
ここは5つの世界の“正”の力をエネルギーへと変換する世界だった。
喜び、笑顔、思いやり、優しさなどの正の力が僕の世界のエネルギーとなり、全ての世界を存続させているようだ。
けど、問題はヴァジャスの方だった。
不運にもヴァジャスが閉じ込められた世界は僕の世界とは全く真逆。
“負”の力をエネルギーと変える世界だった。
悲しみ、怒り、妬み、恨み…そういった良くない力は全てヴァジャスに送られる。
そしてそのエネルギーは世界にとって毒であるため、その変換されたエネルギーは全てヴァジャスの世界に蓄積される。
そして…溜まって行った負のエネルギーの収束点…それがヴァジャス自身だったのだ。
「あああああ!!!やめて!!!こんなの!!!こんなの知らない!こんな感情!!!僕は、僕はァァァァァァッ!!!」
5つの世界の負の力が一斉にヴァジャスを包み込む。
誰かの悲鳴、誰かの鳴き声、誰かの恨みの籠った怒りの声。誰かの叫び、呻き、絶望。
それを一身に受けたヴァジャスの心が壊れたのはあっという間だった。
「あああっ、うああ、ああああっ、ガグッ、ウグォェッ」
「あ、ああ…ヴァジャス…ヴァジャスッ…」
僕は、とんでもないことをしてしまった。
僕は各世界の神々と会うことは出来なくても、声でコンタクトを取ることが出来た。
だからこそ僕は聞いてしまったんだ。
ヴァジャスが苦しみ、涙し、言葉にならない悲痛な声で叫んでいるその悲惨で、自分まで涙が止まらなくなるほどに辛い声を。
「ヴァジャス!ヴァジャスッ!違う!僕は…僕はこんな世界望んでないッ!!やめてくれ…やめてくれ!!これ以上僕の友達を…苦しめないでェッ!!」
僕の悲痛な叫びなど、届くはずがない。
神に祈ったって無駄だ。だって、神は……僕たちじゃないか。
涙も虚しくただ流れていくだけ、何も変わらない。でも、その涙は止まるはずがない。
だって、そんな涙や悲しみなんかより、今ヴァジャスは何万倍も苦しい思いをしているんだから…
----------------------------------------------
やがてヴァジャスの声は聞こえなくなった。
ヴァジャスが今どうしているのかが気になるが、僕にはどうすることも出来なかった。
でも、僕はヴァジャスを助けなきゃならない。だって、ヴァジャスはいつだって僕のことを励ましてくれた、傍に居てくれた大事な友達なんだから…
僕はこの世界のシステムを調べた。
一緒に協力してくれたナチュラルとレクシアの2人と協力して僕たちはこの世界たちについて調べたんだ。
きっとどこかに世界をまたぎ、ヴァジャスを助けだす手段があるはずだと。
そしてたどり着いた結論は…
「僕たちだけじゃ駄目だ。皆の力が必要だ。」
そう、ヴァジャス以外の6人が力を合わせることだ。
「けど、僕ら以外の3人は今のままじゃ力を貸してくれないよ。」
ナチュラルが言う。
その通りだ。
僕は何度も残る3人、アーチャル・ディスタバンス・グァバンに声をかけ続けていた。
だが、それぞれ異なる反応を見せるものの、結論は全員力を貸してくれはしないという結果だった。
「どうせ何をしても無駄よ。放っておいてちょうだい。」
アーチャルは全てを諦め、自分の世界すらも放置。何の管理もしないせいで、世界は不安定になっていた。
やがてそれは他世界への隔たりも歪めてしまい、アーチャルは他の世界と異なり、他の神の管轄する世界に通ずるゲートが開くようになってしまっていた。
だが、そこにはエテルネルとヴァジャスに通じるゲートは存在しない。あくまでも付帯の世界の5つの間だけを繋ぐもののようだ。
アーチャルの世界には最初は人間しか居ない世界であったが、この不安定の影響で他世界から他種族が現れ、人間は数を減らし絶滅。
生態系も大幅に変わってしまい、まるで闇鍋のような状態になってしまっていた。
「うるせぇな。俺はどうやったらこの世界を面白くぶっ壊せるか考えるのに忙しいんだよ。」
ディスタバンスはけだるそうな声で呟く。
ディスタバンスの世界は定期的に世界中を巻き込む大戦争が勃発していた。
時には宇宙から他種族を呼び寄せて侵略させたり、無機物に世界の人々を虐殺させたり、国同士で大戦争を引き起こしたり。
それを数百年の1度行わせては楽しんでいる。
そして、それを必ず打ち破る者が現れている為、ディスタバンスはイライラしていた。
「・・・・・・・・・・・・・」
グァバンは、もはやこちらの声にすら無反応であり、ただ、世界を壊して、違う者に作り変えてをひたすら繰り返していた。
その度にそこに居る生物もろとも吹き飛ばしては、また新しく作り、壊し。
それを何度も何度も繰り返していた。
グァバンはもはや自分の理想が出来上がるまでこれを辞めないだろう。
「どうするんじゃ、エテルネル。このままでは彼らの世界は完全に壊れ…負の力が今よりも激しくなるぞ。そうなればヴァジャスは…今よりももっと酷いことになるかもしれん。」
レクシアは僕に言う。
「…どうする…?」
ディスタバンス、アーチャル、グァバンはもはや神ではない。邪神だ。世界を滅亡に導こうとしている。
現状、今一番負の力が注がれているのは間違いなくディスタバンスの世界だ。
彼の世界は人が1秒に何千人、いや何万人も死に、生き残っている生物に笑顔なんてものは無い。
ただあるのは絶望と悲しみと血だけ。
一時期、種族の入れ替わりでアーチャルも種族戦争が絶えず、負のエネルギーが多く注がれていたが、今は獣人と竜人だけになり、世界は共存の道を歩き出してはいた。
だが、不安定さは変わらない。アーチャルが何もしなけえれば世界はヒビを生み、滅びてしまうだろう。
グァバンでは何度も文明が入れ替わっている。その影響で文明が変わるときはグァバン自らが世界を創り替えてしまっているのでその時に生物が多く死滅する。
この世界も負のエネルギーが多く注がれている。
「彼らをなんとかするには…彼らを説得し、納得させるしかない。」
僕は考えた。
そして、僕はアーチャルの世界の仕組みをヒントに一つの答えを導きだしたんだ。
「ナチュラル、レクシア。一つだけ、手段があるかもしれない。」
「…それは?」
「なんじゃ?」
僕は口を開く。
「…世界中から英雄たちを集めよう。」
これがのちの、“世界統合戦争”の始まりになるのだ。
これが終わったのち、シンセライズが誕生する。
これはシンセライズ誕生までに起こった、Eternity Worldの物語…
お待たせしました。
本格的に第2部始動です。
これ以降は月1~3(ほぼ1~2)で進行していく予定ですので、気長によろしくお願いします。