表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/54

死者

「寿命とかじゃなくて、死んで神社で生き返った人間は町から出られない。んでそれだけじゃないその人間が子供をなすとその子孫も外に出られない。俺らはその一族。その一族は改と分かりやすいように付けられる。俺らもう死んでるんだ」

「いやでも」

「言い方が悪かったかな。俺ら街の外では死んでるんだ。それを他所から来た人間は気持悪いと思うんじゃないか?町の人間はそんな事思わない。俺らが命張って妖怪倒してるからそういった人間助けてるから改を増やさずに住んでるからな。でも俺らあんまり改の付かない人間とは親族になら無いようにしてる。町の人すべて外に出られなくなってしまうからな」


 って洋介は笑ってた。これ笑えないよ。


「あんまり変な顔するなよ。だから話さなかったんだからさ。これで事前に言わなかったの分かるか?実際この事に関わってからじゃないと俺はペラペラ話すのが嫌なんだよ」

「何を言えば良いか?それは分からない。でも言って欲しかったはもう思って無いよ」

「それなら良いよ。あのさお前生きてるんだからよ。なるべく俺達に任せろよ。改ついてるからすぐ分かるから。でな改の名前あったからって変な顔絶対するなよ。俺もさ外の事情ってのは外にいった事がある連中から聞いてる。この町のこの部分変な顔する連中そりゃいるらしいよ。でも俺町の中では一度もそんな顔された事は無い。俺ら不死身の戦士って誇り持って今の仕事やってるからな。それにさちょっと話すと外でたら妖術使えないのは聞いてるよな?」

「うん」

「外の世界にも妖怪とは違うがわんさかいろいろ人殺しや獣や化物がいる。外で死んだ人間は神主さんが生き返らせてくれる。結局外に出たら俺らの仲間入りの可能性が高くなる。それなりに世の中上手くできてるのよ」


 あれだけの事があったのに事情を話して、実に淡々と次の人と交代になった。この町では良くある事なんだろう。僕は神社に戻った。


「神主さんが言えなかったのは分かった気がする。あれは本人が言わないと駄目だね」

「まーね」

「この町って皆死んでしまうじゃない?」

「そうでも無いさ。一族の人間は出来る限り血を広げないようにしてる。でもいなくなったら困るんだよ。そういうバランス取って皆生きてる。そしてこの町外から流入がそれなりにあるんだよ」

「外では差別的みたいに聞こえるじゃない?」

「どこにでも一部そんな奴はいるよ。ここそれなりに発展してるからね。そのうち外に出てみてくると良いよ。ただし、早くいろいろ覚えてからね…。今死なれて強制代替わりだと町ガタガタだから」


 今回の事で僕はまた悩んでいた。僕って未練というかこの世界でやりタイ事がマスマス見えなくなってきた。ちょっと何かこの町重くない?いや考えようによっては軽い。死んでもOKOK。また生き返るからー。どうなんだろう?それで良いのかな?つかーさ僕だけこれリスク高くない?いやまても僕もある意味死んでるな…。だから神主さんああも僕の命軽く見てるのか。自分もそうだったはずだもんな。


 僕は出来る限り洋介達改の人に任せて無理なく戦闘していた。ただ歴代の人が残してくれたものが便利すぎて僕強すぎた。死んでもいいやとは思ってないけど、だからって僕は彼らを命がけで守ろうとはさっぱり思ってなかった。それでもほとんど死ななかった。僕すごく強いから。だって優秀な戦士である歴代の転生者が磨いてきた妖術そのまま使えるんだから。それでも僕は見習いだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