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Delighting World  作者: ゼル
第五章  ジィル大草原編~望まれなかった命と王となる男~
27/139

Delighting World ⅩⅩⅡ.Ⅴ

Delighting World ⅩⅩⅡ.Ⅴ









Delighting World メインキャラクター紹介 Ver.4.0


メインキャラクター紹介3


~ボルドー・バーン~


・性別…男性

・年齢…51歳

・身長…281cm

・体重…159kg

・種族…竜人(亜血ドラゴン)

・能力…世界唯一の古代魔法の使い手

・一人称…俺様

・各キャラの二人称

 ビライト…ビライト

 キッカ…キッカ

 ヴァゴウ…ヴァゴウ

 レジェリー…レジェリー

 クライド…情報屋

 


ドラゴニアの次期、王となる男。

ドラゴニア現国王、ベルガ・バーンの息子。ベルガが長命であるため、本人もなかなかの中年になってしまっている。

竜人は高齢になってから老化が加速するので、50代でも30代後半ぐらいの感覚である。

故に、ベルガ自身も50代で妻と結婚し、ボルドーをもうけた。


妻のメルシィと共に、生まれたばかりの息子のブランクを連れて世界を回る旅をしている。



ボルドーは英雄バーンから受け継がれた魔力や魔限値をほとんど引き継ぐことなく生まれてしまっただけでなく、竜人の血とドラゴンの血を交えていたバーン家の血のうち、竜人の血を強く受け継いでしまった。

魔限値が低い特性を持つ竜人の血が強いことがあり、魔法がほとんど使えず、最弱の王というレッテルを貼られてしまった。


王になることを辞めたがっていたが、10歳になったとき、生まれて間もないヴァゴウに出会って、自分の運命と戦う姿を見て努力を始めた。

魔法がダメなら肉体をと、肉体を極限まで鍛えたが、魔法も諦めきれず、フリードに協力を仰いだ。

フリードは知識でしか知らなかった古代魔法を知る限りボルドーに伝授し、ボルドーはそれをモノにした。


古代魔法“極限圧縮術”(エクスリストレイ)を使うことで、あらゆる魔法を低魔力で撃ち出すことが出来るようになった。

この古代魔法のおかげで上級魔法でさえも何百発も撃てることになり、最弱から最強となった。






メインキャラクター追加項目


・各キャラの二人称

・ビライト

 ボルドー…ボルドーさん


・キッカ

 ボルドー…ボルドーさん


・レジェリー

 ボルドー…ボルドー様


・ヴァゴウ

 ボルドー…ボルドー


・クライド

 ボルドー…ボルドー





・キャラクターの内面・判明要素の追加

・クライド

 種族…獣人(双血竜人)

 詳細追加…獣人の血が少しだけ強いため、見た目は獣人だが、下半身は竜人のようなごつごつした強靭な足を持つ。

昔、双血の拒絶反応に何度か苦しめられたことがある。


・ヴァゴウ

 種族…竜人(竜人・人間・ドラゴンの重血)

 詳細追加…41年前、ワービルト西部(現在の廃草地)にて、父のドルグラを誘拐し、無理やり性交した魔竜グリーディの間に生まれた。

それから数か月後、グリーディからドラゴニアまで逃げ延びたドルグラはそこで息絶え、ドラゴニアにヴァゴウを託した。

本人は両親のことを知らない。自身は捨てられた子としか思っておらず、母親が魔竜グリーディであることも知らない。


ヴァゴウ自身は竜人と人間の亜血だったドルグラと純血のドラゴンであるグリーディという3つの血を持つ、1年以上の生存率が1%未満である重血の生存者。5歳になるまで毎日のように拒絶反応で苦しみ、何度も心臓が一時的に止まるほどであったが、ドラゴニアの全面協力とボルドーを始めとする多くの人々の応援と協力により、拒絶反応のピークを乗り越えた。


本人としても、生きることを望んでいたので、拒絶反応時期を乗り越えた後は懸命にリハビリに取り組み、言葉を覚え、普通の人と何ら変わりない生活を手に入れた。

しかし、大人になって、安定し始めても起こりうる重血の拒絶反応のトリガーは“精神の異常”であり、これにより血液のバランスが乱れると大人でも拒絶反応が起こる場合がある。起こらない場合もあるためすべてがそうだとは言えない。


ヴァゴウが明るくて豪快でフランクな性格なのは、そうならざるを得なかったという裏側もある。本来ヴァゴウ自身は繊細であり、乱れるとすぐに異常を来す可能性があり、ボルドーはそれを危惧している。

ヴァゴウが拒絶反応を起こさないのは自身のあまりにも不幸な出生を知らないからだとボルドーは言う。



サブキャラクター紹介2



~メルシィ・バーン~


・性別…女性

・年齢…32歳

・身長…161cm

・体重…48kg

・種族…竜人(亜血ドラゴン)

