継承
「祐一他の転生者の町の事を知りたくない?」
「そりゃ知りたいですよ。」
「昔からの話と最近モルトへの派遣隊から総合した話をすると、モルトからそう遠くないばしょにあるそうだ。10KMも離れてない」
「それ神主さんが言ってた話と違いますね」
「あんまり離れてると大陸どんだけ広いんだ?って話しになる。その辺りの全体像は知らない。10KMは十分に離れてると思うよ。後地方の町って小さい。以前話した大きな町って隣接してると圧迫感があるぐらいの町になる。これは見た事が無いから日本からの想像になる。小さな町の点在は争いの元になりにくい」
「歴代の人間がどういう人間か?知らないけど日本人じゃないかもしれない」
「何故?」
「中央にピラミッドの様なものがあるらしい。見たわけじゃなくて聞いた話なので目立つ部分しか分からない。日本人じゃないだろこれ?魔法と違う術がどんななものなのか?とかこういうのは全く分からない。後明確にわれわれとは人種が違う。おそらく黒人に近い」
「それ変な話ですね。転生者がそうだとしても住人は別でしょ?」
「歴史が長くて権力者の一族が多いってのは?」
「確かに」
「私はね、転生者の町の点在が魔法でまとまった国家が出来なくなってる原因のひとつじゃないか?とも思ってる。町が距離はなれて点在してる以外に分断されてるんじゃないか?と思ってる守るには鉄壁だからね。すべてがどれだけ発達してるか?分からないけど魔法とは比べ物にどれもならないはずだからね。それゆえ思ったより数多くあるんじゃないか?と見ている」
昔と違って行って見たいはあまりなかった。そのためいろいろ無理するのが面倒だったから。ただ知りたいというのはすごくある。
「神主さん、境界線が結局変わらないなら壁を作ったらどうですか?外の農家とはきちんと出入り口と作れば良いですから」
「難しいな全く変化が無いのか?といわれると困る。下手したら壁の中に妖怪が出てきて何の意味があったんだ?となってしまう」
「この境界線が広がるのやっかいですね」
「そうとも言え無いんだよな。文化的発展が弱いならきちんと人口に応じて境界線は広くなって暮らしやすくなる。逆に文化的発展で生活レベルが上がって暮らしやすくなるのもアル。狭くなるのはやっかいだが、広がるのはかなり歓迎だからね」
「以前センサーとか見回りロボとか考えていたのでついね。龍子たちだとそんな事させたくないし」
「妖怪発見したら連絡ならもっとシンプルで良いよね」
僕は妖怪退治はいやではなかったけど、出るのが分かってるのだからもっと対処上手くできないのか?と不満があった。これだけはイマイチ昔から思ってて発展しなかった。
「あのさ祐一龍子とはどうなの?」
「え?」
「すぐ譲渡されるわけじゃないから予約は出来るんだよ?」
「そういう意味ですか。だって彼女神主さんにべったりだからな」
「私の代に居なかったのも分からないでもないね。でも嫌がるとは思わないよ?彼女祐一に譲渡させるためこんな後から生み出されたのは理解はしてるから。君が嫌でもこればかり面倒見てほしい可愛そうだ。祐一が言い始めたから決意したのもあるから」
「もちろん数は多いほうが良いです」
「二人目ほしいって確か言ってたよね?」
「そういう言い方じゃ無いですけど。分かりました話してみます」
「娘に対する親心とかそういうのじゃないからね?むしろ歓迎してるから」
「神主さんから言われたけど、龍子さんと早くリンクしないのか?と」
「私はいつでも良いですよ?」
「そうなの?僕の事嫌なのかと思ってた」
「今は主人じゃないし、これからも1番になる事は無いと釘を刺しただけです」
「でも神主さんから意向でとかじゃないの?」
「グダグダと…祐一はどうなの?」
「僕は龍子さん嫌いじゃない」
「じゃ良いでしょ」
という事でリンク成功したと思う。
「龍子から聞いたよー」
「そんな話するんですか?」
「別に親子じゃないし。あのさ代替わりの直前まで全くリンク発生しないから言わないと分からないからね?」
「だからって…、そういえば覗いて無いですよね?」
「そんな趣味悪くないよ…、君次の人にそんな事したら駄目だよ」
「やりませんよ」
意識し無いようにしてたけど、妙に神主さん代替わり気にしてる。急激に譲渡が進んでなんとなくそろそろなのか?と意識してしまってる。多分神主さんこんな強引に進めない。何かあるのかな?と意識してしまう。




