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くじ引きで異世界を生きていく  作者: かぐや (ダックス)
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始まりの町

ブックマークしてくれてる

人数の確認方法がわからん。

だれか教えてください。メッセージとか

感想とかで

「目が覚めましたか?」


目を覚ますと目の前には可愛らしい

顔立ちをした同年代くらいの

少女がいた。

顔の距離が非常に近く、

後頭部は何か柔らかいものが当たっている。

あぁ、なんだ膝枕か。

…え?


「おぉ!?」


「きゃあ!」


僕は知らない女の子に

HIZAMAKURAされてたことにたいし、

驚いて跳ね起きてしまった。

少女は当然ビックリして

とてーんという擬音がつきそうな音をたて

転げた。


「ご、ごめんなさい!」


「い、いえいえ、私がビックリしちゃった

だけですから...」


ええこや。


「ありがとう。僕は翔弥。よろしく。」


「私はアリアです。えっと、

『乱れ桜亭』という宿で働いてます。

よろしくお願いします。」


ええこや。 (2回目)

アリアは優しく微笑む。

葵色の双眼、薄い青色の髪の毛。

すごくかわいい

あーやべっ、惚れるわー。

これは惚れるわー。惚れないけど。

ギリ一歩で立ち止まってるけど。


僕はほんの出来心で彼女を

鑑定してみた。


名前 アリア・ソメイヨシノ

LV4

種族 ヒューマ

職業 冒険者ギルド受付嬢 乱れ桜亭店員

犯罪履歴 なし

称号 看板娘

ステータス

体力 100

攻撃 48

防御 41

俊敏 32

魔力 8

魔力保有量 57

スキル 上級料理 上級生活魔法 極下級短剣術

EX(エクストラ)スキル なし

固有(ユニークスキル) なし

加護 なし

装備 なし


この人には苗字があるようだ。

この世界には普通苗字があるのだろうか。

それともこの人の宿が貴族運営なのだろうか。

乱れ桜亭という名前の宿でソメイヨシノという

名前なら十分あり得るだろう。

そしてこの人は冒険者ギルドの

受付嬢もやってるのか。

頑張ってるんだなぁ。


「アリアさんって、どっかの貴族

だったりします?」


「え!?は、はい。もうすでに

財産が残ってなくて名前だけの貴族ですが。

暮らしも皆さんとかわりありませんし。」


なるほど、そういうことなのか。

つまり苗字があるのは貴族以上なんだな。

僕は苗字があるけど、それが許されるのは

貴族だけなら隠しておこう。


「でも、どうしてわかったんですか?

私がきぞくだって。」


「!、い、いやぁ、ははは。」


「話したくないならいいですけど...」


あ、危なかったぁ。

まだ親密になってないもんな。

そこまで踏み込ませるわけにはいかない。

スキルや使える魔法って、きっと

すごく大事だからね。


「ところで、ショウヤさんは

この公園で何をしていたんですか?」


「ちょっと現状の把握をね」


「?そうだ、フレンドカードの

交換をしませんか?折角知り合えたんですし。」


「フレンドカード?」


「知らないんですか?

ステータスと念じながら言葉を放つと、

自分にしか見えないステータスが視界に

写し出されるんです。一番したにある

フレンドカード交換を選択すると目の前の

人もフレンドカード交換を選択したとき、

フレンドカードが自動的に作られるんです。

すると、ステータスカードにフレンドリストが

追加され、そこにその人の名前と、

現在無事かどうかが表示されるんです。」


「なるほど。メリット尽くしだね。

よし、交換しようか。」


「はい!」


僕はステータスと念じる。

すると視界には自分の情報がうつしだされた。


名前 結城(ユウキ)翔弥(ショウヤ)