・一人称…私



ボルドーの妻。

出身はドラゴニアではなく、両親も他界しており、友人もおらず1人で細々と暮らしていた。


嫁候補として旅に同行していたが3年前に結婚し、息子のブランクを産んだ。

おしとやかで穏やかな性格で、気品があって上品なのでボルドーとは大きく異なる性格。

それでいて純粋でまっすぐなので、ボルドーに気にいられたようだ。

しかし、ボルドーの妻ということもあって、肝の座っている様子も見受けられるので、その点もボルドーに気に入られたのではないかと思われる。



世界を見て回る旅であったがブランクが生まれたことにより、ブランクの為の旅になったが、ヒューシュタット侵攻の話があるため、純粋なブランクの為の旅が出来ないことに悲しがっている。


~ブランク・バーン~


・性別…男性

・年齢…0歳

・種族…竜人(亜血ドラゴン)


ボルドーとメルシィの子。

まだ生まれてから1年経っていない赤ちゃん竜人。

魔法の適性なども一切不明であるが、ボルドーの子ということもあり、魔限値は低い可能性があるが、ボルドーは古代魔法を教える気満々でいるようなのでたいして気にしていない。

基本的には揺りかごの中で大人しくしていて、あまり泣かない。



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(キッカが読んだ本をまとめた)解説・おはなしコーナー


・ジィル大草原の西に位置する廃草地と魔竜グリーディについて


ワービルト西部に位置するジィル大草原の廃草地と呼ばれる場所。

300年前、突如現れた魔竜グリーディと呼ばれるメスのドラゴンが現れた。

魔竜グリーディは5年に1度、廃草地にあった町や村から男性を1人誘拐し、性交をした。そして子を産んで男性と子を監禁し、食す。

これを繰り返し魔力を300年溜め込んでいた。


魔竜グリーディは力を蓄え、あまりにも強力な存在となりつつあり、ワービルトにも圧力をかけ、手を出さない代わりに廃草地を手放せという要求を呑ませてしまう。

それ以降、廃草地はグリーディが支配する地となり、そこに住む人々もグリーディの魔法により逃げ出すことが出来なくなり、怯える毎日を過ごすことになってしまう。

グリーディの存在によりその地の草原は枯れ、毒素があふれ出る程に腐り果ててしまい、やがて廃草地と呼ばれるようになった。


転機が訪れたのは40年前。

グリーディの被害に遭い死んでいった男性は実に150名以上、生まれた子も合わせて300名以上の犠牲者を生み、更に廃草地に出現した魔物たちの影響もあり、実に1万名以上の犠牲が出ていた。

5年の節目の悪夢の日。グリーディは選定により生贄に選ばれた竜人の男を誘拐。性交に走り、子を産んだ。


食される直前、男は子を連れ出し逃走。これまでも多くの男が逃走を試みたが、成功者は誰一人いなかった。

しかし、その男は遥か遠方のドラゴニア国まで逃げることに成功。

ドラゴニアの人々の懸命な大きな戦いによって男と子はグリーディの魔の手から逃げ出し、それと同時にドラゴニアにも大きな被害が出たが魔竜グリーディを討伐。


男はグリーディ討伐と同時に息を引き取り、子はドラゴニアに引き取られ育ったという。



キッカ「…これがヴァゴウさんだったんだね。」

ビライト「名前までは書かれていない。これがオッサンだったなんて分かるわけないさ…」


クライド「魔竜グリーディの魔力は途方もない魔力だったと言われている。魔法国ドラゴニアでさえも大きな被害が出る程に…な。」



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・魔竜グリーディ討伐後の廃草地について


魔竜グリーディが討伐され、廃草地を覆っていた魔力は徐々に消えつつあった。

だが、失った自然が戻ることは無くグリーディが居なくなったのを皮切りに、我こそはと多くの魔物たちが闊歩するようになった。


町や村はやがて破壊され、そこに住んでいた人々も多く犠牲になったが一部の人々は命からがら廃草地から逃げることに成功し、逃げ延びた人々は今も世界各地に移住し心の傷を抱えながら生きている。


40年経った現在では、廃草地は魔物が大勢おり、誰も住んでいない廃村や廃街が残っているだけであるが、まだ魔竜グリーディの魔力の残骸が残っていることから人が暮らせる地ではなくなり、ワービルトは廃草地の領地復活を諦め、廃草地はどの国の領土でもない地になったしまった。


しかし、ワービルトの地に廃草地が存在しているのは事実であるため、ワービルト国は廃草地に間違って誰かが迷い込まないように、ワービルトはドラゴニアの協力の元、独自の大型の関所と結界を貼って外部の者の侵入を防いでいる。

