『さん付け』指導に対する批判が多いので、賛成派に回ってみた
後半から主観爆発ボンバー次郎三郎ですので、あくまで個人の意見としてお読みください。
いろんな有名人が批判してますね。世間的にも反対派のほうが多いそうです。なので天邪鬼の私は、賛成派に回ってみようと思います。
ある方がこう発言していました。
『バカな試みだと思います』
あらあら、バッサリですね。自分が考えた対策がバカだなんて言われたら、私だったら泣いちゃいますね。
バカな試みだと思う理由ですが、その方は過去に起きた自殺事件の例を挙げ、『あれだけ陰湿なイジメを"さん付け"で回避できますか? できないでしょ?』と言っていました。
⋯⋯うん。そりゃそうでしょ。『さん付け』だけで回避できるとは誰も思っていないと思います。学校も『さん付け』だけで戦っているわけではないのですから。すごいですよね、学校が他に何も対策していないみたいに聞こえちゃいます。
学校では昔からいろんな人がいじめ対策をいーっぱい考えてきてるんですよ。それでもいじめはまだまだ無くならない。だから試行錯誤して、いろいろ模索して対策を考えているのでしょう。いろんな角度からいじめを無くすためのアプローチをした結果の1つが『さん付け』なのでしょう。そんなに悪いことですかね。
多様性が無くなる、個性が潰されるという意見も多いですね。さん付けしただけで潰れる個性なんて、そもそも最初から無かったんじゃないですか。この校則が無くても、小中学生の中には『さん付け』で呼ぶ子は一定数いたはずです。
ではなぜその子たちは『さん付け』をしていたのでしょうか。その子たちをここに呼ぶ訳にもいかないので真相は闇の中⋯⋯とはなりません。ご安心ください。何を隠そう、なんと、まさかの、驚くべきことに私も子どもの頃から『さん付け』派だったのです!
ということでサンプル数1というとんでもないデータを今から公開しましょう。私が『さん付け』派だった理由、それは無難だからです。さん付けされて嫌がる人がいるでしょうか。いるかもしれませんが、私は見たことがありません。
また、○○さん、の後に強い言葉が続きにくいということも言われています。トラブルやパワハラが減ったりするそうです。ここでも無難に過ごせるというわけです。
サンプル数1の100%私寄りデータの結果によると、とりあえず『さん付け』しておけば無難ということになります。つまりこれを守っておけば可もなく不可もなく、無難な学校生活が送れる可能性が高いというわけです。守らない子も一定数いるでしょうが、そういう子たちは『予備軍』として少々危険視されるでしょう。
となると先に述べた「個性が生きにくいのでは?」という話に戻ります。私はひどいヤツなので、もはや個性が生きなくてもいいのでは? と思ってしまいます。
いじめはとても深刻な問題です。毎日悪人(10年後いじめっ子になる悲しき人間。いや、人にあらず。うんこ野郎)が生まれているわけですが、その子たちに『さん付け』教育を施すことによって1ミリでもいじめが減る未来があるなら私は大賛成です。
簡単に言うと、100人いじめられっ子がいたとして、『さん付け』によって1人でも助かる未来があるのなら、児童全員に無難な学校生活を送ってもらいましょうよということです。
とても過激な思想になってしまいましたが、私の言いたいことは概ね伝わったかと思いますので、それでは〜
失礼しません。書き忘れていたことがありました。みんながさん付けしているのを想像すると気味が悪い、気持ち悪い、という意見が散見されました。
彼らがそう思ってしまうのは、自分たちがあだ名OKで育ってきたからでしょう。絶対に自分たちの時代の方がいい、と思っているからそういう意見が出るんじゃないんですかね。
もうちょっと見守ってみて300年後くらいに本人たちがどう思ったのか聞いてみましょうよ。
分かりやすさを求めた結果極端な話ばかりになってしまいましたが、伝わっていれば幸いです。
ここも反対派の方のほうが多いと思うので、感想に何かしら書き込みたい方もいらっしゃるかと思いますが、実は私はこの話題に興味が全くありません。時事ネタだから乗ってみよう、というTwitterみたいなやつです。じゃあTwitterで言えよって? 仰る通りです。




