写真館
神主さんいろんな人を呼んでお披露目となった、この人達を使っていろんな人で調査するってことだろう。僕がやって見せて真似させたて見たらもう一つ。
「じゃ皆さん紙を持ってください」
予めこうなるんじゃないか?と用意しておいた。
「ここに画を描く様に目に映った映像を写してください」
僕が率先してやってみた。確かに紙に写すほうが簡単だ。ただ微妙に色合いが悪い。あの変な材質調整してくれるんだな。これは結構な数が出来た。しかし僕に較べてイマイチ。そこでいろんな人に話して上手い人を探してほしいと伝えておいて解散となった。後々神主さんを通じて一人の人を紹介された。佐竹仁美。都合が良かったまだ若いどこかで働いてるわけじゃなくて町の人や外の人の写真を写してそれで手数料を貰って商売をし無いか?と話してみたらやってみたいといわれた。ただ最初はタダ働きでこちらでお金を出すからと話しておいた。まず写真を写すそれ自体をどんなものか知らないといけないから。当然だが、やればやるほど彼女の写真はよくなっていった。町の人にもまだ知らない人には写真の術を教えておいた。それによって逆に彼女の写真の出来の良さが分かるから。誰だって良い写真がほしいから。後は外の人に伝わっていけば完成となる。これをいつものように僕らの町の本屋さんの所で写真館として商売を始めた。お金を払っても写してもらうサービスにはすぐになった。彼女が出張してそこら中で写真を写してくれたもの大きかった。そもそも町ではそれなりに上手い人が写真を写す習慣が定着しつつあった。後は外向けに起動が乗ればと撤退した。ただ、その前に暗い場合にはこれを使ってと光の術を教えておいた。これは思ったとおりすぐ出来た。これは何かしら使えるかもしれないのでいずれ町の人に教えた他方が良いと思う。僕が思わない面白い使い方を考えてくれるかもしれないから。
一つ不満が残った。また現代文明を妖術で代替する程度しかやれなかった。こうじゃないんだ。それでも僕が開発した術が商売になった。今までは譲渡された術を応用しただけだった。ついに一つの階段を上れた。後は現代文明を超えた術の使い方をしてみたい。後日談。僕は何を勘違いしてたのかと悔しくなるが持ち帰る事が出来ると勘違いをしていた。それで大きく儲けられると想定してた。しかし彼女に任せて置いてよかった。それを考慮して写す遊びとしての価格設定にしてくれて持ち帰れない事を事前に話しておいてくれた。彼女の機転のおかげで助かった…。僕が余計な事を言わないでよかった。写真自体は上手く行ったが町の外の人に向けたサービスとしてはあまり大きな儲けにはならなかった。
フォローがしたかった。外の人の向けにエアコンを作ってつけた。これは前からそれほど難しくなかった。店の人の面倒が多少増えるので避けていただけで、しかもこれ町の人は自分で氷とか火の妖術で応用できた。元々簡易的な冷蔵庫が妖術で作られていたのでその応用。ポイントは外の人に向けたサービスで、便利なら町の人も真似してくれれば良いっておまけだった。いつもと逆だがこれは特に問題が無いと思う。町の人だけだとあまり有効じゃないので外の人が集まりやすい場所に設置するのが目的だった。
あまり場所をとらずに遊べると言う点で卓球やビリヤードの様な室内スポーツを取りあえず作ってみた。しかしこれは妖術の介入が多少玉の軌道に問題があるので、禁止と言うしか無かった。外の人も楽しんでくれたらあんまりこの町の人とはやらないほうが良いかもしれない。テーブルゲームには心配が無かった、以前考えたがこのアイデアを没にしたのは妖術の関係からだった。ただ町の人間同士なら妖術禁止で通じるだろう。問題は信用の問題に過ぎなかったから。外からやってきた人がこの町の人を信用できると思えなかった。ちなみに妖術は外の人間も覚えれば出来る。私達転生者以外基本この大陸の人間は全くかわらなかった。違うのはこの境界線内では魔法が使えなくて妖術だけ使えるという点だった。そうじゃないと外から定住した人間が妖術の恩恵を受けられない。そこもこの町に外から定住しようと言う人を誘うための魅力の一つだと僕は考えていた。実際どうなのか?は良く分からない。
ボーリング場でも作るのか?そろそろ限界だった。写真が思いのほか重要だった。スマホの登場で写真が弱くなったとはいえそれでまだまだ写真店は多い。意外と日本は写真が重要な店の1つだった。そして何よりこれはそういった技術が無い地域ではかなり大きなものだった。残念だ。写真は残すことが重要だった。この町には合わないものだった。この町の中で閉じたものを現代文明の刺激で外貨を稼ぐかつ町の人も享受できるもの。後はもう観光ぐらいだ。観光ならそもそも特異なこの町は僕が来る前から発達している。それは初代の遺産だ。結局貿易やモノこれらはどうしても町の外に持ち出す必要があった。これが全部アウトだったのが大きい。外の物を加工しようにも私にそれだけの技術と知識が無い。