LV1

種族 ヒューマ

職業 無職

犯罪履歴 なし

従魔 なし

契約精霊 なし

契約悪魔 なし

契約幽霊 なし

称号 四原魔法の使い手

精霊神の溺愛 女神の狂愛

   悪魔神の寵愛 幽霊神の敬愛

ステータス

体力 230

攻撃 111

防御 83

俊敏 76

魔力 600

魔力保有量 2380

スキル

魔法 中級炎魔法 中級水魔法 中級風魔法

   中級土魔法 中級光魔法 中級闇魔法

   夢幻級神聖魔法 上級生活魔法

固有魔法 中級雷魔法 中級氷魔法

     隷属魔法 契約魔法 夢幻級空間魔法

EXエクストラスキル 神級鑑定

夢幻級アイテムボックス 中級調教

固有(ユニークスキル) 賢者

加護 女神の加護

精霊神ニンフラの加護

装備 なし


フレンドカード交換


おいちょっと待て。

魔法関係は色々おかしいのは

もうわかってる。

だがしかしだ。女神の狂愛ってなんだよ。

狂愛ってなんだ狂愛って

あぶなるぎるだろう。

なんだそりゃ。


「あの、どうかしましたか?」


「っうあ、いや、なんでもないよ。」


まだ溺愛までなら許容できよう。

だが狂愛となるとさすがにちょっとね。

まぁ、気にするだけ無駄だね。

さっさと済ませちゃおう。


「はい、交換できましたね。

ではそろそろ私はお家の宿のお手伝いがあるの

で失礼しますね。ショウヤさんは

ここに残りますか?」


「うん、まだやりたいことがあるんだ。」


「そうですか、もし必要なら是非、

私の宿に来てくださいね。では、」


「うん、じゃあね」


やりたいこと、それは、

まだくじ引きをしていない。

くじ引きには3種類ある。

通常のくじ引き、上級くじ引き、

一日一回限定くじ引き。

そして、イベントくじ引き。

いま前の世界ではちょうどクリスマスの三日前に

さしかかっていた。

だからか、現在サンタコスプレの限定キャラや

赤と白の限定武器など色々ある限定くじ引きが

あった。


なぜか、さっきフレンドカードを交換したとき、

紅白券というのがてにはいった。

10枚。

プレゼントとはいわないが、何か渡したから

こうなったのだろうか。

ではさっそくくじ引きしていこう。

まず一日一回の限定くじ引きから、

でてきたのはこの世界の通貨っぽい

金貨が10枚。

袋に入った状態で出てきた。

うーん、ありがたいけど

金貨の価値がわからんからとりあえずは

アイテムボックスにいれておこう。


つぎは20連上級くじ引き。

10づつに分けて行う。

一回目。ていっ

≪UR レナ(戦闘可能メイド) SSSR 固有魔法

神級雷魔法

SR×8 メダル100枚、金貨10枚×2、コピーソード

コカトリスの股肉、上級炎魔法、上級水魔法、

ステータスアップ券、スキル ブリンクソード、

一閃≫


おぉ、URでたか!

レナか、他のくじを引く前に

さっそく召喚してみよう。


券を使うと目の前に白い光が集中していき、

人の形になって終わった。


「始めまして、ご主人様。

私、レナ・シャルファと申します。

レナって呼んでください。

いつでもどこでも駆けつけます。」


「あぁ、結城翔弥です。よろしく。」


シャルファ...どっかで

聞いたことある気がする。気のせいだろう。

出身が出身だ。

そんな名前のやつなんていなかったしな。


レナの声はおしとやかで、

どこかクールだ。でも高くて、可愛らしい。

ちなみに顔は超絶かわいい系。

身長は俺より低め。

んで、かなりアル。

白髪で透き通る黄色の

美しい双眼。アリアも可愛いけど、

こっちもいい。ていうか、可愛さレベルなら

こっちの方が数段上だね。


「んじゃ、残りのくじ引き終わらすから

ちょっと待ってて」


「くじ引き?はい。」


自分がくじで当てられたことは

分かっていないようだ。

まぁ、あとで説明しよっと。

さって、次々~

10連、えい!


≪UR×3 夢幻級時間魔法、夢幻級結界魔法、

フルーレティの凍剣、

error スキル サリエルの邪眼、SSR×2

上級光魔法、上級闇魔法、SR×4 無限水筒、

中級回復魔法、スキル 再生、スキル 不屈≫


僕ってうん超いいのかもしれない。

ん?でもerrorってひとつ、なんだこれは?

直後、ショウヤの目に激痛が走った。

熱い熱い熱い熱い熱い!!

溶ける、溶け落ちる!やばい、し、死ぬ。

レナも突然苦しみだした主を大丈夫ですか!?