数か所だけ入れる場所があるらしいが、そこには野営地があり、ワービルト兵たちが侵入者が入らないように守っているという。



キッカ「廃草地…恐ろしい場所なんだね…そんなところにヴァゴウさんがさらわれたかもしれないなんて…」

ビライト「でもオッサンをこのままになんて出来ない…!」

クライド「…今は迎えを待とう。」


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ショートスキット1

~レジェリーの秘密~






ハイアライト野営地に向かい道中、ボルドーの何気ない一言からその会話は始まった。




「ところでよぉ、レジェリー。」


「えっ、あっはい!」

ヴァゴウの事情を聴いた後、気持ちを静めていたレジェリー。

ボルドーは話を変えるつもりで声をかけた様子。


「おめぇの魔力、なんか変わってんな。」

「へっ?あっ、え~っとそれは…そのぉ~」

ボルドーはレジェリーからは何か違うものを感じ取っているようだ。


「なんつーのかな。俺様も魔力感知は言うほど得意じゃねぇからよ。はっきりとは言えねぇけどよ。」

得意ではないとは言うが、魔力感知の能力はレジェリーよりも上であることは間違いない。

ヴァゴウが居なくなった時、ヴァゴウが居なくなった方角を読み取っていたからだ。

クライドも同じで、この2人が特に魔力感知が得意なようだが…


「なんかよ、不思議な感じなんだよな…おめぇ何かビライトたちにも隠してることあんだろ?」

「うっ、流石ボルドー様…誤魔化せないなぁ…クライドもどうせ知ってるだろうし…多分クルト様も分かってるかもしれないし…なんだかねぇ…」

レジェリーは隠してるつもりがやはり隠しきれていない模様。

知らないのはビライト、キッカ、ヴァゴウの3人だけだ。


「えっと、詳しくは…言えないんです。ただあたしは…」

「あー別に詳しく聞き出そうとは思っちゃいねぇよ。ただちょっと気になっただけだ。」

「あ…そうなんだ…クライドと言い、クルト様と言い…深堀はしてこないのはホント助かるけど…」


「ただよ、なんとなくだが…そのおめぇにある変なもんは…“善にも悪にもなりうるモン”だ。」

「…はい。あたしもそれは分かってます。」

レジェリーは片手を胸に当てて深呼吸する。


それを見てボルドーは目を細めてレジェリーに言う。

「だからよ、分かってるとは思うが…」

「はい、“特殊な力を持つ者に伴う責任”ってやつですよね。」

「おう、俺様にも言えることだがな。分かってるなら良いんだ。大事にしろよ。」

「はい。」


ボルドーにも特殊な力がある。古代魔法はボルドーのみが使える特殊な力だ。

レジェリーにも何か特殊な力がある。それが何なのかは分からないが、それもボルドーと同じく特殊な力だ。


特殊な強くて規格外な力は善にも悪にもなる。

力の使い方を間違えるととんでもないことになるかもしれない。

レジェリーもボルドーもそれを弁えて力を使わなければならないのだ。


(…師匠…)


レジェリーは自分の師匠を思い出していた。

(あたし、必ずこの力を良いことに使うから。絶対にこの力は悪じゃない。)


