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写真

「洋介見た見た?」

「凄かったな」

「これをやりたくてずっと近接戦闘をしてた」

「でも祐一ならあれぐらい出来るんじゃないか?」

「どうだろうほんの少しの差なのかもしれないけど壁を越えた気がする。細かく話すと爆発系と火系って同根だけど微妙に違う。僕爆発系を最大火力では使うから純粋な火ならあれはすごいレベルだと思う」

「それ違うのか?」

「違うって明確に言えない微妙さがある。明確にするためには土系の岩を爆発させるのが手っ取り早いけどあれ威力は落ちるんだよね。ああもう早く終らせたいなそんな感じだったけど、今純粋に消し飛べってなってた。気持ちの問題なんだと思う」


 一つ壁を抜けた気がする。思ったとおり譲渡が増えていた。神社に戻ると神主さんがニヤニヤしてた。


「一皮むけたね」

「何か上から目線嫌ですね。僕歴代最強って自負があるのですけどね…」

「その思い上がりが駄目だったんだろうね」

「まあアドバイス的確でした。最初何言ってるんだ?って思ってましたけど。古典スタイル学びました。僕の方が戦いって面では強いのですけどね」

「大事なのは譲渡だからねー」

「良かったと思います。明らかに僕の代で飛躍的に戦闘の妖術向上しました。歴代のスタイル踏襲して成長していたら多分こうならなかったでしょう」

「セレンディピティだね」

「まあそんな所です」


 遠回りした事をからかわれたので反発する部分も合ったけど、お互い嬉しかったと思う。さて次はいよいよ。僕が町のためになる術を生み出す事かな。つかー譲渡の後するんだよな。でもなんとなくまだまだ譲渡時間が掛かりそうなので以前からずっとやりたかった事をやってみたかった。


 第一の候補は今回の事で思いついた光。雷と火と似すぎてて無かったというのが意外なのと戦闘にこれ使えると思わなかったんだろうな。これは初代のせいだと思う。元々光が力と言うのは西洋的な魔法の発想。和風の妖術だとそう思わなかったんだろう。取りあえずはまず目くらましからスタートする。前もって出来るか?試しておいたけど戦闘で使うのは初めて、当たり前のように光を使っていたけど、これは自信が合った。むしろ今まで無かったのが不思議。僕も雷とか火で代用しようとしてた。ただある方法を思いついてこれは絶対妖術として確立すべきだと思ったから。それはレーザーだ。高い攻撃力だった。一撃必殺ぐらい強い。範囲が狭い分攻撃力は高い。大きな敵には確実に強みになる。ただこれ和風の世界観壊すんだよな。悪いのは神主さんあれよりマシだろ…。


 さて問題はこれをどうやって生活に利用するか?目くらまし程度の一瞬しかとりあえず上手く行かない。それが便利に使えるか?と言うと写真写す時ぐらい。そういえば写真無いなそのうち考えるか。今ちょっとやってみたら出来た…。頭で目で見たイメージを具現化するって思ったら出てきた。材質はなんだろうなこれ。後問題は僕以外がつかえるか?だ。これ商売敵居ないからもし使えたら金になるかも。肖像画って確か金になる。あれの代わりだとするとかなり便利だ。妖術はイメージとの相性がすごく良い。だから直感的に出来ると思った。問題はこの意味不明な材質だろうな。取りあえず電灯は保留して写真のフラッシュにするか…。


「神主さんちょっと見ててください」


 神主さんを見ながら僕は写真を作った。


「何これ?」

「いや神主さんでしょ…。鏡ぐらい見た事あるでしょ」

「いや私死んでからなんとなく怖くて見てないんだよ」

「じゃ不味い事したかな…」

「いや良いよ気分の問題だから。確かにいわれて見ると私だと思う。何故こんなものが?」

「やだな写真ですよ。妖術で作ってみたんですよ。これなら出来そうじゃないですか?」

「いやこれ戦闘でどうやって使う…」

「僕らだけですかね?」

「妖術らしさはあるよね。劣化したものなら可能かもね」

「前から戦闘に幻影とか使えないかなと思ってました。僕の場合分身とか人形使えますけどね…」

「無理矢理な理由付けだがやってみるか」


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