と、励ましている。

終わった。痛みはスキル再生に

よってすぐに消え失せた。

ひょっとして、サリエルの邪眼って

やつが原因か?

ちょっとスキルを鑑定。


≪サリエルの邪眼 スキル発動時、

見たものを芯から一瞬にして凍らせる

邪の目。発動者のこのスキルでのみ、

氷を解除することができる。なお、解除には

炎と光の夢幻級複合魔法が必要。≫


ん?すごい力だけど、

バシップスキルじゃないよね?

それだったら僕もうなにもみれないよ?

ここは鑑定できないようだ。

なら、賢者スキルに聞いてみよう。


≪アクティブスキルです。≫


よかった。ちなみに、バシップは常時で、

アクティブは発動型だ。

要するに今回の場合、バシップスキルなら、

見たもの片っ端から凍らせていくことになる。

さらに現在の俺の実力では氷を解除することが

できない。

危なかった。


それと、コピーソードとフルーレティの凍剣を

鑑定してみると、

フルーレティの凍剣が斬ったものを芯から

一定時間凍らせる。そしてこれは

俺じゃなくても神級炎魔法をぶつければ

解除することができるそうだ。

そして恐るべしはコピーソード。

コピーソードを左手に持ち、右手に

もうひとつ剣を持つと、

その剣をコピーし、全く同じものにするという

物だった。俺はすぐさまフルーレティを

コピーしたね。

そしたら手元には夢幻級武器が2つ。

二刀流にしよう。


「そういえばレナは武器とか持ってるの?」


「私はメイド服に暗器を仕込んでいるので

必要ありません。ご心配ありがとうございます。」


暗器?こわっ。

そんな可愛いメイド服にそんなん

仕込まれてんのか。

んじゃ、最後にクリスマス限定くじを、


≪UR×2 レナ.(サンタ) (戦闘可能メイド)

夢幻級光魔法

SR×8 金貨10枚×5 最高級手拭い

上級雷魔法 必中ホレフダ≫


ん?レナが2人になるってことか?

それは実にいいことだ。

暗器がふたつって考えたら恐ろしいけどな。


そして金貨がひどい。

何でこんなことになるんだよ。

さっきまで運が良すぎたからか?

最高級手拭いはうん。

三枚セットだからレナ×2にあげよう。


ではさっそく、まずはレナから召喚。

発動すると、光が“レナ”に集合した。


「え?なに?なにも見えない。」


レナが慌てている。

なんだろ、可愛い。

光が散らばりレナが見える。

レナはお腹とふとももを大胆に露出し、

サンタ帽をかぶり、

赤い長靴を履き、服や靴など所々に

白いモコモコがついた姿になった。

そして、レナはけっこうアル。

だからか、下の方がちょぴっとだけ

大きい胸が見えている。

え、エロい。


いまの自分の姿にレナは気づくと、

顔を真っ赤にしてあわてふためき

始めた。


「きゃぁ!なん、なんですかこれ!?

も、戻して!戻してくださいぃ!

は、はずかしいですぅ!!」


白昼堂々、

誰もいないが公園の奥の方で

所々露出した女性がいるということになる。

さすがにそれは可哀想だ。

戻し方は?

あ、スマホの画面のレナの選択肢に

メイド服とサンタ服がある。

仕方ない。戻してやろう。

眼福だったよ。ありがとう。

メイド服に戻ると

レナは落ち着き、俺に話しかけてきた


「取り乱して申し訳ございません。

突然で驚いたのです。罰は、どうかご容赦を」


「いやいや、罰なんて与えないから安心して。」


「ありがとうございます。

それで...みましたか?」


ん?みたってなにをだ?