「ボルドーさん、あたし…もっと強くなりたい。あたしは世界一素敵な魔法使いになるんだから。」


「…そうかい。ならば…この騒動が終わったらまたたんまり飯を食わせてやろうじゃないか!!」

「えぇ!?なんで!?」


「ダハハ!強くなるならばまずは飯だッ!たくさん食ってもっと大きく強くならねぇとなァ!」

「あたし女の子なんですけどぉー!!太っちゃうー!」


「いいねぇ、今は緊急事態だが…気を張り詰め過ぎても良くねぇ!今だけ笑っちまえ!」

「ぷっ、もう!ボルドー様ってば!アハハ!」


しんみりした話は笑いになった。

どんな時でも心を潰してはならないのだ。

ボルドーとレジェリーはそんな話をしながらハイアライト野営地に向かうのだった…




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ショートスキット2

~ビライトの異変…?~



ハイアライト野営地に応援を呼びに行ったボルドーとレジェリーを待っているビライトとキッカ、そして怪我をしているクライド。


「…ヒューシュタットは世界を自分たちのものにしたがっているけど…だからってどうして人をあんなにも傷つけるんだろう。」

キッカが呟く。


「…人は誰しも自分を上に置きたいと思う生き物だ。生き残るための本能に近いものでもあるだろう。」

クライドが言う。

「でも…私はそんなこと思わないよ。」

「いいや、それは誰もが思うことだ。規模の違いがあるだけでな。」

「…そうかもしれない。」

ビライトは呟いた。


「そうだろう、例えばお前に好きな人が出来たとしよう。しかしお前以外の誰かもその相手が好きだとする。発生するのは…奪い合いだ。」


「複数の人が何かを手にしようとしたら…誰かを蹴落としてそれを掴みたいという欲求が生まれる…それと同じだってことなの?」

「そうだ。ヒューシュタットはそれを世界という大規模で考えている。ただそれだけのことだ。俺たちと何も変わりはしない。」



「…でも、ヒューシュタットは…人を殺してるよ。私たちは目の前でそれを…見たから。」

キッカはクライドに訴える。

「だがヒューシュタットにとってそれは大した問題ではない。ただの踏み台に過ぎんのだ。」

「そんなの…おかしいよ。それも私たちこの世界のみんなと本質が同じだっていうの?」

「同じだ。皆が考え方ややり方は違えど欲求を満たすために誰かを蹴落とし、殺し…そうやって俺たち生物は生き残ってきたのだ。」


「…でも、私はヒューシュタットのやり方は間違っていると思う…」

「それでいい。」

クライドは即答した。

「え?」

「それがお前の考え方だ。言ったろう。考え方ややり方は違うと。そこに異議を唱えるならば言葉でも良い。拳でも良い。戦えばいい。お互いの信じるものをぶつけて、勝ったものがそれを手にする。それだけだ。」

「…戦うって…」

「そうだ。俺たちは同じ意志を持つ者たちと手を組みあって戦っていく生き物だ。そうやって強い意志を持つ者が世界を変えていくのだ。」

「戦わないと…いけないんだね。」

「そうだ。話し合いなど通じる相手ではない。俺たちの目的はヒューシュタットを倒すことではない。だが、俺たちの目的の前にヒューシュタットが居るのならば、それを何とかしなければならない。」

「…でも私は一度話し合いたいよ…やっぱり戦いは…」


「ならばそうすればいい。それでも通じないのあれば力で示せ。」

クライドの言うことはとてもまっすぐだ。

キッカにはまだ迷いがあるが…

「…きっと簡単なことじゃないよね…私、もっと考えてみる。自分の気持ちと向き合って考えてみるよ。」

「…それでいい。自分の意志、決意を確固たるものにしろ。自分がどうしたいかを考えろ。強い意志は生きる力となり、不可能を可能にする。そして道を切り開く。」

「うん…私…頑張るよ。」


キッカはクライドからのアドバイスを受け、自分の心の整理をすることにした。

誰がどうするからではない。自分がどうしたいか。それが重要なのだと。



ビライトはそれを静かに聞いていた。

(強い意志…か。俺はキッカを助けたい。ただそれだけだ…でもそれだけじゃ…何も守れないのかもしれない。もっと…強くならないといけない…)


ボルドーには誰かの助けを悪いと思わず、しっかり受け入れ、それをしっかり自分の力で返すということを決意させた。

そしてクライドには自分の意志をぶつけ、戦うことも大事であることを教わる。


だが、キッカと同じだ。自分にはまだそれだけの強い確固たる意志は無いのかもしれない。

(でも、キッカを助けたい。この気持ちだけは本物なんだ。だから俺は…絶対にキッカを助ける。その為にヒューシュタットが立ちはだかるなら…!)

ビライトの心臓の鼓動が強くなる。






“コロス?”







ドックン


「!」

「お兄ちゃん?」


「…あ、いや、ごめん。何でもないんだ。」

ビライトの心臓は大きく音を立てている。顔色が悪いようだが…


「…だ、大丈夫、ちょっと心配になってさ。ボルドーさんやレジェリー…オッサンのことがさ。」

「そうだよね…私も心配だけど…でも信じて待とうよ!」

「あ、あぁ。そうだな。」




(なんだ…今の声…何処かで聞いた声…これは……)

ビライトは呼吸を整えた。心臓の音が弱まっていき、元の鼓動に戻っていく。


(…疲れてるのかな、俺…それとも、まだ不安なのかな…)


ビライトはそう思い、虚空を見あげた。






何かが、変だ…



--------------------------------------------------------


次回のDelighting World!!


…クライドだ。

…次回予告だと?

何故俺がこんなことをしなければならんのだ…


ヒューシュタットの襲撃によりヴァゴウが連れ去られた。


ジィル大草原西部に位置する廃草地にて、ヴァゴウは目覚める。


目の前にいたのはヒューシュタットの人間だ。ヴァゴウはそこで自身の生まれを知ってしまうだろう。

アイツは豪快で雑に見えて繊細だ。

その衝撃の出生を知ってしまえば…再び拒絶反応が起こり、命に危険が及ぶ可能性がある。


今、ヴァゴウ主観での出生から現在までの壮絶な人生が紐解かれる。


そして俺たちはヴァゴウ救出の為廃草地へ向かう。

そこで待ち受けていたものは…俺たちの想像を超えるものだった。


次回、第6章、~Episode ヴァゴウ・オーディル 呪われた血~


心を強く持て、ヴァゴウ。お前にはお前のことを想う友が居る。



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