特になにも見てないはずだけど。


「えっと、みえてないよ?」


「そうですか。

あの、その、私、胸がちょっと

大きめなので、その、したから

一部見えていたのはわかったのですが、

えっと、乳首のほうが、その、

みえていたのではと、」


もんのすごく顔が赤い。

もじもじしてて可愛い。

特に乳首という辺り、目をぎゅっとつむって

いっていた。目線は下向き、

恥じらいが最も可愛く見える角度だ。

さらにそこから首をちょぴっと落とし、

今度は上目遣いでみてくる。

殺す気か。可愛すぎるだろう。

いますぐ抱きつきたいぜ。


「大丈夫だよ。さぁ、宿に行こうか!」


「は、はい。」


まだ顔をほんのり赤くしたまま

僕のあとをついて行く。

向かう先は宿、『乱れ桜亭』

僕の半歩後ろ、メイドとして、

ベストポジションと言える場所だった。





宿につくと、なぜだか

アリアがレナを睨む。


「あらあらいらっしゃい。

乱れ桜亭へようこそ。私はここで亭主の

奥さんやってるアルナよ。アルナさんとでも

呼ぶといいわ。食事かい?宿泊かい?」


「宿泊でお願いします。

二部屋でお願「なら、一部屋ね!」え?」


アリアが驚愕の表情でアルナをみている。

その後、アルナを思いっきり睨み付けている。

何を余計なことを、という意味でアルナを

睨んでいるのだがショウヤはそれに

気づいていない。

周囲からは天使のアリアちゃんが

アルナさんを睨み付けてるぜ。

なんでだ?など、たくさんの声が聞こえる。

天使のアリアちゃんって呼ばれてんだ。

大人気みたいだな。


というわけで、なぜか

レナと二人同じ部屋に宿泊することになった

僕は、レナに謝ったが、

大丈夫ですよ。とだけ返された。


部屋についてホレフダのことを調べている。

鑑定にきいても不思議な力が込められたお札。

賢者にきいても効果は名前の通り。

もう、やだぁ。

怖いわぁ。名前の意味がわからんから

聞いたのにぃ~。


レナがどこからか戻ってきて、

僕に問う。


「それはなんですか?」


レナが僕の手元を覗きこむ。

手元には二枚の必中ホレフダ。

そのうち一枚が輝き、

姿を消した。


「なんか一枚消えたがこれは必中ホレフダ

っていってな。効果がわからないんだ。

だから処理に困ってるんだよっ!?」


突然レナが僕のことを抱き締めてきた。

何をしているんだ?

というか、胸がっ!その豊かな胸がっ!

僕の背中に~!


「ご主人様、私ではいけませんか?」


「なにが?」


「私では恋愛対象にはなりませんか?

私、宿のアリアという方より胸もあります。

それに、私も自分の容姿は悪いとは

思っておりません。少なくとも、

アリアさんよりは。」


なにを急に言い出すんだ!

と、声に出したいが驚きのあまり声にもでない。

札の効果だろうか。


「ちょっといいかな?ショウヤくん。」


アリアが入ってきた。

勿論、手元にはもう一枚必中ホレフダが

あるわけで、あれ、なくなりかけている。

まさか!?か、鑑定!


≪必中ホレフダ 手に持った状態で

異性に見せるとその異性を自分に惚れさせる。

効果は永続。なお、使用から一時間の間は

使われた相手は発情する。≫


なんだと!?


「ショウヤくん。あのね、いま、

体がとっても熱いの。」


「あら、奇遇ですね、アリアさん。

私もです。わけあいっこしませんか?」


「いいですよ。先、お譲りしますね。」


「ありがとうございます。

では、ご主人様。失礼しますね。」


「ちょっ!ダメだって!一時的な

感情に流されちゃダメだ。もっと相手をよく

考えて!」


「ショウヤくん。私、好きになっちゃった人

いがい、膝枕なんてしないよ?」


「ご主人様、急に一部脱がされて、

好意を抱いてなければ暗器で殺していました。」


へ?

ということは二人ともホレフダを使う前から

僕のこと好きだったってこと?

な、なら別にいいのか?

いやいや、まだ知り合って

一日もたってないじゃないか!


「この国では一夫多妻制が認められて

るから、全く問題ないよ。ショウヤくん。」


「それはいいですね。ご主人様の

ハジメテを頂くのですから第一夫人は

お譲りしますね。」


だが時すでに遅し、

翔弥は二人に捕まり、その日が

終わるまで搾り取られた。

長かったからか、

行為に至るまでがたったの2話でしたね...

前期翔弥は一人称が俺だったので

ときどき間違えて俺と

かいてしまうときがあります。

あったら指摘してくださいね。

シャルファってどこかで

聞いたことあるなー(棒読み)

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